Hot Rod Hearts / ホット・ロッド・ハート (Robbie Dupree / ロビー・デュプリー)1980



Ten miles east of the highway
Hot sparks burnin' the night away
Two lips touchin' together
Cheek to cheek, sweatshirt to sweater

ハイウェイから東に10マイル進んだあたり
熱い火花が夜じゅう燃え上ってる
2つの唇がともに触れ合って
頬を寄せ合い Tシャツはさらに汗ばむのさ

Young love, born in a back seat
Two hearts pound out a backbeat
Headlights,
somebody's comin'
Got to move,
Keep on a runnin'

若者たちの恋がバックシートでまた一つ
2つの心臓がドキドキいってるんだ
ヘッドライトの灯り
誰かがこっちに来たよ
さあ 動き出さなきゃ
そうやって走り続けるのさ

With the hot rod hearts
Out on the boulevard tonight
Here come those hungry sharks
Up from the bottom for another bite

恋したい熱いハートの若者たち
大通りを外れて愛し合うのさ

ほら お腹を空かせたサメ達が来たよ
おこぼれをもらおうと群がってるんだ

Schoolgirl brushes her hair back
Blue jeans can't hide the bare facts
Bad boy knows where to find her
Runs the light,
sneaks up behind her

スクールガールは髪を後ろにとかしてる
ブルージーンズじゃ本当のことは隠せない
悪ガキは女の子の居場所を知っていて
灯りに集まってきては
後ろから忍び寄るのさ

Hot rod hearts
Out on the boulevard tonight
Here come those hungry sharks
Up from the bottom for another bite

恋を求める熱いハートの若者たち
大通りを外れて今夜集まってるんだ

ほら お腹を空かせたサメ達だよ
一口欲しくて我先に争ってるのさ

True believers
livin' on the borderline
They're just dreamers
killin' time
(They're just killin' time)
Killin' time
(They're just killin' time)
Killin' time
(Out on the borderline)
Times are hard

恋に盲目なヤツらは
ギリギリのところで生きている
夢を追って生きてるのさ
そうやって時間を過ごしてる
(無駄に過ごしてるんだ)
時間がただ流れていく
(暇つぶししているだけさ)
それだけなんだ
(崖っぷちからもがいてる)
甘くない世の中さ

for those hot rod hearts
Out on the boulevard tonight
(Here come)
Here com the hungry sharks
Up from the bottom for another bite

いつまでも恋に恋してる僕たち
今夜も大通りから外れて集まって
(ほら来たよ)
お腹を空かせたサメたちが
あちこちでおこぼれを狙ってる

Girl with the hot rod heart tonight
Girl with the hot rod heart tonight
(Keep runnin')
With the hot rod hearts
Out on the boulevard tonight

恋したい気持ちの女の子を求めて
恋したい気持ちの女の子を探して
(走り続けよう)
恋したい気持ちの者どうしでね
今夜 大通りから
ちょっと外れた暗がりでね…

Songwriters LA BOUNTY, BILL / GREYER, STEPHEN
Lyrics c Universal Music Publishing Group

ホット‐ロッド(hot rod)
米国の若者たちが中古車の部品を寄せ集めて手作りした、主として加速力を競い合う高性能車。(デジタル大辞泉)
up-from-the-bottom=たたきあげの.
bare fact=ありのままの事実
true believer=狂信者、熱狂的な信者

Released in 1980
US Billboard Hot100#15
From The Album"Robbie Dupree"

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★この記事は過去記事のリバイバルです!「夏うた」特集です。

夏に聴きたい曲!素敵な「2発屋」、ロビー・デュプリーです。

全米6位の「Steal Away(ふたりだけの夜)」は以前和訳しましたのでロビーのプロフィールを含め、こちらをどうぞ
そしてもう1曲は、「ふたりだけの夜」に続けてシングルカットされた「Hot Rod Hearts」です。

◆この曲はTop40ファンの皆さんも思い入れ・想い出深い曲かと思います。全米チャートでいうと私めの師匠でいらっしゃいます"ヒロクシン"さんも"これが正しい二番煎じ曲"で、この曲を筆頭に挙げられておりました(笑)。
「二番煎じ曲」の定義はいろいろとありますが、ヒロクシンさん曰く、

〇最初の曲の方が 二番目の曲よりもインパクトがあり 曲自体の完成度も高い と 評価されている

が、 しかし

「自分は 最初の曲よりも 二番目の曲の方が 好きだ」 という曲。

おおっこれはよくわかるな~!

洋楽ファンの皆さんのなかには、ロビーの最大ヒットとなった"Steal Away"は知っていても、"Hot Rod Hearts"を知らないという人はいるのではないでしょうか。また、ロビーをご存じの皆様、"Steal Away"も"Hot Rod Hearts"も両方好きだと思うのですが、どっちか1曲といった場合に"Hot Rod Hearts"の方かな?という人もいらっしゃることでしょう。これが"二番煎じ曲"のひとつの定義です。(ほかにもあるのでヒロクシンさんブログをご参照)。"Hot Rod Hearts"は"Steal Away"と並んで、よくできた80年代POPS、とても人気の高い曲なのです。

