Edge Of Seventeen / エッジ・オブ・セヴンティーン (Stevie Nicks / ステイ―ヴィー・ニックス)1982



Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
oh ooh ooh

まるで白い翼を持った鳩のように
歌を歌うの
あの娘が歌っているように
Oh ooh ooh

Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
Oh baby oh said oh

まるで白い翼を持った鳩のように
歌を歌うの
あの娘が歌っているように
Oh ooh ooh

And the days go by
Like a strand in the wind
In the web that is my own
I begin again
Said to my friend, baby
Nothin' else mattered

月日は過ぎて行く
風のなかの岸辺のように
蜘蛛の巣に捉えられていたのは私自身
また思い出すのよ
私は友達に こう言ってたわ
"ベイビー 関係ないのよ"って

He was no more than a baby then
Well he seemed broken hearted
Something within him
But the moment that
I first laid …
eyes …on…him…
all alone…
on the edge of…seventeen

そのとき彼は
ただの幼い子どもに過ぎなかった
彼のなかの何か
心が傷ついていたようだった
初めての瞬間のこと
…彼に…魅かれたの…
私はひとりきり
私は17歳になったばかり

Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
Oh baby oh said oh
Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
Oh baby oh said oh

まるで白い翼を持った鳩のように
歌を歌うの
あの娘が歌っているように
Oh そう歌うのよ ooh
まるで白い翼を持った鳩のように
歌を歌うの
あの娘が歌っているように
Oh 歌うのよ ooh

I went today
maybe I will go again tomorrow
And the music there
it was hauntingly
Familiar
When I see you doing
What I try to do for me
With the words from a poet
And the voice from a choir
And a melody
nothing else mattered

今日も行ったの
たぶん明日もまた行くでしょう
そこには音楽がある
忘れられないほど
馴染んだ曲なの
あなたが演っていた音楽は
私が演りたかったものだった
詩人のような言葉で
聖歌隊のような歌声で
そしてメロディも…
他のことは関係なくなった

Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
Oh baby oh said oh
Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
Oh baby oh said oh

まるで白い翼を持った鳩のように
歌を歌うの
あの娘が歌っているように
Oh そう歌うのよ ooh

The clouds never expect it
When it rains
But the sea changes colors
But the sea
Does not change

雲は何も望まないのよ
それは雨が降ろうとね
でも海は色を変えるの
海そのものは変わらなくても

And so …with the slow …
graceful flow… of age
I went forth… with an age old
…desire…to please
On the edge of…seventeen

そして ゆっくりと
穏やかに年月は過ぎて行く
私も一つ年を取り
誰かを喜ばせたいと思うようになったの
私はまだギリギリ17歳だった

Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
Oh baby oh said oh

まるで白い翼を持った鳩のように
歌を歌うの
あの娘が歌っているように
Oh そう歌うのよ ooh

Well then suddenly
There was no one left standing
In the hall yeah yeah
In a flood of tears
That no one really ever
heard fall at all

そして突然のように
ホールには誰も
残っていなかったのよ
涙の雨が流れ落ちたけど
誰も雨が降る音を
実際に聞くことはなかったわ

I went searchin' for an answer,
Up the stairs and down the hall
Not to find an answer
Just to hear the call
Of a nightbird singing
Come away come away

私は答えを求めて
階段を昇り ホールに降りたりしたけど
どこにも答えは見つからず、
ただフクロウの歌う呼び声が
聞こえただけだった
"おいで おいで"って

Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
Oh baby oh said oh

まるで白い翼を持った鳩のように
歌を歌うの
あの娘が歌っているように
Oh そう歌うのよ ooh

Well I hear you in the morning
And I hear you at nightfall
Sometime to be near you
Is to be unable to hear you
My love
I'm a few years older than you

そうよ 今朝もあなたの曲を聴いた
日が暮れるときもあなたの曲を聴く
ときどきあなたのそばにいると
あなたの歌を聴けなくなってしまうわ
大好きなあなた
私はあなたよりも少し年上

