Stranger In Town / ストレンジャー・イン・タウン (Toto / トト)1984



I remember it was late one night
in the middle of a dream
Woke up in a pool of sweat
thought I heard a scream

Ran over to the window sill
stuck my head out for a peek
Dressed in black was a man
I didn't recognize
Running down my back street,
my heart skipped a beat

ある遅い夜のこと
僕は夢を見ていたときだった
汗ぐっしょりで起きたのさ
悲鳴が聴こえたような気がしたんだ

窓のところに走り寄って
頭を突きだしてのぞいたんだ
するとまっ黒な服を着た
見知らぬ男がいたんだ
裏通りを駈けていったんだ
僕は心臓がどきどきしてしまった

You better watch out,
there's a stranger in town
You better watch out,
there's a stranger in town
You better watch out
when he comes around
Don't make a sound

気をつけろ
町に見知らぬヤツがいるぞ
気をつけろ
町に怪しいヤツがいる
油断するなよ
ヤツが近づいてきたら
物音もたてるんじゃないぞ

The morning paper
and the head-lines read
"Danger to the queen"
Buckingham Palace better tighten things up
The son of a bitch is mean

朝刊の1面の見出しでは
"女王陛下が危ない!"と書かれてた
バッキンガム宮殿は警備を強めた方がいいって
馬鹿げた話だよ

Vendors on the corner just doin' their job
Acting like nothing's new
Scotland Yard's still looking for him
But he doesn't leave a single clue,
what can we do?

街角の行商人も自分らの仕事に夢中
何も変わったことないようにふるまってる
ロンドン警視庁はいまだに
そいつを探してるけど
なんの手がかりも残されてないんだ
僕たちに何ができるんだい?

You better watch out,
there's a stranger in town
You better watch out,
there's a stranger in town
You better watch out
when he comes around
Don't make a sound

気をつけろ
町に見知らぬヤツがいるぞ
気をつけろ
町に怪しいヤツがいる
油断するなよ
ヤツが近づいてきたら
物音もたてるんじゃないぞ

Who's this man who fell out of the sky?
What's he done and where's he live?
How can a man who's a criminal
be a hero to the kids?

空からこぼれ落ちてきた この男は誰?
何をしてどこに住んでいるんだろう?
罪のある男がどうしたら
子どもたちのヒーローになるんだろう?

The old couple swear that the Ripper's back,
they say it's him all right
The young girl says it's Jesus
and he won't be back again tonight
I wonder who's right ?

年老いたカップルは
"切り裂きジャック"が帰ってきたと断言
間違いなくヤツだってそういうのさ
若い女たちはキリストの再来だと話し
もう今夜は再び現れないと言っている
いったい誰が正しいのか?

You better watch out,
there's a stranger in town
You better watch out,
there's a stranger in town
You better watch out
when he comes around

気をつけろ
町に見知らぬヤツがいるぞ
気をつけろ
町に怪しいヤツがいる
油断するなよ
ヤツが近づいてきたら
物音もたてるんじゃないぞ

You better watch out,
there's a stranger in town
You better watch out,
there's a stranger in town
You better watch out
when he comes around
Don't make a sound

気をつけろ
町に見知らぬヤツがいるぞ
気をつけろ
町に怪しいヤツがいる
油断するなよ
ヤツが近づいてきたら
物音もたてるんじゃないぞ

Songwriters DAVID F PAICH, JEFFREY T PORCARO
Lyrics © SPIRIT MUSIC GROUP

window sill=窓敷居,窓台
stick out=突き出す、突き出る

Released in 1984
US Billboard Hot100#30
From The Album"Isolation"

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 トトの「アイソレーション」。アルバム発売と同時のこの曲「ストレンジャー・イン・タウン」がシングルカットされて、よくラジオでかかっていました。日本のレコード会社もだいぶプッシュしていたんでしょう。友達が発売と同時にすぐに買ったので、僕はその人から借りて聴きました。

◆ビデオを観て、ようやく歌詞の意味がわかりました。
"よそ者"にたいして閉鎖的な町。「怪しい黒装束の男がこの町のどこかに忍び込んだ」という噂が噂を呼んで、"切り裂きジャック"だとか"キリスト"とか、色々な噂話になっていきます。コーラス部分は噂そのもの。"気をつけろ!町には怪しい男がひそんでる。そいつの姿を見つけても、見つからないように音を立てるなよ…"。

Who's this man who fell out of the sky?
What's he done and where's he live?
How can a man who's a criminal
be a hero to the kids?

