Hungry Heart / ハングリー・ハート (Bruce Springsteen / ブルース・スプリングスティーン)1980



Got a wife and kids in Baltimore, Jack
I went out for a ride and I never went back
Like a river that don't know where it's flowing
I took a wrong turn and I just kept going

なあおい
ボルティモアに女房と子どもがいたんだよ
ふっと車で出たったきり俺は帰らなかったんだ
どこに流れて行くのかわからない川みたいに
方向を間違えたけどそのまま進んできたんだ

Everybody's got a hungry heart
Everybody's got a hungry heart
Lay down your money
and you play your part
Everybody's got a hungry heart

誰もが飢えた心を持っている
誰もが満たされない心を抱えてる
何かに賭けてみたりしながら
自分のやるべきことをやってるんだ
誰もが満たされない心を持ってるんだ

I met her in a Kingstown bar
We fell in love I knew it had to end
We took what we had
and we ripped it apart
Now here I am down in Kingstown again

彼女とはキングスタウンのバーで会ったんだ
二人は恋に落ちたけど終わるとわかってた
互いに持ってるものを分けて
それでサヨナラさ
それで今俺は
またキングスタウンに戻ってきた

Everybody's got a hungry heart
Everybody's got a hungry heart
Lay down your money
and you play your part
Everybody's got a hungry heart

誰もが飢えた心を持っている
誰もが満たされない心を抱えてる
何かに賭けてみたりしながら
自分のやるべきことをやってるんだ
誰もが満たされない心を持ってるんだ

Everybody needs a place to rest
Everybody wants to have a home
Don't make no difference what nobody says
Ain't nobody like to be alone

誰にだって休める場所が必要だ
誰だって家族がほしいんだ
誰がなんて言おうとかまわない
誰だって独りぼっちにはなりたくないんだ

Everybody's got a hungry heart
Everybody's got a hungry heart
Lay down your money
and you play your part
Everybody's got a hungry heart

誰もが飢えた心を持っている
誰もが満たされない心を抱えてる
何かに賭けてみたりしながら
自分のやるべきことをやってるんだ
誰もが満たされない心を持ってるんだ

Writer(s) Bruce Springsteen

lay down=金を賭ける

Released in 1980
US Billboard Hot100#5
From The Album"The River"

Bruce_Springsteen_-_The_River.jpg

 昨年の暮れは僕は大掃除を頑張った!とりわけ12月30日。いつもは大晦日にやるんだけど、今年は大晦日は家族で映画を観ようということになった(で、ベイマックスを観たのです)のでその前日に頑張ったわけです。
しかし…!シマッタ~!(゚Д゚)ノ
取り返しのつかないことをしてしまった!

 この日の13時から2時間、ラジオ日本で「全米トップ40 スペシャルプログラム」をやるのをコロッと忘れてた~!30日の夜に湯川れい子さんが「今日の番組、楽しんでもらえましたか~?」ってFacebookに書いているのを見て、

「えっ?」(・・?
そのあとガーン!(゚Д゚)ノ


テレビ番組なら留守録しておけば万一忘れても大丈夫なのですが、ラジオはな~。その昔はラジカセでタイマー録音なるテクニックがあったが、そりゃ中学生のときにもう終わってましたね…。

◆暗~くなって年を越したのですが、もしかして...ブログ「ヒロクシンのトップ40」のヒロクシンさんが録音してるのでは?と閃いて、ダメもとでメールをさせていただきました。「もしかして、録音してませんか…?」と。
そうしたら!
神様、仏様、ヒロクシン様!
録音されていたじゃあ~りませんか(^^)/
 
ヒロクシンさんからカセットテープで録音したものを送っていただき、本日すべて聴き終えました!坂井隆夫さんのジョークボックスなんかもやって、懐かしかった~!
 リスナーの方も何人か番組に出演して、想い出の1曲をチョイス。いい曲をいい音で聴くのもいいんだけど、放送感度がそう良くないラジオから流れてくる曲も…いいんだよな!そのなかで、ある方が選んだ1曲がこの「Hungry Heart」。この曲がチャートで上がってくるのをワクワクしながら聴いて、2枚組の超大作アルバム「The River」を4面すべて何度も聴いていたあの頃の自分を思い出しました!

◆「Hungry Heart」の歌詞は和訳するのには比較的容易なのですが、この主人公の心境を和訳で表現するのは難しいと思いました。
 冒頭から“俺は女房と子どもを置いて蒸発した男なんだ”みたいな話をするヤツが出てくる。そいつは女の子と恋に落ちても…最初から別れの予感を感じていて、やっぱりそうなってしまう。満たされない心を誰もが持っている。でも一方で、心休める場所や家族がほしい、独りはイヤだ…。屈折していますよね~(-_-;)。
 要するに“誰もが満たされない心を持っている~その心は決して満たされないんだ”ということなのだけれど、そのことをブルース自身がどう思っているのかを気にしてしまいます。彼の歌声は冒頭の掛け声から非常に若々しく、溌剌としてこの曲を歌っているのですが…。

220px-HungryHeartSingleCover.jpg

◆この曲「Hungry Heart」は当初は、ブルースがアズベリーパークで、ラモーンズのジョーイ・ラモーンと会った時に曲を頼まれて作った曲でした。でもブルースのマネージャーのジョン・ランダウが"あげちゃダメだ、とっておけ!"とブルースに言ったそうです。というのは、ポインター・シスターズには"Fire"、パティ・スミスには"ビコーズ・ザ・ナイト"をあげて、それぞれヒットチャートの上位にランキング。“光で目もくらみ”はマンフレッド・マンにあげたわけではないけれど、カバーされて全米No1に。マネージャーとしてはブルースにシングルでのヒット曲を出したほしかったようなのです。(はい、マネージャーさんは先見の明がありましたね)でも、ラモーンズが歌うには、もう少しシンプルでスピードが速い曲じゃないと…って気がしますけどね。