Just like the white winged dove
Sings a song
Sounds like she's singing
Oh baby oh said oh

まるで白い翼を持った鳩のように
歌を歌うの
あの娘が歌っているように
Oh そう歌うのよ ooh

Songwriters NICKS, STEVIE
Lyrics c Sony/ATV Music Publishing LLC

strand=(海・湖・川などの)岸,浜.
hauntingly=忘れがたく
graceful=優雅な、上品な、しとやかな、
go forth=出て行く、出発する
flood of tears=涙の雨
night bird=夜鳥(フクロウなど)夜遊び人

Released in 1982
US Billboard Hot100#11
From The Album"Bella Donna"

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8月の月イチ・マックはスティーヴィー・ニックスの番。この曲"Edge Of Seventeen"はステーヴィーのファースト・ソロ・アルバム"麗しのベラ・ドンナ"からのヒット。いや~、和訳が難しかったです。

◆ただ、この曲、作られた背景のエピソードがインターネット上にそれなりにありました。この曲を理解するにはこれらのエピソードを知っておくといいかと思います。

◎タイトル"Edge Of Seventeen"について

アルバム"Bella Donna"にはトム・ペティ&ハートブレイカーズのトム・ペティやマイク・キャンベルが参加していますが、スティーヴィーがトムらと親しく交流していたときの話しです。"Edge Of Seventeen"というタイトルはスティーヴィーとトム・ペティの奥さんのJaneとの会話から生まれました。

 スティーヴィーがジェーンに"あなたとトムはいつ出会ったの?"と聞いたところ、ジェーンは"17歳のときよ"(age of Seneteen)と答えたのですが、ジェーンの発音は南部のひどいアクセントがあってスティーヴィーには"17歳の曲がり角よ"(edge of seventeen)と聞こえたそうです。スティーヴィーは"ジェーン!今の忘れてちょうだい、"edge"っていいわね。"edge of seventten"って素敵よね(Perfect)。私それで歌を書こうと思うんだけど、いいわよね?あなたの名前も曲のクレジットに載せちゃうわね!


…といってホントにアルバムライナーノーツに名前を載せちゃってます。

◆また、歌詞の内容についてですが、1980年の12月8日はジョン・レノンが凶弾に倒れた日。ちょうどその週にスティーヴィーのおじさんである"ジョナサン"も癌のために亡くなっています。この2人の死がスティーヴィーにこの曲を書かせたようです。アルバムをプロデュースしたジミー・ラヴィンはジョン・レノンと本当に仲のよい間柄だったようで彼を励ますこともしたかったとのこと。
Rolling Stone誌によるとスティ―ヴィーは次のように言っています。

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歌詞の"And the days go by like a strand in the wind"という部分は、おじのジョナサンの病気の進行がとても早かったことにビックリして私が戸惑ったことを表しているの。また'I went today... maybe I will go again... tomorrow'の部分はジョナサンが亡くなるまえに彼に会いにいったこと、そして最後は自分の家で優しい音楽をかけながら、自然と魂が肉体を離れていきやすくしたことを歌っているのよ。"白い羽を持つ鳩"は肉体を離れた魂のこと。2人のジョン を失ったことは私にとってどんなにショックだったことか…。'I hear the call of the nightbird singing..... come away ... come away....'のように聞こえたの"


叔父=ジョナサンの死については上記のようにコメントがありましたが、ジョン・レノンについては特に触れられてはいませんでした。でも、ジョンの音楽を聴いたときの感動などが歌詞にあらわれてますよね。

◆"17歳"はジェーン・ペティがトムと出会った年齢の話であって、スティ―ヴィーにとっては意味のない年齢のようですよね。"edge Of…"も本当は"age of…"だったということなので、あまり真剣に意味を解釈しようとしなくてよさそうですが、歌詞のなかで彼女は1歳年を取る(with an age old)ことになるので、最初の"Edge Of Seventeen"は"17歳になったばかり"で、後半は"まだギリギリ17歳"と訳しました(-_-;)。歌詞全体では、スティーヴィー自身が幼い頃から物心つくようになり、誰かを喜ばす音楽を作りたいと決意したこと(desire to please)、そしてジョナサンとジョン・レノンの死を経て、彼らより1つ年上になったスティーヴィー自身が回想して歌っている場面が目に浮かびます。
スティーヴィーはステージでも"白い鳩のように"歌い踊りますが、これは大好きだった人達の魂を慰める意味も込められているのかなと思いました。