の部分。納屋?に潜んでいた男は子どもたちに"聖書"を読むことができた。優しい横顔。しかしすぐにその顔もゆがんでしまいます。子どもたちの前で逮捕…となってしまいます。

◆ウィキペディアによると、この歌詞とビデオは1961年の映画"Whistle Down the Wind(汚れなき瞳)"をモチーフにしていると言います。映画の解説を抜き出すと…

田舎に住む3人の子供たちと逃亡者の物語。負傷をした男が納屋に隠れているのを見つけた子供たちは、彼をイエス・キリストの再来と信じこみ、匿うことにした。しかし裏切りによってその秘密が明らかになり、子供たちは大人たちに「救出」される。そして逃亡者には過酷な運命が待ち受けていた。子供の信頼、断罪、もろい楽観主義の寓話であるこのミュージカルは、観る者の魂を揺さぶる。

たしかに、そのまんまなんですね!

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◆この曲の作者はTOTOのデビッド・ペイチとジェフ・ポーカロ。ボーカルをとるのはデビッド・ペイチです。トトのボーカリストはこの「アイソレーション」からファーギー・フレドリクセンに代わるのですが、この曲のレコーディングのときはまだボビー・キンボールが参加しています。ただし実際にはもう解雇されていたということなのでクレジットは"ゲスト・ミュージシャン"になっています。
 またジェフ・ポーカロですが…23年前の1992年の8月5日に天に召されています。享年38歳。自宅の庭で殺虫剤を散布後にアレルギーで心臓発作を起こし急死となっています…。R.I.P。

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*アルバム「アイソレーション」はピクチャーレコードも発売されたんですね。

◆この曲のPVですね。出演は俳優のBrad Dourifが務めています。
↓↓↓↓↓


◆2015年5月のロンドン・アポロシアターでのライヴから。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Isolation
・Wikipedia Stranger In Town
・TOHO Music ホームページ

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Isolation Import
TOTO

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コメント

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No title

実はまだ小生TOTOを一回も紹介していないんですよ。ヒット曲が多過ぎることと、80年代産業ロックの象徴に見えているからなのかもしれません。今年10月10日トトの日としてデビュー記事を書こうと思っております。まずはホールドザラインかな・・(苦笑)

あれから23年…

ジェフ・ポーカロが亡くなってから早23年……生きていたら、もう60歳過ぎてるんですよねぇ……それだけ私も年を取ったということか(苦笑)。

TOTOの歌詞は、もちろん普通のラブ・ソング的なものも多いけど、この曲や"Africa"のような、他の作品からインスピレーションを得て作られたものがあって、シュール(?)なものが割りとあるような気がしています。(メンバーの誰かが魔術的なものに傾倒していたような気がするのですが…。)

私は"ISOLATION"以降のアルバムはあまりよく知らないのですが、"Africa"を最初に聴いた時、何となくアーネスト・ヘミングウェイを思い起こさせられたのですけれど、当時、確かジェフ・ポーカロが、「レイ・ブラッドベリの短編小説にインスパイアされた」といったようなことを言っていた記憶があります。

恐らく、それはブラッドベリの「キリマンジャロ・マシーン」という短篇だと思っているのですが、この短篇はブラッドベリがヘミングウェイへのオマージュとして書いたものだと思います。

なかなか、他のポップスの歌詞、とりわけブラコンなんかには見られない歌詞だと思います。

お待ちしております

RWさん、TOTOの回をお待ちしております。「まずはHold The Lineから」は問題ない!?ですが、そのあとどのように展開するか…ですね。この曲、およびアルバム「Isolation」は「中編」になりますかね。

下調べに着手

みけたまちびさん、TOTOおよびジェフ・ポーカロさんへの愛情を感じるコメントでした。名曲「Africa」はまだ未着手。歌詞の意味も深いだろうと、ちょっと近寄りがたいもの(!)があったのですが、ヒントをありがとうございます。下調べから開始しようかなと思います!