Three Time Loser / スリー・タイム・ルーザー (Rod Stewart / ロッド・スチュワート)1975



Sittin' here in line
I'm wearin' my number,
While she's somewhere,
Touching up another fool.

ここで座って列になって
俺は順番待ちしてるんだ
彼女はどっかそこいらで
別な野郎を可愛がってるところかな

In a jukebox dive downin' blues
In her leopard-skin anklehigh boots
While I'm jackin' off
Readin' Playboy on a hot afternoon.

ジュークボックスから聴こえるのは
気分を凹ませるブルースだ
彼女は豹皮のショートブーツ
俺がイライラしてる横で
プレイボーイをめくって眺めてる
暑い午後のことさ

I'm a three time loser.
Caught it up in Monterey,
Shook it up in East Virginia,
Now my friends say it's here to stay.

俺は負け続きの常習犯
モントレーじゃ一目惚れ
イースト・ヴァージニアで猛アタック
友達(ダチ)はそろそろ落ち着け!
って言うんだけどな

How dare you have a party
In a Chelsea basement
When it became excited
Jezebel said come outside.
She felt me up and kissed my face,
Put her dirty hands down in my pants.
She took all of my money,
Left me naked by the silvery moon.

チェルシーの地下室で
パーティーなんてよくやるよ
盛り上がった頃に
"イザベル"のような女が
外においでって誘ってきたよ
俺をその気にさせて顔にキスして
ほかの男で汚れた手を
俺のパンツのなかに入れてきたんだ
俺のあり金全部 持ってかれたよ
銀色の月の光が照らすなか
取り残された俺は"すっぽんぽん"

I'm a three time loser.
Caught it up in Monterey,
Shook it up in East Virginia,
Now my friends say it's here to stay.

俺は3度も繰り返す馬鹿野郎
モントレーで女に夢中になって
イースト・ヴァージニアで悪ノリさ
もうダチの連中も
いいかげんにしとけってさ!

Roll away, roll away,
all of you women;
I don't think I need you anymore.
There'll be no more doctor's bills,
There'll be no more swallowing pills.
When I found a woman that can whip
the stalliont blood out of me.

いなくなっちまえよ
お前らみたいな女なんてさ
お前が欲しいなんて二度と言わないぜ
医者からの請求書なんていらないし
性病の薬も飲みたくないぜ
そしたら俺の尻をムチで叩いて
種馬の血を抜き取る女が現れやがったよ

I'm a three time loser.
Caught it up in Monterey,
Shook it up in East Virginia,
Now my friends say it's here to stay.

3度目の正直さ
モントレーでも騙されて
イースト・ヴァージニアでもはめられた
ダチ公も言うんだ
もう落ち着く時じゃねえかって

I'm a three time loser.
Caught it up in Monterey,
Shook it up in East Virginia,
Now my friends say it's here to stay.

3度もフラれた馬鹿野郎
モントレーでもフラれたし
イーストヴァージニアでもフラれたんだ
もういい加減落ち着けってさ
そんなのわかってるけどね!

(Rod Stewart)

touch up=体に触る
anklehigh=くるぶしの高さの
jacked off=怒って、イライラして
モントレー=アメリカ合衆国カリフォルニア州モントレー郡、太平洋岸のモントレー湾に位置する町。
catch up=捕まる 夢中にさせる 追いつく
shake up=更迭される 人を奮い立たす
How dare you
=よくもまあ[ずうずうしくも]…できるものだ
roll away=
転がして行く、動かして消す、なくなる
swallow the pill=従う、潔く罰を受ける
whip=ムチを打つ
stallion=種馬

Released in 1975
From The Album“Atlantic Crossing”

41xgLE8GK5L.jpg

2月のイチロッドです。
アメリカに渡ったロッドの名盤「Atlantic Crossing」のA面(Fast Half)トップがこの曲。ロッドはバラッドを取り上げることが多かったのですが、このロックン・ロール曲もほんとによく聴きました!この手のゴキゲン・ロックン・ロール・ナンバーもロッドはノリ良くて好きです!~Facesだと"Stay With Me"、アルバム「Night On The Town」だと"Wild Side Of My Life"、そして「明日へのキック・オフ」だと"Hot Legs"!これも彼の独壇場。

◆"Three Time Loser"って何だろう?調べてみると、「Two-time loser」「Four-time loser」という言葉も見つけてしまいました(^▽^;)

