Maneater / マンイーター (Daryl Hall & John Oates / ダリル・ホール&ジョン・オーツ)1982



She'll only come out at night
The lean and hungry type
Nothing is new,
I've seen her here before

アイツは夜の間だけ現れる
痩せてて飢えてるタイプの女
何も新しいことはない
前にもアイツをここで見たんだ

Watching and waiting
She's sitting with you
but her eyes are on the door

じっと見つめながら男を待ってるんだ
一緒に座っていたとしても
ドアをじっと見つめて
引き続き男を探してる

So many have paid to see,
what'd you think,
you'd get it for free?
The woman is wild,
a she-cat tamed by the purr of a Jaguar

ものすごく多くの代償を払ってるんだ
おまえがタダだと思ってるもの
それは何なんだい?
アイツは野性の生き物なんだ
ジャガーが喉をゴロゴロ鳴らして
手なずけられた「猫」そのものなんだ

Money's the matter,
if you're in it for love
you ain't gonna get too far

お金こそが重要って考えてるのさ
おまえが愛のためって言うのなら
深入りしちゃいけないよ

Oh, here she comes
Watch out boy she'll chew you up
Oh, here she comes
She's a man eater

ほら アイツがやってくる
気をつけるんだ
アイツはおまえを滅茶苦茶にする
ほら アイツがやってくる
男を喰い物にする魔性の女

Oh, here she comes
Watch out boy she'll chew you up
Oh, here she comes
She's a man eater

ほら アイツがやってくる
気をつけろ
滅茶苦茶にされちまうぞ
ほら アイツがやってくる
男を喰って生きる魔性の女

I wouldn't if I were you,
I know what she can do
She's deadly man,
and she could really rip your world apart

俺がおまえだったら 近づかないね
アイツが何をするかわかってるから
アイツは命を奪ってくるんだ
おまえの大切なものですら
平気で切り裂いてしまうんだ

Mind over matter
The beauty is there
but a beast is in the heart

気をしっかり持つんだ
アイツは見た目は美しいけど
心のなかには野獣がひそんでる

Oh, here she comes
Watch out boy she'll chew you up
Oh, here she comes
She's a man eater

ああ アイツがやってくる
気をつけろよ 滅茶苦茶にされるぞ
ああ アイツがやってくる
アイツの名は"マンイーター"

songwriters
HALL, DARYL / OATES, JOHN / ALLEN, SARA
Lyrics c Warner/Chappell Music, Inc

tame=〈動物が〉飼いならされた,人になれた
purr=〈猫などが〉(気持ちよさそうに)ゴロゴロとのどを鳴らす
chew upの=かみ砕く、(めちゃめちゃに)壊す, だめにする.
deadly=致命的な,致死の,命取りの
rip ... apart=(の関係)を引き裂く
mind over matter=物体[肉体]に勝る精神(力), 気力,

Released in 1982
US Billboard Hot100#1
From The Album"H2O"

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実はこの曲、もう少し早く和訳を記事にしたかったのです。半年くらい前にはすでに「和訳部分」はできていました。えっ(゚Д゚)ノ
僕のブログ記事はもちろん和訳がメインではあるのですが、その曲に関わる自分の想い出や、その曲についての情報や裏話・Songfactsなどをプラスして記事にしています。"Maneater"はこの記事部分でどうしても書きたかったことがあって、その情報をずっと探していたのですが…「これはもう無理だな」とあきらめかけてたら…情報をゲットしました!(^^)/。

◆前置きが長くなりましたが…おそらく僕(たち)だけでなく、ほぼ同世代の方であれば、"Maneater"をBGMでかけて…麻雀をしたことありませんか?そして「萬子(マンズ)」ばかりをポン、チーするヤツに「お前マンイーターだな」(萬子ばかりを"喰う"ヤツ)と呼びませんでしたか?(僕らだけ?)
 そしてこのネタは1980年代、週刊ヤングマガジンに掲載されていた麻雀マンガ「ぎゅわんぶらあ自己中心派」に出てきます。「No.32 今週のヒットナンバー」の巻。(コミックスだと第2巻P.209からです)

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この巻だと当時流行していた洋楽だと「Who Can It Be Now?」と「Mr.Robot」も取り上げられてましたがネタ的には「Manetaer」ほどではありませんでしたね…(^▽^;)。

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◆ところで「Maneater」は、ジョン・オーツが作ったレゲエのリズムの曲がプロトタイプだったそうです。歌詞も当初は80年代のニュー・ヨークについて、強欲で腐りきった金持ちばかり…というようなものでした。
 ダリルは"コーラスはなかなかよかったんだけど、グルーヴ感が足りないと思ったんだ。そこでモータウンのグルーヴを取り入れてみた"とインタビューに答えています。
歌詞は"強欲で男を骨抜きにしてしまう女"を歌っていますね。ダリルが最初、この曲を当時交際していたサラ・アレンに聴かせたところ、歌詞の最後の部分にサラがアイデアを出してくれて、ダリルは一発でその意見を取り入れたようです。ダリルはサラと一緒に曲を作ることについて次のように言っています。

"彼女は僕の思考のなかに上手にジャンプして入り込んでくるんだ。そのアイデアをどう取り入れていくのかということも手助けしてくれるんだ"

