Baby Don't Get Hooked On Me / 愛は心に深く (Mac Davis / マック・デイヴィス)1972



Girl, you're gettin'
that look in your eyes
And it's startin' to worry me

なあ おまえの目をみりゃ
俺にだんだん惚れ始めてるのがわかる
そいつは俺を悩ませるのさ

I ain't ready for no family ties
Nobody's gonna hurry me

俺は家族を作るつもりはないし
誰も俺をせかしたりしない

Just keep it friendly, girl,
'cause I don't wanna leave
Don't start clingin' to me, girl,
'cause I can't breathe

なあ 仲良くやっていこうぜ
俺は別れたくないんだ
俺にまとわりつくのはやめてくれよ
息が詰まっちまうから

Baby, baby,
don't get hooked on me
Baby, baby,
don't get hooked on me
'Cause I'll just use you
then I'll set you free
Baby, baby,
don't get hooked on me

ベイビー ベイビー
俺のこと好きになるんじゃないぜ
ベイビー ベイビー
俺に はまるなんてよしておけよ
だって 俺は
おまえを都合よく使っては
バイバイするだけなんだからさ
ベイビー ベイビー
俺はやめておけよ

Girl, you're a hot-blooded woman-child
And it's warm where you're touchin' me

おまえは熱愛タイプのおませな娘だな
おまえに触れられると熱くなっちまう

But I can tell by your tremblin' smile
You're seein' way too much in me

だけどおまえのひきつった笑顔を見りゃわかる
おまえは俺には重たすぎるぜ

Girl, don't let your life
get tangled up with mine
'Cause I'll just leave you
I can't take no clingin' vine

なあ 俺の人生に
巻き込まれるようなことはするなよ
だって俺は離れていくことになるからさ
俺はまとわりつかれるのはイヤなのさ

Baby, baby,
don't get hooked on me
Baby, baby,
don't get hooked on me
'Cause I'll just use you
then I'll set you free
Baby, baby,
don't get hooked on me

ベイビー ベイビー
俺のこと好きになるんじゃないぜ
ベイビー ベイビー
俺に はまるなんてよしておけよ
だって 俺は
おまえを都合よく使っては
バイバイするだけなんだからさ
ベイビー ベイビー
俺はやめておけよ

Songwriters Davis, Mac
Lyrics c Sony/ATV Music Publishing LLC

family tie=族縁
get hooked on ~=~に夢中になる ~にはまる
tremble=人・手足などが震える,身震いする
see=交際する、デートする
way too~=すごく~すぎる
get tangled up=すっかりこんがらかってしまう
clinging vine=張り付いている蔓(つる)→他人に頼る人

Released in 1972
US Billboard Hot100#1(3)
From The Album"

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ラジオ番組「全米トップ40」では数カ月に1度、スペシャル・プログラムがあって、過去のヒットのランキングを教えてくれたりするので、逃してはなるものかとカセットに番組ごと保存したりしてチャートの勉強(!)をしていました。そのとき、過去ヒット曲のサビ・コーラス部分を繋ぎ合わせたものをメドレーで流してくれるのも楽しみでした。

◆そのなかでこの曲「Baby Don't Get Hooked On Me」もやはりコーラス部分が使われていて、記憶に残りました。「邦題は"愛は心に深く"っていうのか」、「全米1位を3週続けた大ヒット~名曲なんだな!」とインプットしました。邦題から言っても「ラヴソング」なんだなと思っていました。いつかは訳そうという候補曲の1つでありました。でも…。

◆こういう歌詞だとは思ってなかったな~(^▽^;)。「俺にホレちゃいけねーぜ」って、そんな感じ。Paul Youngの「Wherever I Lay My Hat」もそんな曲だが、邦題は「愛の放浪者」。これはあながち間違いじゃない邦題だが、こっちは「邦題の誇大広告」、というか「間違った邦題」…だな!

Mack davis

◆マック・デイヴィスはカントリーのシンガー・ソングライターであり俳優。エルビス・プレスリーへの楽曲提供などでも知られています。俳優としては映画「スティングⅡ」などにも出演していて、今でもバラエティ・ショーやブロードウェイ・ミュージカルなどでも活躍しています。

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◆1973年のビルボード誌のインタビューでマック・デイヴィスがこの曲についてこう話しています。

プロデューサーのリック・ホールの依頼でこの曲を書いたんだ。それも"フレーズの繰り返し(hook)"があるようなシングル向けのものを作ってくれって話だったんだ。まず最初に書いたのがこの曲の中に出てくるフレーズであり、メロディ・ラインだったんだ。これを聴いたリックはまだ曲も完成していないのに「ウン。これはきっと1位になりそうな曲だよ。レコーディングしよう!」と言って行動を開始したのです。

マック・デイヴィスは"hookのある曲"ってリクエストされて、印象に残るフックを作りましたが、歌詞の上でも"hook"って単語を用いて曲を書いたんですね!そのシャレたあたりも、この曲のヒットの要因なのかな?
*ちなみに音楽用語で「フック(hook)」って、「楽曲において、リスナーの耳を惹き付けるような、キャッチーなメロディーやリズム・パターンといった印象の部分」(Webサイト"音楽用語集"より)を言うんですよ。

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◆歌詞に出てくる"clingin' vine"なんて熟語も意味が面白かったです。

◆"愛は心に深く"が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 23rd September, 1972

スリー・ドッグ・ナイトに代わって1位になります。トップ10には名曲ばかり。ギルバート・オサリヴァンとエリック・カルメン(ラズベリーズ)、マイケル・ジャクソンが同じチャートにランクインされている!のを見るだけでコーフンものです( ゚Д゚)!

-1 2 BABY DON’T GET HOOKED ON ME ??? Mac Davis
-2 1 BLACK & WHITE ??? Three Dog Night
-3 4 SATURDAY IN THE PARK ??? Chicago
-4 5 BACK STABBERS ??? The O’Jays
-5 3 ALONE AGAIN (Naturally) ??? Gilbert O’Sullivan
-6 13 BEN ??? Michael Jackson
-7 16 EVERYBODY PLAYS THE FOOL ??? The Main Ingredient
-8 9 HONKY CAT ??? Elton John
-9 12 GO ALL THE WAY ??? The Raspberries
10 7 ROCK AND ROLL (Part 2) ??? Gary Glitter

◆な、なんだ…?水槽のなかで歌うマック・デイヴィス。魚が寄ってくるけど…ああ、Don't Get Hooked On Me (俺に釣られるんじゃないぜ)ってことか(笑) 豚の鼻をした人魚!?
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◆「Rock & Roll(I Gave You The Best Years Of My life)」。1975年に最高位15位のヒットとなりました。(この曲が最後のトップ40ヒットとなってしまいました)
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◆マック・デイヴィスがエルビスに提供した楽曲「In The Ghetto」。1969年に全米3位のヒットとなりました。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Baby don't Get Hooked On Me
・ビルボードNo1ヒット1971-1985 下(音楽之友社)
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)
Little More Action Please 1970-1985 Import
Mac Davis

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