My Little Town / マイ・リトル・タウン (Simon & Garfunkel / サイモン&ガーファンクル)1975



In my little town
I grew up believing
God keeps His eye on us all

ちっぽけな僕の町
そこで僕はこう信じて育った
"神は慈しみのまなざしを
いつだって我ら皆に注いでる"

And He used to lean upon me
As I pledged allegiance to the wall
Lord, I recall my little town

壁に向かって忠誠を誓いながら
僕はよく重荷に感じていたものだった
ああ神様
僕はあのちっぽけな
故郷の町を思い出すんだ

Coming home after school
Flying my bike past the gates of the factories
My mom doin' the laundry
Hangin' our shirts in the dirty breeze

学校から帰るとすぐに
自転車に飛び乗って
工場の群れの沢山の門の前を走り抜ける
僕のママは洗濯をしていて
僕たち家族のシャツを干していたんだ
汚れた風の吹くなかで…

And after it rains theres a rainbow
And all of the colors are black
Its not that the colors arent there
Its just imagination they lack

そして雨上がりには虹が出る
でもその色はすべて黒だった
いや本当は色がなかったわけじゃない
欠けていたのは単純に想像力のせいさ

Everythings the same
Back in my little town
My little town, my little town

何もかもがすべて同じなんだ
僕のちっぽけな町を思い出す
僕のちっぽけな あの町
僕の育った ちっぽけなあの町…

Nothing but the dead and dying
Back in my little town
Nothing but the dead and dying
Back in my little town
Nothing but the dead and dying
Back in my little town

死んだヤツと死にそうなヤツばかりさ
僕の住んでるちっぽけな町は
死んだヤツと死にかけたヤツしかいないのさ
僕の住んでるちっぽけな町は

In my little town
I never meant nothing
I was just my father's son

僕のちっぽけな町じゃ
僕は何者でもなかったんだ
あの親父の息子っていうだけで

Saving my money
Dreamin' of glory
Twitching like a finger
on the trigger of a gun

お金を貯めて…
成功することを夢見てた…
銃の引き金にかけた指のように
ぴくぴくひきつりながら…

Leaving nothing but the dead and dying
Back in my little town
Nothing but the dead and dying
Back in my little town

この町を出ていくんだ
死んだヤツと死にそうなヤツばかりさ
僕の住んでるちっぽけな町は
死んだヤツと死にかけたヤツしかいないんだ
僕の住んでるちっぽけな町は

Nothing but the dead and dying
Back in my little town
Nothing but the dead and dying
Back in my little town

死んだヤツと死にそうなヤツばかり
僕の住んでるちっぽけな町は
死んだヤツと死にかけたヤツしかいない
僕の住んでるちっぽけな町は…

Songwriters SIMON, PAUL
Lyrics c Universal Music Publishing Group

allegiance=忠誠
twitch=ぴくぴくする ひきつる

Released in 1975
US Billboard Hot100#9
From The Album"Still Crazy After All These Years"(Paul Simon)
From The Album"Breakaway"(Art Garfunkel)

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僕が洋楽を聴き始めたときはすでにS&Gは解散していました。1975年1曲だけのリユニオン、この曲はリアルタイムでした!ポールとアートのそれぞれのソロ・アルバムに同曲が収録されると聞き、どっちにする??と究極の選択を迫られた結果、お小遣いも少なかったので、シングルを購入しました!(B面はポール1曲、アート1曲の計2曲が入っていて、A面B面あわせて計3曲はお得感もありました(笑)
…"My Little Town"は、ほんとに擦り切れるまで聴いた1曲で、レコードは静電気のノイズが入りました。CDなどでこの曲を聴くと、むしろ静電気のノイズがないのが慣れない感じすらあります。

◆当初はサイモン&ガーファンクルだから買った、聴いた、というのが率直なところで、歌詞の世界まで考えが及びませんでした。出だしの"イン・マイ・リロ・ターン…♪"と、「・・・マイ・リロ・ターン」ってところだけ一緒に歌いながら聴いてました。"虹の色がまっ黒"""Nothing but the dead and dying(死んだヤツと死にそうなヤツばかりで他には何もない)"って歌詞を知った時は、ほんとビックリ(◎_◎;)しました。

◆ポールはこの曲について次のように言っています。
:この曲は自伝ってわけじゃないんだ。でも"自分の育った故郷を嫌っていて、そこを出ることを夢見ているやつ"の歌なんだ。