この曲の"男を喰いつくしてしまうような女"は登場人物として魅力的です。こうした歌詞は、やっぱり女性のサラの感性なのかもしれません。

◆"Maneater"が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending December 18, 1982

"ミッキー"に代わって首位に立ち、その後4週に渡ってキープします。"マンイーター"の5週目の首位を阻んだのはこの週12位のMen At Workの"ナンダー・カンダー"違った"ダウン・アンダー"。4位のマイケルとポールのデュエットも懐かしいですね。

-1 3 MANEATER ??? Daryl Hall and John Oates
-2 1 MICKEY ??? Toni Basil
-3 2 GLORIA ??? Laura Branigan
-4 5 THE GIRL IS MINE ??? Michael Jackson/Paul McCartney
-5 4 TRULY ??? Lionel Richie
-6 6 STEPPIN’ OUT ??? Joe Jackson
-7 7 DIRTY LAUNDRY ??? Don Henley
-8 8 SEXUAL HEALING ??? Marvin Gaye
-9 9 ROCK THIS TOWN ??? The Stray Cats
10 10 MUSCLES ??? Diana Ross

◆Live Aid 1985(フィラデルフィア)のステージから。
↓↓↓↓↓


◆1988年10月の東京ドームでのステージから。手拍子がちょっと遅れてしまうのはドームじゃ仕方ないかな。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia H2O
・Wikipedia Maneater
・ヤンマガKCスペシャル「ぎゅわんぶらあ自己中心派」片山まさゆき(講談社)第2巻

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Original Album Classics: Daryl Hall and John Oates Box set, CD, Import
Hall & Oates
彼らの5枚組セット。このセットと、もう一つ、こっちのセットを購入すると、約5,000円で彼らのアルバム10枚、ほぼヒット曲も手に入りますぜ。

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(おまけ~これはよく口にした!)
「ぎゅわんぶらあ自己中心派」に出てくる「格言」でよく麻雀のときに口にしていたもの!(久しぶりにコミックス読み返して大笑いしてしまいました)

(1)「一萬(イーワン)去ってまた一萬(イーワン)」…イーワンを切ったあと、またツモってしまったとき。

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(2)「ツモを憎んで人を憎まず」…誰かが「今日は俺のツモひでーなー」とか不運を嘆くようなことを言ったとき、こう声をかけてやる。

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(3)「中(チュン)が泣いとる」…「中」牌を捨てたらまたツモが「中」。捨牌に「中」が3つ並んでしまったときなどにつぶやく。「發が泣いとる」なども言うが、あまりウケない)

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若い世代のみんなもぜひ使ってみよう!
(って麻雀じたい、もう若い人には流行ってないかな)

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コメント

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友人が好きな歌

最初は、マンイータ?変わった名前の女の子・・・よ~く見ると( ̄□ ̄;)!!ひとを食う?
イントロが独特でこれもDiscoでよく踊りましたが?友人は、70Sのファンキー系が好きでロック系、流行り系、POP系は嫌いでなかなか系統違いは踊らない主義でしたが、マンイータだけは、イントロ当てクイズならね♪そこどけ、そこどけ状態で気持ちよく踊ってました。
GWは、帰省し久しぶりの蛙の合唱を聞くことができました。ふーっ(。-∀-)

イントロで勝負あり!

yazoo-bf-109さん、「蛙の合唱」ですか!ふだん聞けない自然の音を聞いて、癒されましたか?
"Maneater"はイントロからして最強ですね。「ヤツがやってくる…」という怪しい雰囲気と同時に、オールドファンの方には「恋はあせらず」のようなサウンドを取り入れたのもダリルの狙いがばっちり!でした。
http://mettapops.blog.fc2.com/blog-entry-822.html

No title

めった様に前からお勧めしたい映画があるのですが、ご覧になりましたでしょうか。

「シング・ストリート」という、80年代、アイルランド・ダブリンの14歳の男の子がバンドを組んで好きな女の子を振り向かせるお話なのですが、バンドのメンバーのキャラも曲も最高なんです。このマンイーターのベース・リフを元にしたバンド曲があって、こんなん、中高生が作れるか!っていうレベルなんです。

「あの時」に戻れる、笑って泣ける映画なので、めった様にもご覧頂きたく、ここにコメントさせてもらいました。

No title

ゆーきちさん!偶然、今日この映画のサントラをタワーレコードで手に取り、Duran×2の「Rio」やHall & Oatesの「Maneater」が収録されているのを見ました。なかなか面白そうですね!よく行く映画館で上映しているので観に行こうと思います。ありがとうございました。
http://gaga.ne.jp/singstreet/index

(PS)今日は「シン・ゴジラ」を観てしまいました…(^▽^;)。うーん、映画のなかで、ゴジラが上陸して壊される町、最後にゴジラと決戦になる場所あたりは…僕の住んでる町、生活圏でした…(゚Д゚)ノ。

きっとご覧になったらサントラ欲しくなりますよ(笑)。私は事前にサントラを買ってたので、一緒に歌えましたから(≧∇≦)!

80sにかぶれてた青春時代を思い出して、ほぼ笑えて泣けます。保証します(`_´)ゞ。