面白かったのはこちらのWebサイト(月刊 基礎知識)です。

(a two-time loser)
《俗語》再犯者。根っからのダメ人間。粗悪品。

(a three-time loser)
《俗語》常習犯。犯罪を重ね終身刑になるまでリーチがかかった囚人。

(a four-time loser)
《俗語》すでに“後がなく”すてばちの犯人。


"3回目までなら許せるけど、4回目だと後がない!"ってとこですね。

◆この曲の歌詞での"Three Time Loser"。最初はモントレー、2度目はイースト・ヴァージニアで女にフラれ(?)、今回が3回目の正直。
それでもすでに"Loser"って自分のこと呼んでるので、こりゃ後がない"four time"がありそうですね(笑)
アメリカに渡ったロッドは敢えてアメリカの地名(モントレー、イースト・ヴァージニア)を歌詞のなかに入れたのだろうけど、"チェルシー"はイギリス。そのあたり、地理的にはあまり厳密じゃないのかもしれませんね(^▽^;)。
また、"イゼベル"は古代イスラエルの王妃の名前。悪い王の王妃で"悪女"という話もあります。
「王妃イゼベルとはどれほど邪悪な女性でしたか?」(Yahoo 知恵袋)
ん?ヨハネの黙示録だと(イゼベル)について「結婚しない女」という意味もあるようだぞ。

◆"There'll be no more swallowing pills."は"swallow the pill=従う、潔く罰を受ける"というイディオムがありますが、その前に"医者の請求書"が出てきますし、このverseは"種馬の血"も出てくるので"性病(梅毒)の薬"って訳しちゃいました。

◆"Three Time Loser"って言葉。ロッドくん以外にも同名異曲があるようです。今日はもう1曲だけ、この人の"Three Time Loser"をお届けします。"England Dan & John Ford Coley"の"England Dan"こと"ダン・シールズ"の"Three Time Loser"です。

◆1977年のメルボルンでのライヴ。バンドメンバーは以下の通りです。
Rod Stewart - Vocals
Jim Cregan - Guitar
Gary Grainger - Guitar
Phil Chen - Guitar
Billy Peek - Guitar
John Jarvis - Piano
Carmen Appice - Drums
↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Atlantic Crossing
・Yahoo 知恵袋
・biography.com(http://www.biography.com/people/jezebel-9354524)
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
アトランティック・クロッシング・デラックス・エディション
ロッド・スチュワート
41xgLE8GK5L.jpg

関連記事

コメント

非公開コメント

アメリカ説

めったさん、こんばんは。


Rodくん、なんかちょっと情けない系のキャラの歌を歌うと・・・
なじむんですよねぇ~~。
本人はモテモテに決まっているのに!
懲りないヤツ、的な歌とか、ツイテいないヤツ、的な歌がこんなにハマる人もいないのではないでしょうか!

あと・・1点。
予め書かせて頂くと、・・・
解釈は人それぞれ・・・なので、意義は申し立てませんが。
めったさんの記述の下記部分です。


アメリカに渡ったロッドは敢えてアメリカの地名(モントレー、イースト・ヴァージニア)を歌詞のなかに入れたのだろうけど、"チェルシー"はイギリス。そのあたり、地理的にはあまり厳密じゃないのかもしれませんね(^▽^;)。


Chelseaはまずは英国を思い出します。
特にサッカーで頭に浮かぶんですが。 (笑)
でも、Rodくん、AtlanticをCrossingしちゃったのだから・・・
私がずっと思っていたのは、NYCにあるチェルシー地区なのです。

実際、どこを想定して歌を作ったのかは・・・
本人のみぞ知る、なのでめったさん説もアリなのかもしれませんが。

むかーし、昔チェルシー地区も街歩きをしました。
ミッドタウンにあり、良いところです。


Montereyは偶然にも・・・行ったばかりですが。
行く前にこの歌を聴いていても、ピンと来ず。 (笑)
西海岸なのに・・・大西洋を渡るばかりか、アメリカも横断しちゃったのかな。
と、これは今思います。
それまでは何とも思っていなかったです。
でも・・・実際に行ってみて風光明媚なところだったので、Rodくんを引っかけるような悪女がいなさそうな、綺麗な所でしたが。
分かりませんよね! どこにでもいるのでしょう、悪女は・・。 (笑)
では。






No title

はるちゃん、ありがとうございます!チェルシーはNYCにもあったのですね(^_^;)。確かにイギリスの都市が出てくる違和感はありましたが、無知をさらけ出してしまいました!でもいいのです。僕はずっとロッドのThree Time Loserが好きだったんだなー。アトランティッククロッシングは確かにバラードのSlow Sideは好きだったけど、洋楽を聞き始めた頃の自分はThree Time loserってタイトルだけで、空想、夢想、日本の中学生じゃわからない海外の世界を思い浮かべていました。大好きな曲のナゾ?が紐解けたことが無性に嬉しかったりします。月イチのロッドはまだまだ続く予定ですので、引き続きよろしくお願いします!(^o^)/