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◆"Hot Rod Hearts"という言葉の上手な日本語は…ちょっと浮かばなかったなあ。"Hot Rod"で辞書を引いたら"加速力を競い合う"という説明があって、ピンと来るものがありました。今の草食男の世代の皆様(僕の長男の世代だ)にはなかなかわからないかと思うのですが1980年頃の夏頃、夏!といえば"恋"!だったのです。その舞台は"海"であったり""避暑地"であったり、もちろん"ディスコ"っていうのもあるけど。男の子も女の子もとりあえず夏になると…そこに行くのです(冬はスキーね)。"Hot Rod Hearts"は「競い合って"彼女を見つけよう"と急ぐ若者の心」ということだと思うのですよ。これを短く詩的にいい言葉、ないですかねえ(^▽^;)。また、"お腹を空かしたサメ"が"一口食べよう"と群がって…はちょっと和訳に自信なし…。

◆曲の最後には、時代は移り変わり"愛だの恋だの言ってられない時代"になりつつあって、"Hot Rod Hearts"の持ち主たちにとっては厳しくなってきた、なんて歌詞も出てきます。でも最後には"Girl with The Hot Rod Hearts"と繰り返し歌われる…いよいよ"肉食系の女子"出現か!? なんて思ってしまいました。

◆ずっとロビーの自作曲かと思っていたら、ビル・ラバウンティ(とステファン・グレイヤー)の作だったんですね。(ビル・ラバウンティは"This Night Won't Last Forever"の作者です)。

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作者の目は、この時代の若者の恋を"暇つぶし(Killin' Time)でもいいじゃないか、若い時は沢山恋をしろよ、お前ら!"と応援しているように思います。

◆ウィキペディアによると、2011年にロビーは All Star Rock concert seriesに出演。このツアーは
John Cafferty,
Orleans,
David Pack (Ambrosia),
John Ford Coley,
Jimmy Hall of Wet Willie,
Joe Lynn Turner,
Joe Bouchard
が勢揃いらしい…あのー行きたいんですけど、日本にゃ来ませんよね(-_-;)。

◆"ホット・ロッド・ハート"が最高位15位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For Week Ending October 11, 1980

「地獄へ道連れ」(よく考えるとすごい邦題)が1位。バーブラwithバリー・ギブはやはり強いな。"Woman In Love"が2位に急上昇です。4位・5位・6位のベテラン勢はコンスタント。8位「ザナドゥ」。映画の評価はさておき、この曲はオリビアとE.L.Oの双方の良さが、始まりからエンディングまで生きた素晴らしいポップスだと思います!

-1 1 ANOTHER ONE BITES THE DUST –•– Queen
-2 7 WOMAN IN LOVE –•– Barbra Streisand
-3 3 UPSIDE DOWN –•– Diana Ross
-4 2 ALL OUT OF LOVE –•– Air Supply
-5 5 DRIVIN’ MY LIFE AWAY –•– Eddie Rabbitt
-6 6 LATE IN THE EVENING –•– Paul Simon
-7 8 I'M ALRIGHT –•– Kenny Loggins
-8 10 XANADU –•– Olivia Newton-John / The Electric Light Orchestra
-9 11 REAL LOVE –•– The Doobie Brothers
10 4 GIVE ME THE NIGHT –•– George Benson

15 16 HOT ROD HEARTS –•– Robbie Dupree

◆Solid Goldのステージより。ロビー・デュプリーはひょうひょうと歌うんだなあ(笑)。
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◆ブルースハープの長いソロのあと、おおっこのおっさん(失礼)がロビー・デュプリーだったんだ(笑)。2013 Indiana State Fair
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◆"Hot Rod Heart"のアコーステッィクVer.。ちょっとコーラス部分が残念な感じだが(笑)。なかなかよい。
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◆屋外ステージでの"ふたりだけの夜(Steal Away)"そして"Hot Rod Hearts"。ステージ前で若者たちが踊る皆さま…ただし疲れてか?後半は少なくなります(笑)
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Robbie Dupree
・ヤフオク!

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
ふたりだけの夜
Robert Dupree

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コメント

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No title

懐かしい~!80年代初頭はAORサウンドに嵌っていたのでロビー・デュプリーもよく聴きましたね~。3~4年間くらいのブームでしたが・・ドライブ用のカセットテープを沢山作りました。

ドライヴ用カセット

1980年ですよね!そのカセットには、
エアサプライ、クリストファークロス、ルパートホルムズ、アンブロージヤ、ボズスキャッグス、JDサウザー、あとは何を録音してたかなー?だいたい合ってますかね(^o^)
レンタルレコードも大流行りでした。

2曲目のヒット

ロビー・デュプリー、ホント典型的な(?)2発屋でしたね^^
「Steal Away」の大ヒットのあと、この曲「Hot Rod Hearts 」を聞いた時、ヒットは難しいかなと思いましたが、以外にも(?)最高15位まで行くかなりのヒットとなりました。改めて聞くといいポップスです。ヒットしたのもわかります。
だいぶ年を取られましたが今でも声は素晴らしいのですね。

Hot Rod Hearts

星船さん、コメントありがとうございます。"Hot Rod"という言葉は聞いても、"Hot Rod Hearts"という言葉は、この曲のタイトルでしか耳にしたことがありません。僕は"Hot Rod"=中古の部品をあれこれ組み合わせて、性能を競いあったりする中古車、ということから、「恋したい、恋人がほしいと気持ちがあせる若者の心」のような解釈をしましたが、合ってるのかな…(^▽^;) 1年経った今、考えてみると、もう少し「古い部品を使った最新機能の中古車」ということから、"Hot Rod Hearts"には、「今も昔も、恋する若者の心は変わっていない。見かけは今風だったとしても・・・」というニュアンスも入れた方がいいかな?なんて思います。