Angie Baby / アンジー・ベイビー (Helen Reddy / ヘレン・レディ)1974



You live your life in the songs you hear
On the rock and roll radio
And when a young girl
doesn't have any friends
that's a really nice place to go

ラジオから流れる
ロックン・ロールばかり聴いて
あなたは毎日を過ごしてるのね
友達も誰もいない若い女の子にとって
ラジオは本当に素敵な遊び場ね

Folks hoping you'd turn out cool
But they had to take you out of school
You're a little touched you know,
Angie baby

みんなあなたが最後には
まともだったらいいのにと願ったけど
学校から追い出さなきゃいけなかったの
ちょっとおかしい子なのよね
アンジー・ベイビー

Lovers appear in your room each night
And they whirl you across the floor
But they always seem to fade away
When your Daddy taps on your door

毎晩あなたの部屋に恋人達が現れて
あなたをお部屋でくるくるまわすのよ
でもお父さんが部屋をノックすると
いつもみんな
いなくなってしまうようなのよ

Angie girl, are you all right?
Tell the radio goodnight
All alone once more,
Angie baby

アンジー あなた大丈夫?
ラジオに"おやすみ"って言わないとだめよ
そして もう一度ひとりぼっち
アンジー・ベイビー

Angie Baby,
You're a special lady
Living in a world of make-believe
Well, maybe

アンジー・ベイビー
特別な女の子なの
"見せかけの世界"で暮らしてるのね
ああ おそらく…

Stopping at her house is a neighbor boy
With evil on his mind
'Cause he's been peeking in Angie's room
At night through the window blind

彼女の家の前で足を止めたのは近所の少年
心にちょっと良からぬことを考えてるわ
だってアンジーの部屋をのぞき見してる
夜中にブラインドの隙間から

I see your folks have gone away
Would you dance with me today?
I'll show you how to have a good time,
Angie baby

きみの友達がいなくなるのを見ているよ
今日は僕とダンスをどうだい?
僕がきみを楽しませてあげるから
アンジー・ベイビー

When he walks in the room,
he feels confused
Like he's walked into a play
And the music's so loud
it spins him around
'Til his soul has lost it's way

アンジーの部屋に歩いていくと
遊び場に入り込んでしまったようで
彼は困惑してしまったの
音楽は大音量
彼はあっちこっちとグルグル
彼はそのまま生気を失ってしまったの

And as she turns the volume down
He's getting smaller with the sound
It seems to pull him off the ground
Toward the radio he's bound
never to be found

彼女が音量を下げたとき
彼は音楽とともに身体が小さくなっていった
床に引っ張られるように見えたわ
彼を縛り付けるラジオの方に行き
そして姿が見えなくなった

The headlines read that a boy disappeared
And everyone thinks he died
'Cept a crazy girl with a secret lover
Who keeps her satisfied

新聞の見出しは少年が行方不明と報じたわ
みんな彼が亡くなったんだと思ったの
一人の頭のおかしい少女をのぞいては…
彼女は秘密の恋人に満足させてもらったから

It's so nice to be insane
No one asks you to explain
Radio by your side,
Angie baby

"頭がおかしい"ってとっても便利
誰も説明を求めたりしないから
ラジオはいつもアタシの友達
アンジー・ベイビー

Angie Baby,
You're a special lady
Living in a world of make-believe
Well, maybe,
well, maybe,
well maybe

アンジー・ベイビー
あなたは特別な女の子
"見せかけの世界"で暮らしてる
ああ おそらく…
そして たぶん…

Songwriters O DAY, ALAN EARLE
Lyrics c Warner/Chappell Music, Inc.

turn out=結局~になる、結局~であることがわかる
tuched=Urban Dictionary:A person thats not quite right in the head or insane is touchedbe touched

Released in 1974
US Billboard Hot100#1
From The Album"Free and Easy"

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1974年に全米1位になった「アンジー・ベイビー」。本当に不思議な、怪しい歌ですね…(^▽^;)。

最後の方の歌詞、

It's so nice to be insane
No one asks you to explain
Radio by your side, Angie baby

については僕はアンジーは結局「頭のおかしいふり」をして、わざと人との接触を避けているんだとしましたが、それでも実際に少年がいなくなった、のはどう解釈すればいいんでしょうね?実は夢のまた夢、ってことで、その少年もまた彼女が作り出した妄想だったとか?。
この歌の最後がどういう意味なのかは、シンガーのヘレン・レディも作者のアラン・オディも明らかにしません。"一人ひとりが想像してね"っていうことになっています!

