Ain't Love A Bitch / あばずれ女のバラード (Rod Stewart / ロッド・スチュワート)1977



Been in pain
and I've been in shame
But ain't love a bitch

I been in fights,
locked away for nights
But ain't love a bitch

想い出すと心が痛いし
恥ずかしかったんだ
でも"あばずれ"なんて好きじゃない

喧嘩ばかりしていて
毎晩 締め出されたりしてたのさ
でも"あばずれ"が好きだったわけじゃない

I been tailed, impaled,
strung up and nailed
and left without a stitch

I been scratched 'n'
taxed 'n' finally axed
But ain't love a bitch

女に付けられて 囲われて
緊張して 動けなくなって
裸にされて放っておかれたんだ

傷つけられて 金をむしり取られ
最後にはスパッとフラれたんだ
でも"あばずれ"は好きじゃない

Oh I didn't understand
till I was seventeen
She took me way upstairs
and she wiped me clean

ああ 俺はわかってなかったんだ
17歳になるまでは
アイツが俺を2階に連れてって
俺を"男"にしてくれたんだ

Oh I didn't realize
she made a first class fool out of me
Oh Maggie if you're still out there
the rest is history

ああ 理解できなかったんだ
アイツが俺を一番の
馬鹿野郎にしちまったことをね
ああ マギー
もしおまえがまだそこにいるのなら
後はみんなの知ってる通りさ

You're all alone in the freezing cold
By the underground
Your hands are numb and you're feeling dumb
Cos you been let down

おまえは一人きりで凍りつく寒さのなか
地下鉄に乗っている
手がかじかんで 何も話したくない気分
ずっと気持ちが落ち込んじゃってるんだ

You thought you were rough and kinda tough
And maybe out of reach

You're acting chic, playing hide 'n' seek
But ain't love a bitch

ガサツで タフな女だってことを
自分でもわかっていたのさ
たぶんまわりの男が手を出せない存在だって

上品ぶって 男と"かくれんぼ"
でも俺は"あばずれ"なんてこりごりなんだ

Oh I must state right here
I been there before
My eyes were closed and so my friends
I still don't know the score

Oh don't underestimate the strength of it
It may be unwise to analyze
even the cause of it

ああ 俺は今 言わないといけないな
そんなおまえと前に一緒にいたってこと
俺は見えなくなってたんだ なあ
俺にはまだ真相がわかってないんだ

ああ 軽く思わないでくれよ
そいつが精神的にきつかったってことを

多分くだらないことなんだろうな
どうしてそうなっちゃったのかなんて
原因を考えてみることすら…

You're driving home late one night
and on the radio
Comes an old familiar song
you used to know so well
(you know a lot about that)

ある晩のこと
おまえが車で家に帰る途中
ラジオから聞き覚えのある曲
が流れてきた
おまえがよく知ってるあの歌さ
(おまえが沢山のことを知ってる)

Oh I can't comprehend
this thing called love
Maybe it's a matter of fact
I just can't grow up

ああ 俺はわかんないんだ
これが恋だってことをね
おそらく本当のところ
俺がただ大人になれないって
そういうことなんだよ

Deep down
ain't we all a little juvenile

All I really wanna know
is there one sweet angel
That can make me smile

心のなかじゃ
誰もがちょっとばかり
子どもじみていたんだよ

俺がほんとに知りたかったのは
一人の可愛らしい天使が
俺のことを笑顔にさせてくれるって
ことだけだったんだ

Ain't love a bitch

"あばずれ"が好きだってわけじゃないのさ

Torrential rains,
wars and hurricanes
I wouldn't budge an inch

Your rent's unpaid
and your team lose again
But ain't love a bitch

どしゃ降りの雨が降り
戦争や台風が来ようとも
俺は変わらないよ

家賃が滞納したって
好きなチームがまた負けたところで
俺は変わらないよ

俺は"あばずれ"が好きなわけじゃない

You can lose your job,
your home and your health
But ain't love a bitch

Take it or leave it
some day you'll feel it
'cos love is the bitch

職を失ったって
家を失くしたり
病気になったとしても
"あばずれ"なんて好きじゃないんだ

嫌なら止めちまえばいいさ
いつか おまえだってわかるだろう
"愛なんてクソ"なんだってことが

Ain't love the bitch,
Ain't love a bitch
Ain't love a bitch,
Ain't love a bitch
Ain't love a bitch…