◆…ラジオ番組「全米トップ40」に戻って…他にも懐かしい曲がたくさん!Peter Frampton“Show Me The Way”、Leo Sayer“When I Need You”、Jim Croce“Time In A Bottle”、Dan Fogelberg“Same Old Lang Syne”…。僕も大好きな曲達ばかりでした。強いてあげれば、Michael Murphy“Wildfire”、Dan Hill“Sometime When We Touch”あたりかかるかなあと期待していましたが、2時間じゃ限界ありますよね(^▽^;)。
 でも、ヒロクシンさん、ほんとにありがとうございました!(この番組、私もどうしても聴きたい!と思われる方、メールください。感動の共有もできるところでできたらな~と思ってます。)

◆“Hungry Heart”が最高位5位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For Week Ending December 27, 1980

“Hungry Heart”はジョンの訃報と“Starting Over”が1位になった頃のヒットなんだよな…。これも忘れられない。

-1 3 (Just Like) STARTING OVER –•– John Lennon
-2 2 MORE THAN I CAN SAY –•– Leo Sayer
-3 4 LOVE ON THE ROCKS –•– Neil Diamond
-4 1 LADY –•– Kenny Rogers
-5 6 HUNGRY HEART –•– Bruce Springsteen
-6 10 EVERY WOMAN IN THE WORLD –•– Air Supply
-7 8 GUILTY –•– Barbra Streisand and Barry Gibb
-8 11 THE TIDE IS HIGH –•– Blondie
-9 9 HIT ME WITH YOUR BEST SHOT –•– Pat Benatar
10 12 TELL IT LIKE IT IS –•– Heart

◆Hungry Heart - Bruce Springsteen - Paris 85
↓↓↓↓↓


◆ボス、かなりリラックスして歌ってます!
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Hungry Heart
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
ザ・リバー(紙ジャケット仕様)ブルース・スプリングスティーン

Bruce_Springsteen_-_The_River.jpg

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コメント

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ありがとうございます

めったさん こんにちは。 レス遅くなりましたが、
また 私の事を大きく取り上げていただき 本当に本当に恐縮です。

年末の特番、幸運にも放送時間帯に聞くことが出来て
番組を90分カセットテープで 曲やコメントの分・秒数も計算しながら
スリリングに録音する あの感覚も 久しぶりに味わいました

選曲された たくさんの曲、皆さんの語り 涙もので熱くなりましたね。
その中で めったさんが「Hungry Heart」を記事として
選ばれたこと また 嬉しい気持ちになりました

この曲 1980年当時には まだまだ ほんの数曲しかなかった
HOT100 ニューエントリーで (1週目で)いきなりのトップ40入り曲
しかも 30位という高い位置は 衝撃的でした。

最初のブルースの掛け声に つられて もう聞いている自分も 
自然と叫びたくなる曲ですが 
歌詞は 微妙な部分があるのですね・・

歌詞を知ると また この曲の聞こえ方も変わりそうです
ありがとうございます!

ヒロクシン様!

いや~ほんとにほんとに神様仏様ヒロクシン様でしたよ!
坂井さんの選曲"When I Need You"、湯川さんの選曲"Time In A Bottle"、そして"Same Old Lang Syne"…番組のクロージング(ヒロクシンさんテープの最後の面)が完璧でしたね…ジーンと番組の感動が。
"Hungry Heart"とでももう一曲、ほんとに想い出がフラッシュバックしてきたのは、Peterの"Show Me The Way"でした!こちらは矢口さんの1曲でしたね。ほんとに僕が洋楽を聴き始めた頃、この曲を全米トップ40で知って、洋楽のカッコ良さ、憧れました!2枚組ライブアルバムでアルバムチャートNo1、トーキングモジュレーターの存在を知り真似したり…。多摩川を散歩しながら聴いていたのですが、懐かしさに泣きそうになってしまいました(^▽^;)。で、こっちはすでに訳していたので、"Hungry Heart"になったのでした!
最後に一句。
Show Me The Way 歌うときは、ショメーザウェイ(字余り)
http://mettapops.blog.fc2.com/blog-entry-140.html

この曲とJohn Lennonの"Starting Over"が同時期にチャート・インしていたなんて知らなかった……あとパット・ベネターも……。

もっと前にヒットしたんだと思っていました。

ブルース・スプリングスティーンの1985年日本公演初日を観に行ったのですが、ロック&ポップスのコンサートでは一番素晴らしいものじゃないかと思います。

ブルースの来日公演

みけたまちびさん、ブルースの思い出、ありがとうございます!僕も代々木体育館行きました。一部と二部のインターバルがありましたが、再開が待ちきれなく、立ちっぱなしでした。白のTシャツとバンダナ、ジーンズのカッコで!

30年も前…

わざわざレス有難うございました。

よく考えたら、もう30年も前のことなんですね……光陰矢の如し(時間は飛ぶ)!

私は70年代はビートルズとアメリカン・ロックを聴いていましたが、80年代はジャズ(・フュージョン)に結構嵌まっていました。

ブルース・スプリングスティーンは友達が滅茶ファンで、付き合いで、寒い中、徹夜でチケット取りに並んだりしました(^。^;)

彼のコンサートを見て思ったのですが、ロック・ポップス系は30代半ば位でピークを迎えられると、良いコンサートができるような気がしました。