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◆本日、5月17日は作者のアラン・オディの命日。(ドナ・サマーの命日も5月17日)アランは僕のブログでは何回も登場していますよ!
Undercover Angel(本人が歌って全米No1)
Theme From "BIG WAVE" (山下達郎)
Rock and Roll Heaven(ライチャス・ブラザーズに提供)

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(ウィキペディア"アラン・オディ"より)

アラン・オデイ(Alan O'Day, 1940年10月3日 - 2013年5月17日)は、アメリカのシンガーソングライター。1977年に、本人の作詞・作曲・歌による「アンダーカバー・エンジェル(Undercover Angel)」が、全米No.1ヒットとなった。また、1974年にはヘレン・レディに提供した「アンジー・ベイビー」がNo.1、ライチャス・ブラザーズに提供した「ロックンロール天国」がNo.3となっている。1980年代から、テレビ音楽を担当するようになり、アニメ番組「マペット・ベイビーズ(Muppet Babies)」で、共作として100曲以上の楽曲を作曲している。1990年代には、ナショナルジオグラフィックチャンネルの「Really Wild Animals」の音楽を担当・演奏した。日本では、山下達郎の英語作詞者として知られている。妻は日本人。

今日はアランを偲んで、彼がヘレン・レディにプレゼントした"アンジー・ベイビー"や上の3曲も聴いてみてください。

◆アランはこの曲について次のように言っています。
「ぼくも男版アンジーのようなところがあって、1人でじっと座っていたり、子どもみたいにラジオをきいて歌を歌ったりするのが本当に好きだったんだ。」
「ビートルズの"レディ・マドンナ"にイカれたんだ。つまり、いつもラジオを聴きながら生活し、そこに流れるロックン・ロールによって育てられ成長する人間の歌が作りたかった。僕らの感情一つひとつに歌があり、ラジオはそれを僕たちに教えてくれる」
「でも僕の歌のヒロイン"アンジー・ベイビー"はちょっと退屈なものになってしまった。いろいろ書いてみたけどなかなか上手くいかず、そこで僕はこのうぶな娘をちょっと変わった性格にしてみたんだ。するとこの歌が面白くなり始め、彼女がへんになればなるほど歌が面白くなっていったんだよ」

・曲の背景についてのアランのコメントがこちらのサイトにも出ています(英語)。
The Story Behind the #1 Hit: Alan O'Day and Angie Baby

当初の"アンジー・ベイビー"はどんな歌詞だったんでしょうね。アランは曲作りがだいぶ楽しくなってどんどん変えていったんでしょうか。なんでもこの曲を書くのに、3か月かかったと言っています!でも最初からヘレンにあげようとしていたかというと、どうもシェールのために書いたのだが、彼女はアルバム「Dark Lady」に収録する曲はO'Day'sの "Train of Thought"など既に足りていたため、いらないって言われたみたいですね(^▽^;) シェールが歌ってたらどうだったんだろ?なんて考えるのも面白いです。

◆"アンジー・ベイビー"が最高位1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 28th December, 1974

「ゆりかごの猫」に代わって1位に。でもエルトンがすぐ2位に迫ってます!6位ポール。結構ロックしてて好きな曲。7位「天使のささやき」名曲です。リンゴの「オンリー・ユー」もトップ10入りです。

-1 3 ANGIE BABY ??? Helen Reddy
-2 6 LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS ??? Elton John
-3 5 YOU’RE THE FIRST, THE LAST, MY EVERYTHING ??? Barry White
-4 2 KUNG FU FIGHTING ??? Carl Douglas
-5 1 CAT’S IN THE CRADLE ??? Harry Chapin
-6 8 JUNIOR’S FARM / SALLY G ??? Paul McCartney and Wings
-7 4 WHEN WILL I SEE YOU AGAIN ??? The Three Degrees
-8 12 LAUGHTER IN THE RAIN ??? Neil Sedaka
-9 14 ONLY YOU ??? Ringo Starr
10 13 BOOGIE ON REGGAE WOMAN ??? Stevie Wonder

◆Helen Reddy - ANGIE BABY (live) 1975 (UK).
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◆Helen Reddy - Angie Baby Cartoon
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◆どなたかが作ったアニメーション
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia ジャケット写真もここからいただきました。
・ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985下(音楽之友社)

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Very Best of Helen Reddy CD, Import
Helen Reddy

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コメント

非公開コメント

意味深…

へぇ~、こんな歌詞の内容だったんだ…。

今の時代だと、何だか、10代の快楽殺人者を思い浮かべてしまうかも…(^_^;)

サスペンス小説やドラマの読み過ぎ、見過ぎか?

No title

みけたまちびさん、はい、こんな内容だったんですねぇー。怖いですねえー。ちょっとストーリー作り過ぎな感じがしますが、ネットや引きこもりのなかった70年代。ラジオから流れてくるちょっと怖い物語。それもまたラジオの魅力だったのでしょうね。