"あばずれ"なんて好きじゃない
"あばずれ"なんて嫌いだよ
おまえのような"あばずれ"なんてさ
"あばずれ"なんて好きじゃない
俺は…

Songwriters Grainger, Gary / Stewart, Rod
Lyrics c Sony/ATV Music Publishing LLC

be in pain=苦しむ
tail=ついていく
impale=突き刺す
strung up=緊張する
nail=(ある所に)動けなくする
without a stitch=何の衣服もなく
axe=斧で切る
The rest is history.
=その後のことはご存知の通り
numb=(寒さで)かじかんだ,凍えた
know the score=(不愉快な)真相[内幕]を知る; 世間(の裏)がわかっている
underestimate=軽く見すぎる,過小評価する
deep down=心の中(で)は, 内心は、本当は
do not budge an inch=梃子, 頑として動かない

Released in 1979
US Billboard Hot100#22
From The Album"Blondes Have More Fun"

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アルバム「スーパースターはブロンドがお好き(Blondes Have More Fun)」もよく聴きました。今月の月イチ・ロッドは"あばずれ女のバラード"!この曲はマギー・メイのマギーが歌詞に登場してきます!

◆彼女の本名がマギーだったのかどうかはわかりませんが、ロッドにとって、少年のときに付き合っていた(彼を大人にしてくれた)女性のことを歌っているんでしょうね。
 マギー・メイのマギーは歌詞のなかで、あまり性格などは語られてません。どっちかというと年上っていうだけで、性格が悪かったのかも…なんて歌詞ですが、この「あばずれ女のバラード」では"淋しがり屋"?な性格。がわかります。

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◆でも、彼女はまわりから"あばずれ"って思われてたのでしょう。地下鉄のなかで一人、手をかじかませる淋しがり屋?。自分がガサツでタフだってわかっていながら、上品に振る舞ったり、男と"かくれんぼ"(いわゆる押しては引いたり?恋のゲーム?)もしたりする女性。彼女と別れてから振り返ってみて、あれが恋だったなんて今更ながらに気づいてる。自分がガキだった、ただそれだけのこと。
 付き合っていた頃、彼はよく歌を歌って彼女に聞かせてたのかな。彼女は車で家に帰るときラジオをつけると、あのとき彼が歌っていた懐かしい曲が流れてきました。(主人公はロッドが自分の姿を投影してるんでしょうね)

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今、彼は大人になり「おまえ"あばずれ"と付き合ってたんだよな」って言われたりするのでしょうか。そのとき"I ain't love a bitch"って口癖のように答えるのですが、心のなかで"アイツはお前らの言うあばずれじゃない"ってつぶやいているのでしょう。最後の方で、"Love is a bitch"(愛なんてクソくらえ)と言い放つ彼(ロッド)がカッコいいですなあ。

歌詞で"and your team lose again"(おまえの好きなチームがまた負けた)と出てくるところ。これは一つ前のアルバム「Foot Loose & Fancy Free」の"胸につのる想い(You're In My Heart)"でも思わず歌詞に出てきちゃうくらいロッドの好きな、フットボールのチームのことなのでしょうね。思わず笑ってしまいます。

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◆"あばずれ女のバラード"が最高位22位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending June 9, 1979

1位「Love You Inside Out」…この曲でビージーズのシングルは6枚連続の全米No1になりました。3位「私たちは家族」。4位「恋の仲直り」。5位「アメリカン・モーニング」。6位すごい勢いで上昇してきましたアニタ・ワードちゃん。
おおっこの週のトップ10は全曲訳してます!初めての経験!(^^)/

-1 3 LOVE YOU INSIDE OUT ??? Bee Gees
-2 1 HOT STUFF ??? Donna Summer
-3 4 WE ARE FAMILY ??? Sister Sledge
-4 2 REUNITED ??? Peaches and Herb
-5 6 JUST WHEN I NEEDED YOU MOST ??? Randy Vanwarmer
-6 19 RING MY BELL ??? Anita Ward
-7 9 THE LOGICAL SONG ??? Supertramp
-8 11 CHUCK E.’S IN LOVE ??? Rickie Lee Jones
-9 7 SHAKE YOUR BODY (Down To the Ground) ??? The Jacksons
10 14 SHE BELIEVES IN ME ??? Kenny Rogers

22 23 AIN’T LOVE A BITCH ??? Rod Stewart

◆アルバム「Blondes Have More Fun」より表題曲。イントロの弾むようなギターのカッティングが好きだな~。ロッドの日本公演でも演ってくれました。
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◆ダイアナ妃のコンサートより"Maggie May"."あのときおまえと出会ってなかったら…"。
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◆アルバム「Blondes Have More Fun」より"Last Summer"。この曲も名曲です。(めった和訳はこちら
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Blondes Have More Fun
・Soundfinder.jp
・ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Blondes Have More Fun CD, Original recording remastered, Import
ロッド・スチュワート

