【追悼B.B.King】When Love Comes To Town / ラヴ・カムズ・トゥ・タウン (U2 with B.B.King) 1989



I was a sailor,
I was lost at sea
I was under the waves
before love rescued me

俺は船乗りだった
海の上で難破してしまい
愛が助けてくれるまで
波間に漂っていたんだ

I was a fighter,
I could turn on a thread
Now I stand accused of
the things I've said

俺は兵士だった
寿命を終わらせることもできたけど
今俺は自分の言ったことに
責任をとらされているんだ

When love comes to town
I'm gonna jump that train
When love comes to town
I'm gonna catch that flame
Maybe I was wrong to ever let you down
But I did what I did
before love came to town

愛が町に来たときに
俺は列車に飛び乗るんだ
愛が町に来たときに
俺はすぐさま火をつける
おまえをガッカリさせてきた俺は
間違ってたのかもしれない
でも俺はそれしかできなかったんだ
愛が町に訪れる前のこと

Used to make love
under a red sunset
I was making promises
I was soon to forget

日が沈む真っ赤な空の下
愛を交わしたものだった
俺は約束を交わしたが
すぐに忘れてしまったんだ

She was pale as the lace
of her wedding gown
But I left her standing
before love came to town

彼女はウェディングドレスの
レースのように青白かった
でも俺は彼女を置いてきた
愛がこの町に訪れる前のこと

I ran into a juke joint
when I heard a guitar scream
The notes were turning blue,
I was dazing in a dream

ギターのつんざく音が聞こえたから
ジューク・ジョイントに駆け込んだのさ
曲はブルースに変わったところ
俺は夢のなかに入り込んだ

As the music played
I saw my life turn around
That was the day
before love came to town

曲が演奏されるのにつれ
俺は人生がすっかり変わっちまった
それは愛が町に訪れる
一日前のことだった

When love comes to town
I'm gonna jump that train
When love comes to town
I'm gonna catch that flame
Maybe I was wrong to ever let you down
But I did what I did
before love came to town

When I woke up
I was sleeping on the street
I felt the world was dancing
and I was dirt beneath their feet

目が覚めたとき
俺は通りで眠ってたんだ
世界がダンスするのを感じたよ
そして俺はただの
足元に落ちてるゴミくずだった

When I looked up
I saw the Devil looking down
But my Lord he played the guitar
the day love came to town

見上げたら
悪魔が俺を見下ろしていた
でも驚くことに
悪魔はギターを弾いたんだ
愛がこの町に訪れたちょうどその日に

I was there
when they crucified my Lord
I held the scabbard
when the soldier drew his sword

俺の神がはりつけになったとき
俺はそこにいたんだ
兵士が剣を抜いたとき
俺がそのサヤを持っていた

I threw the dice
when they pierced his side
But I've seen
love conquer the great divide

神の脇腹に剣が突き刺さったとき
俺がサイコロを投げたんだ
でも俺は見たんだ
愛は重大な危機を乗り越えたんだ

When love comes to town
I'm gonna catch that train
When love comes to town
I'm gonna catch that flame

愛がこの町にやってきたら
俺は列車に乗り込もう
愛がこの町にやってきたら
俺はこの胸に火をつける

Maybe I was wrong
to ever let you down
But I did what I did
before love came to town

おまえをガッカリさせた俺は
間違いだったかもしれない
でも俺はやれることをやったんだ
愛がこの町に来る前には…

Songwriters ADAM CLAYTON, DAVE EVANS, PAUL ; HEWSON, LARRY MULLEN
Lyrics © Universal Music Publishing Group

turn on=栓をひねる
thread=生命の糸,人間の寿命
stand accused of=…の責任を問われる;…を非難される
cf.leave to stand=放置する
juke joint=米国南東部にある小さな沿道の建物(飲んだり食べたりジュークボックスにより提供される音楽に合わせて踊ったりすることができる)
crucify=はりつけにする、責め苦しめる
scabbard=(刀剣などの)さや
pierced=穴のあいた.
Great Divide=重大時期,危機; 生死の境.

Released in 1989
US Billboard Hot100#68
UK Single Chart#6
From The Album"Rattle And Hum"

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 ブルースの王様と呼ばれ、世界中のミュージシャンに大きな影響を与えたB・Bキング(本名ライリー・B・キング)さんが5月14日に天に召されました。享年89歳。死因は20年以上患っていた糖尿病による脱水症状が悪化したとのことです。

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「1音鳴らすだけで、彼の音だと分かる。」それほどB.B.キングの奏でる音は説得力がある。早弾きやチョーキングなどのテクニックではない、彼自体が音楽でした。
*10歳で天涯孤独の身になったB.B.キング。決して悪の道に走ることなく、クリスチャンとして勤勉に取り組みました。
*12歳で出会ったギターに「ルシール」と名付け、恋人のように大切な存在へ。
*「アドリブソロを学ぶにはB.B.キングを聴け」と言われるほど、「絶妙な間」が心地よく響き、放つ音は体を駆け巡る。まるで彼自体が1本のギターのように、演奏する豊かな表情も魅力的だった。
(http://grapee.jp/42398)

ご冥福をお祈りいたします。

◆この曲「When Love Comes To Town」はU2のボノとB.B.Kingのデュエットの曲。映画にもなった「魂の叫び(Rattle And Hum)」の中に突然、こんな大御所とのデュエットが収録されていたからビックリしました。
なんでも、アルバム「ヨシュア・トゥリー」のレコーディングも終わる頃、ボノは他人に曲を書くというアイデアを練っていた。候補は2人いて、1人がウィリー・ネルソン、そしてもう1人がB.B.キングということでした。
ウィリーとU2の絡んだ曲も聴いてみたかったけど、この曲はブルースのキングや神!のB.B.Kingが歌うと、なんか意味深な感じがしますね。

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◆歌詞の解釈は…難しいです。でもなんとなく、彼女(あるいは結婚している奥さん)にたいして愛情を感じていなくて冷たく無神経だった男が、"Love comes To Town"(愛が町にやってきた→愛に気づいた)という歌ではないでしょうか。あとはボノのことだから、キリスト教なりがその背景となっているのではないかな。"愛が来たら列車に飛び乗る"って歌詞も"the Ascension of Jesus(キリストの昇天)"に "all the saints will be caught up in his train"という言葉があるらしいし…(^▽^;)

◆そう言えば、B.B.KingはU2の1989年の日本公演でも一緒に来日してくれて、U2の東京ドームのオープニングアクトをつとめ、アンコールにこの曲を演ってくれたのを思いだした。かみさんと一緒に観に行って、B.B.Kingが出てきたときにこの人はいかにスゴイ人なのかをとうとうと話した記憶がある!

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◆映画「魂の叫び(Rattle And Hum)」のB.B Kingとの場面
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◆U2 BB King When Love Comes To Town Lovetown Tour, Australia, 1989.
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◆B.B.Kingの代表作と言えば…"The Trill Is Gone"かな。70年に全米15位。チャート上では彼の最大のヒット曲です。
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◆このグループ名はもちろんB.B.Kingから取られたんですね。B.B.クイーンズの「おどるポンポコリン」。ギターの近藤房之助さんは日本のブルースシンガー。B.B.Kingが大好きだったのでしょう。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Rattle And Hum
・Wikipedia B.B.King
・http://grapee.jp
・U2全曲解説(シンコー・ミュージック)
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
魂の叫び (RATTLE AND HUM)
U2

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