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◆"Edge Of Seventeen"が最高位11位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending April 17, 1982

ジョーン・ジェット姐さんが1位を続けます。女子強し!2位はゴーゴーズ。3位はインストナンバー「炎のランナー」。7位ヒューイ・ルイス、この頃売れ出したんですね。8位バーティー・ヒギンズ「キー・ラーゴ」。日本では「哀愁のカサブランカ」で有名ですね。

-1 1 I LOVE ROCK ‘N ROLL ??? Joan Jett and the Blackhearts
-2 2 WE GOT THE BEAT ??? The Go-Go’s
-3 3 CHARIOTS OF FIRE ? TITLES ??? Vangelis
-4 4 FREEZE-FRAME ??? The J. Geils Band
-5 5 MAKE A MOVE ON ME ??? Olivia Newton-John
-6 6 DON’T TALK TO STRANGERS ??? Rick Springfield
-7 10 DO YOU BELIEVE IN LOVE ??? Huey Lewis and the News
-8 9 KEY LARGO ??? Bertie Higgins
-9 7 OPEN ARMS ??? Journey
10 8 THAT GIRL ??? Stevie Wonder

11 12 EDGE OF SEVENTEEN (Just Like the White Winged Dove) ??? Stevie Nicks

◆映画「スクール・オブ・ロック」にて。お堅い校長ロザリーもジューク・ボックスで"Edge Of Seventeen"をかけると…"私、この曲大好きなの!"と意気投合!(^-^;
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◆Live with the Melbourne Symphony, 2006
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◆「Bela Donna」から4枚めのシングル"After The Glitter Fades"。スティーヴィーのあの素敵な"けだるさ感"がしっかりと出てます(^-^; 全米最高位32位でした。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Bella Donna
・Wikipedia Edge Of Seventeen
・http://www.nicksfix.com/

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スティーヴィー・ニックス
これまでのソロ曲のDVDもついているベストです。

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コメント

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ベラドンナ

ギターの感じがカッコよくて好きです。
スティーヴィーニックスってカントリーもいいですね。
(レザーアンドレース)

夏の終わりになるとREMのNightswimmingが聴きたくなります。
ベリンダカーライルのCircle inThe Sandも外せません。
めった様はそういう曲ありますか?

夏の終わり…

ににさん コメントありがとうございます。この曲はスティーヴィーの曲のなかでもサウンドがロックしてますよね。ただ歌詞を味わってみると、大好きな人が別な世界に旅立つのを見届ける歌…そう思って聴くと、サウンドの力強さやステイ―ヴィーのボーカルもなお味わい深いものがあります。
僕のイメージする夏の終わりの曲…は2013、2014年の9月に結構やっちゃいましたね。やっぱり「セプテンバー」(アースではなく邦楽チューリップの方)、「ボーイズ・オブ・サマー」(ドン・ヘンリー)、「アイ・キャン・リメンバー」(ラズベリーズ)ですかね。ににさんの夏の終わりは…「海」のイメージでしょうかね!? 「Nightswimming」と「Circle In The Sand」…はい、どちらも聴くならこの季節ですよね。和訳もしてみようかな…!
ありがとうございました。

No title

Edge of seventeen の訳しかたが素晴らしすぎ。なったばかりにギリギリ。ありがとうございました。

勝手な受けとめ

takさん、コメントありがとうございます。僕自身がその物語を受け止めようとして、勝手な解釈、思い込み和訳をする部分がたくさんあるので、ご承知おきくださいね。スティーヴィーの歌詞は難解のものが多いです(^_^;)