:この曲はもともとはアーティーのために書いた曲なんだ。アーティーもソロ・アルバム(愛への旅立ち)を作成中だったからね。でもこの曲はきみは好きじゃないかもしれないよってアーティーに言ったんだ。彼は甘いラヴソングを好んで歌ってたようだったからね。でもだからこそ彼が歌うっていうのがいいコンセプトなんじゃないかと思ったんだ。

…そしてアーティーにこの曲を聴かせたあと、二人は1曲だけのリユニオンをスタジオで行うこととなったのです。

220px-Breakaway_(Art_Garfunkel_album).jpg

◆この曲はピアノのソロから静かに入り、主人公が自分が育った"ちっぽけな町"(My Little Town)の想い出を話し始めます。
・汚れた風のなかに洗濯物を干す母親…工場地帯で空気が汚れていたのかな...?
・まっ黒な虹…でもそれは自分がそう思ってしまう…イマジネーションの欠如が原因。それだけ、どこを切っても同じ、何もない町ってことなんだ…・
・親父の息子っていうだけで何者でもない自分。拳銃の引き金を引こうと震えながら生きている…。
・コーラスはだんだんと強く、激しくなっていき、最後のコーラスの前には"Leaving"という言葉が入ります。彼は最後には"My Little Town"を出ていきました。そして…NYに渡り、"The Boxer"につながっていく…って風に思ってしまいますね。

PaulSimonStillCrazyAfterAllTheseYearsCover.jpg

◆"My Little Town"が最高位9位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 13th December, 1975

正直いってこのチャートには不満だ!(-_-メ) サイモン&ガーファンクルのリユニオンのシングルがなぜ最高位9位なの(怒)!

-1 1 FLY, ROBIN, FLY –•– Silver Convention
-2 4 LET’S DO IT AGAIN –•– The Staple Singers
-3 3 SKY HIGH –•– Jigsaw
-4 2 THAT’S THE WAY (I Like It) –•– K.C. and the Sunshine Band
-5 9 SATURDAY NIGHT –•– The Bay City Rollers
-6 12 LOVE ROLLERCOASTER –•– The Ohio Players
-7 8 NIGHTS ON BROADWAY –•– The Bee Gees
-8 19 THEME FROM “MAHOGANY” (Do You Konw Where You’re Going To) –•– Diana Ross
-9 10 MY LITTLE TOWN –•– Simon and Garfunkel
10 11 FOX ON THE RUN –•– Sweet

◆All Japan Pop20では、最高位9位。やはり1975年の12月最終週のことでした。
(1975年12月21日放送)

こちらのチャートは日本で人気の洋楽アーチストの名だたる名曲揃いで、仕方ないかなあと思ってしまう(^▽^;)

-1 二人はアイ・ラヴ・ユー ジョージ・ハリスン
-2 ワイン・カラーの少女 ポール・マッカートニー&ウイングス
-3 秋風のバラード オリビア・ニュートン・ジョン
-4 ひとりぼっちの十代 ベイ・シティ・ローラーズ
-5 愛がすべて スタイリスティックス
-6 マイ・リトル・タウン サイモンとガーファンクル
-7 ソリテアー カーペンターズ
-8 アイランド・ガール エルトン・ジョン
-9 呪われた夜 イーグルス
10 サタデー・ナイト ベイ・シティ・ローラーズ

◆Simon & Garfunkel "My Little Town" Live in Sydney 21 June 2009
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◆この曲はシングルのB面でした。ポール・サイモン"優しいあなた(You're Kind)"
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◆シングルB面にはもう1曲。こちらはアート"悲しきラグ・ドール(Rag Doll)"
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia My Little Town
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
サイモン&ガーファンクルのすべて
サイモン&ガーファンクル

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僕が洋楽を聴き始めたときはすでにビートルズは解散しておりS&Gが絶頂期でした。そして僕が初めて購入したLPはS&Gのグレーテストヒット(CBS・SONY赤い限定版)でした。それ以来、僕はS&Gが永遠なる洋楽誘い人として恩を感じています。今から20年前にカミサンとS&Gを東京ドームで初めてコンサートに出かけ感動も今は昔・・。カミサンはもう今は全く相手にしてくれなくなりました。何のこっちゃ・・(失礼・苦笑)

S&Gが洋楽誘い人

RWさん、僕もS&Gから洋楽入りました。日本のレコード会社が作った金色のジャケットのベスト盤です。カミサンとはS&Gは行ったことないのですが、数年置きに「一緒に観に行く?」とコンサートライヴには誘ったりしますが…やっぱり相手にしてくれなくなりました。笑)