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コメント

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1977年

この頃って、映画も音楽も良いのが多かった気がする…。

ロッドも若いのぉ~、改めて見てみると。

ロッドがスバルの「レガシィ」とかいう車のCMに出ている頃(2000年前後?)、彼のコンサートを武道館で見る機会があったのですが、"I'm Sexy"歌うの途中で止めてたな、歌い飽きてたようで(苦笑)。

No title

ロッドといえばしわがれ声で「アイムセクシー」「ホットレッグス」等のノリいいロックンロールを明るくノーテンキに歌いますが、「セイリング」「胸につのる思い」等のバラード名曲も多く輩出していますね。「マギーメイ」もすきだったなあ・・

声の調子が悪かった武道館公演

みけたまちびさん、僕が観に行ったロッド@武道館。声の調子が悪いロッドはI'm sexyでも調子いまいち、Sailingをなんとか歌いきったあと、アンコールなし…でした。(めったSailingの記事をご参照ください)
http://mettapops.blog.fc2.com/blog-entry-854.html
飽きたから、じゃないと思いますよ~。

ロッドにとってのマギー・メイ

RWさん、この曲にマギーを登場させたり、マギー・メイという曲はファンだけじゃなくロッドにとっても想い出深い曲なんだと思います。
ロッドの一番新しいアルバム「Time」に収録されている「Can't Stop Me Now」にも"マギー・メイという曲との出会い"が歌われてますのでお時間ありましたら聞いてみてください。
http://mettapops.blog.fc2.com/blog-entry-182.html

私は妹にチケット貰ったのでコンサートへ行ったのですけれど、あの時、正確に聞き取れなかったのですが、何か彼が言ってから歌うの止めたんです。
"I'm Sexy"歌いたくなかった感じでした。


1980年前後は彼も若く、滅茶苦茶売れている頃だったので、歌い過ぎて声が出ないこととかもあったとは思いますが、2000年前後だと、確かに彼はずっとヒット曲があって、常に第一線で活躍してはいても、若い時ほどモチベーション高くないだろうし(スバルが呼んだんだろうし)、ましてや、"I'm Sexy"だけは絶対にコンサートで歌わないことがなかっただろうから、彼の気持ちが解るような気がしました。


Rodと言えば、私は"Maggie Mae"と"Hot Leggs"、それに"I'm Sexy"かな?

失礼しました

みけたまちびさん、失礼しました。ロッドもそういう時期があったんですね。アイムセクシーの楽曲はまだ和訳でも取り上げてないのですが、ロッドのコメントなども下調べしてから大切に取り上げたいと思いました。

No title

めったさん、こんばんは。
コメントをしたく思っておりましたが、どうにも時間がなくて~。
調べてから、と思ったおですが、今日も出かけてしまい、ちゃんと調べる時間がなく。
記憶と想像で書いてしまいますことをお許し下さい。


ロッドにとって、少年のときに付き合っていた(彼を大人にしてくれた)女性のことを歌っているんでしょうね。

→ だとすると・・もしかしたら、新作のBrigton Beachに歌われた彼女のことかな?と私はチラッと思いましたもので。
これも新作(と言ってももう2年経つんですね~)発表時に何かに載った英語のインタビューをどこかにコピーして保存していたのですが、PC内の保存先を失念。
"(-""-)"
決して、アバズレではなく、実際の方は確か人からもうらやまれるような彼女だったと記憶していますが・・・。 
そこは歌の世界、アバズレと置き換えたのかもしれないですね。
(全くの想像で書いております。)
叶わなかった恋、そのことをもしかしたらモチーフにしたのかも~。 その恋は十代の時の彼女だったと思いました。

あぁ、気になる。 あのインタビュー、どこ行っちゃったのかしら?
と昨日から悶々としております。 (笑)
明日も出かけるので、捜索の時間が持てず。 引き続き気になると思いますが・・「とりあえず」で書かせて頂いちゃいました。
また何か分かりましたら・・・。
(必ずしも、歌に歌われた世界が事実とは限らないでしょうが。)

ブライトン・ビーチの女性!?

おおっさすがはるちゃんは、そっち=ブライトン・ビーチを連想したんですね。
http://mettapops.blog.fc2.com/blog-entry-183.html
僕は歌詞に出てくる「マギー」から、アルバム「Time」だと「Can't Stop Me Now」を思い出してしまったけど・・・。インタビューのコピー記事、見つかって、なにか発見したら、ぜひ情報をお願いします!