Second Hand News / セカンド・ハンド・ニュース (Fleetwood Mac / フリートウッド・マック)1977



I know there's nothing to say
Someone has taken my place
When times go bad
When times go rough
Won't you lay me down in tall grass
And let me do my stuff

わかってる
僕は何も言うことはないんだ
誰かがきみの心の
僕の場所を奪っちゃったのさ
何をやってもうまくいかず
辛くてどうしようもないとき
背の高い草っ原に寝ころがせてくれよ
僕は自分の好きなようにやるからさ

I know I got nothin' on you
I know there's nothing to do
When times go bad
And you can't get enough
Won't you lay me down in the tall grass
And let me do my stuff

わかってる
僕はきみには適わないんだって
そうさ だから何もすることがない
今は運が向いてないし
きみは僕に満足できない
そしたら僕なんか放っておいてくれよ
僕は僕のやりたいようにやるからさ

One thing I think you should know
I ain't gonna miss you when you go
Been down so long
I've been tossed around enough
Couldn't you just
Let me go down and do my stuff

ひとつだけ きみにもわかるはずさ
きみが去ってしまっても
僕は淋しがったりしないのさ
だってずっと長い間
僕は振り回されすぎたんだ
きみはただ僕を落ち込ませて
放っておいてくれればいいんだ

I know you're hopin' to find
Someone who's gonna give you piece of mind
When times go bad
when times go rough
Won't you lay me down in tall grass
And let me do my stuff

わかってる
きみは見つけたいんだね
誰かきみに心の安らぎをくれる人を
何をやってもうまくいかず
辛くてどうしようもないとき
背の高い草っ原に寝ころがせてくれよ
僕は自分の好きなようにやるからさ

I'm just second hand news
I'm just second hand news

僕はただのお古なのさ

僕は何の価値もない
"また聞きのニュース"なんだ

(Lindsey Buckingham)

get nothing on~=~には適わない
toss around =いろんな角度から検討する 振り回される
Couldn't you=~すべきじゃないの

Released in 1977
From The Album"Rumours"

FMacRumoursog.jpg

今月の月イチ・マックはリンジーの番です。アルバム「噂(Rumours)」のオープニング曲がこの"Second hand news"。前作「ファンタスティック・マック(Fleetwood Mac)」のオープニングもリンジーの元気な曲"Monday Morning"でしたので似たテイストの曲でした。でも歌詞の方は…。

◆"Secondhand news"とは"また聞きのニュース"のこと。そして"Secondhand"とは"中古の"っていう意味もありますね。(英辞郎on the WEB)
 "僕はもうお古""きみにとっても価値のないまた聞きのニュースのようなもんさ"と訳しました。

◆これまで"Go Your Own Way"そして"Dreams"、"You Make Loving Fun"という名曲の背景に、メンバーの間の恋愛のごちゃごちゃ~、いざこざ~があることはそれぞれの記事に書いてきましたが、この曲"Second Hand News"もそういう曲(-_-;)。「Rumours」のオープニング曲として僕も爽やかなイメージで聴いていましたが、これからは…考えてしまうなあ。

 この曲のSongfactsには、この頃のフリートウッド・マックは3つのカップルの別れ(Breakup)を抱えていたこと(クリスティンとジョン・マクビー、スティーヴィーとリンジー、そしてミック・フリートウッドとその奥さん)が書かれています。
日本では基本的に「サウンド」や「コーラスワーク」などでマックは受け入れられたと思いますが、このアルバムが欧米で超ヒットしたのに曲の歌詞はどんな影響があったのかな。もしかして"別れたい恋人"に"きみとはもうお別れさ"と言いたいときにプレゼントするとか…いやいや、そんな(^▽^;)。

 スティーヴィーのインタビューです。(Frank Moriarty's book Seventies Rockより)

:私たちはみんな別れようとしていたのよ。誰かと破局したときに、あなたはその相手ともう会いたくないでしょ。その彼と翌朝にもう朝ごはんを一緒に食べたいとは思わないわよね。でも私たちは朝も夜も一緒だし、その次の日もまた…。
:次のアルバムの録音が13カ月にも及んだわ。私たちはもう内側からちょっとストレスを抱えてしまったの。とても辛かった。リンジーに捉えられた囚人になったような気分だったわよ。

…こんななかで、名盤が作れたことにほんと感心しますね!

◆またSongfactsには面白い話も載っていました。この曲は当初のアコースティックのデモ段階では "Strummer."というタイトル。でもリンジーがビー・ジーズの"Jive Talkin'"を耳にして、気に入ってしまったようです。そして"Jive Talkin'"のような感じでリズムを強調したオーディオ・トラックを録音。それもケルトのような雰囲気を出そうと、レコーディングスタジオの偽の皮でできたイスを打楽器のように叩いて"演奏"したそうです(笑)
途中で、dan dan dan…等、歌いながらの間奏があると思いますが、そのあたりのリズムは確かにJive Talkin'に似た感じがしますね。

◆最後にまた歌詞なのですが、"tall grass"の生えている原っぱに寝っ転がりたい、っていう部分。主人公の心境がよくわかって、なかなか詩的な感じを受けます。一人になりたくて原っぱに寝っ転がるんですが、そんな自分をあまり人に見られたくないんじゃないでしょうか。だから花の咲きみだれる草原や野原、芝生の上じゃなく、背の高い雑草が生えていて、寝てるのなんてわからないような原っぱなのです。「風景」を歌ってるのに心境を伝えてくるような歌詞だなと思いました。

◆At the end of the rumours tour...Largo 1978 With christine on drums!
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◆FLEETWOOD MAC- SECOND HAND NEWS Live in Atlantic City 1/24/15 これ、ほんの2か月前のライヴなんだ。見たい!
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Rumours
・Second Hand News Songfacts
ジャケット写真もここからいただきました。

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FMacRumoursog.jpg

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