She's Out Of My Life / あの娘が消えた (Michael Jackson / マイケル・ジャクソン)1980



She's out of my life
She's out of my life

あの娘が消えた
あの娘が僕の人生からいなくなった

And I don't know whether to laugh or cry
I don't know whether to live or die
And it cuts like a knife
She's out of my life

僕 笑ったらいいの?泣いたらいいの?
僕 生きていけるの?死んでしまうの?
ナイフで切り付けられたみたいだよ
あの娘が僕の目の前から
いなくなってしまったんだ

It's out of my hands
It's out of my hands

もう手が届かない
あの娘にはもう手が届かない

To think for two years she was here
And I took her for granted
I was so cavalier
Now the way that it stands
She's out of my hands

思えば2年間 あの娘はここにいた
僕はとても傲慢だったんだ
それをあたりまえと思ってたなんて
だから今 こんなことになってるのさ
あの娘にはもう手が届かない

So I've learned
that love's not possession
And I've learned
that love won't wait
Now I've learned
that love needs expression
But I learned too late

そして僕は学んだんだ
愛は所有するものじゃないってこと
それから僕は学んだんだ
愛は待ってはくれないということ
そして今 僕は学んだんだ
愛は表現しなくてはならないってこと
でも僕が学んだのは遅すぎたんだ…

She's out of my life
She's out of my life

あの娘が出ていっちゃった
あの娘が目の前から出ていったんだ

Damned indecision and cursed pride
Kept my love for her locked deep inside
And it cuts like a knife
She's out of my life

僕自身が大嫌いな
優柔不断とプライドのせいさ
そいつが僕のあの娘への愛を
自分のなかに深く閉じ込めてしまったんだ
心をナイフで傷つけられたみたいなんだ
あの娘がいなくなってしまったなんて

僕の人生から
あの娘が出ていってしまったなんて…

Songwriters: BAHLER, TOM
lyrics c Warner/Chappell Music, Inc., BMG RIGHTS MANAGEMENT US, LLC

cavalier=騎士気取りの.傲慢な.
indecision=不決断,優柔不断,ためらい.

Released in 1980
US Billboard Hot100#10
From The Album"Off The Wall"

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マイケルはアルバム「オフ・ザ・ウォール」のなかで、しっとりとしたバラードを聴かせてくれました。PVも清潔感あふれるセーターファッションのマイケルがイスに座ってじっくり歌うだけです。
えっ?マイケル、泣いてない?…そんな曲がこの「あの娘が消えた(She's Out Of Life)」。この曲の終盤はじっくり聴くと、もらい泣きです(*_*)。

◆この曲のウィキペディアより(抜粋)

・この曲はギター・ベース・電子ピアノと弦楽合奏だけで編成され、『オフ・ザ・ウォール』のアルバムに収められた全10曲の中でも小編成の人数で演奏される。ドラムスやシンセサイザー、金管楽器などは使用されない。
・本作のレコーディングにあたっては、マイケルの自伝「ムーンウォーク」で、この曲のレコーディング中に、曲の最後の方で泣きだしてしまったというエピソードを明かしている。このエピソードについてプロデューサーのクインシー・ジョーンズが最近語った談話がある。
・ジョーンズは、マイケルがこれまで歌ってきた曲と比べて(元々フランク・シナトラのために用意した)この曲のような大人びた恋愛感情を表現した曲を歌わせれば逆に面白いものが生まれるのではないか、と考えあえてマイケルに歌わせることにした。ジョーンズの話によれば「マイケルは何度テイク(1回分の録音)をとっても、毎回最後に泣いた。10回以上収録し直した末、涙声の歌をアルバムに保存することにした」という。この曲のラストで、マイケルが声をつまらせているのはそのためである。このレコーディングは、ジョーンズにとっても刺激的な経験であったという。

マイケルの「感情移入」力はすごかったんですね…。

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She's Out Of My Life by krkdesigns
Customization / Wallpaper / Other

◆一方、この曲の持つ「泣かせ力」(今回命名しました)ですが、やはり背景には、この曲の作者の実際の「愛の破局」があったようです。僕の持っている「新しいマイケル・ジャクソンの教科書」(新潮文庫)より。

:「シーズ・アウト・オブ・マイ・ライフ」は後のマイケルのライヴでのハイライトになるバラードであり、元々は作詞・作曲を手掛けたトム・パーラーが、一時恋愛関係にあったカーペンターズのカレン・カーペンターとの破局を歌にしたもの

えっ(゚Д゚)ノ、そうだったんだ…。「青春の輝き(Need to Be In Love)」もカレンの「愛」「恋」に対しての強い憧れと諦め、自分の人生への自嘲を感じる歌ですが、マイケルのこの歌「She's Out Of My Life」の"僕の人生から出ていってしまった彼女"というのはカレンだったんですね…。なんかせつないなあ。

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◆ここで英語のテストです。まず、歌詞のこの部分を読んでください。

Now I've learned
that love needs expression

そして今 僕は学んだんだ
愛は表現しなくてはならないってこと


問題です。彼が「愛は表現しなくてはいけない」と学んだのは何故だったのでしょう?そのことがわかる歌詞の部分を取り上げて説明しなさい。

A.歌詞のこの部分を取り上げます。

Damned indecision and cursed pride
Kept my love for her locked deep inside

彼は決断が遅く、また、プライドが高かったせいで、彼女に愛を表現することが遅れた、または愛を表現できなかったのでしょう。
"Damned"(忌々しい)、"cursed"(呪われた)の形容詞を使っていることから深い後悔の念が伝わってきます。


◆"あの娘が消えた"が最高位10位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For Week Ending June 21, 1980

ムムッ1位は憎き「ファンキー・タウン」ではないか!まあでも翌週は2位のポールが1位奪取、一矢報いてくれます!(Coming Upはそんな好きじゃなかったけど 笑)でも3位アンブロージャ、4位ベット・ミドラー、5位ボブ・シーガー、7位エルトン、8位ロビー・デュプリー、そりゃあ名曲じゃありませんか。名曲がクソ曲(失礼)のために、チャートで力尽きて行く経験をするたびに「ファンキー・タウン」への恨みが募っていきました(-_-;)。

-1 1 FUNKY TOWN –•– Lipps, Inc.
-2 2 COMING UP –•– Paul McCartney and Wings
-3 3 BIGGEST PART OF ME –•– Ambrosia
-4 4 THE ROSE –•– Bette Midler
-5 5 AGAINST THE WIND –•– Bob Seger and the Silver Bullet Band
-6 7 IT’S STILL ROCK AND ROLL TO ME –•– Billy Joel
-7 8 LITTLE JEANNIE –•– Elton John
-8 10 STEAL AWAY –•– Robbie Dupree
-9 9 CARS –•– Gary Numan
10 11 SHE’S OUT OF MY LIFE –•– Michael Jackson

◆演奏がギター1本のデモ・バージョンです。
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◆Michael Jackson - Live in Bad Tour(Yokohama-Japan 1987)横浜スタジアムだね。
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◆この曲聴いたことあるなあと思ったらウイングスの「ロンドン・タウン」に収録されてたんですね。ポール・マッカートニーのカバーだったんだよね。「Girlfriend」。
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia あの娘が消えた
・「新しいマイケル・ジャクソンの教科書」(西寺郷太著)
ジャケット写真もここからいただきました。

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オフ・ザ・ウォール CD, Limited Edition
マイケル・ジャクソン

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