【祝来日】Canada / 新しきカナダ (Pilot / パイロット)1976



A look out California
Ooo-ooo, I gotta warn ya
Here comes Canada

カリフォルニアの見晴らしもいいけど
ああ 忠告しとくよ
いま カナダがホットなんだ

Canada,
you got an open door
You got so many things
I swear,
I never saw them before

それはカナダ
とっても自由な国
沢山ステキなものがあるし
これははっきり言える
見たことのないものばかりなんだ!

So much more,
you got a world in store
You got a home from home,
got a hold so strong
Can't seem to ignore

まだまだ沢山のことがある
国として前途洋洋なんだ
居心地だっていいし
心を掴んで離さない
注目せずにはいられないよ

These things I do
I do for nobody else but me

僕にもある沢山のやるべきこと
でもそれは誰のためでもなく
自分のためにやるんだよ

A look out California
Ooo-ooo, I gotta warn ya
Here comes Canada

カリフォルニアも素敵さ
ああ でも教えてあげる
いまはやっぱりカナダだよ!

Canada,
you proved your worth
You got snow peaked mountains tumbling down
You had them from birth

それはカナダ
価値ある国って伝わってくるよ
てっぺんからふもとまで
真っ白な雪に覆われてるんだ
国が生まれたときからね

Say it clear,
so the world can hear
I swear I never left you
Without shedding a tear

はっきり言うがいいさ
世界の人達に聞こえるように
この国を離れるときは
泣いちゃうに違いないよ

These things I do
I do for nobody else but me

僕にもある沢山のやるべきこと
でもそれは誰のためでもなく
自分のためにやるんだよ

A look out California
Ooo-ooo, I gotta warn ya
Here comes Canada

カリフォルニアの風景もいいけれど
ああ 教えてあげるよ
カナダの時代が来たんだよ

These things I do
I do for nobody else but me

僕にもある沢山のやるべきこと
でもそれは誰のためでもなく
自分のためにやるんだよ

A look out California
Ooo-ooo, I gotta warn ya
Here comes Canada ....

カリフォルニアの風景もいいけれど
ああ 教えてあげるよ
カナダの時代が来たんだよ

Songwriters: Paton, David
Canada lyrics c EMI Music Publishing

a look out=眺望,見晴らし
a home from home=
(気楽さなどの点で)まるで自分の家のような所.

Released in 1976
All Japan Pop 20#25
From The Album“Morin Heights”

pilotcanadajapan.jpg

パイロットの「新しきカナダ」。この曲も2007年11月の「First Flight To Japan」の第2部で演ってくれました!(セットリストはまさみさんの“The Words Of Pilot”をご参照あれ)

◆“ペニー・イン・マイ・ポケット”の記事で、なんでパイロットはこの曲も収められてる3rdアルバム「モーリン・ハイツ」をカナダ(ケベック)でレコーディングしたのかな?と僕も「つぶやい」てしまいましたが、アルバムライナーノーツ(英語)を今回じっくり(一応)読んでみたら、書いてありました(^▽^;)。
(要約)
デビッドはパイロットの音楽をもっとハードエッジなものにしたくて、ロイ・トーマス・ベイカー(クイーンのアルバムのプロデュースで有名)なら、それをもたらせてくれるのでは?と考えました。でも、第一候補はロイじゃなかったらしいですよ。(えっ?)一番はエルトン・ジョンを人気にしたと言えるガス・ダッジョン。何回かセッションをしたこともあったようです。しかし大きなマネージメント上の問題もあり断念。そこで第二候補のロイに接触したところ、そういうことならカナダに行ってアルバムを作るのもいいんじゃないか?というサジェスチョンがロイからあったとのこと。当時、バンドはキーボードのビリー・ライオールの脱退の問題があってみんな暗かった。そのくらい抜本的に変えてみる必要があるのでは?ってことだったようですね。
 ちなみに「モーリン・ハイツ」のアルバムの内袋には「No Handclaps」(ハンドクラップ=手拍子はないよ)と書かれていたらしい。これはクイーンの初期のアルバムには“シンセサイザーを使っていない”(僕らは工夫して音を作ってるんだ)ということを示したいために「No Synthesizer」と書かれていたのにあやかって、これまでのパイロットの曲のある意味シンボルでもあった「ハンドクラップはないよ」(パイロットの音は変わったよ)としたんですね。(僕の持ってる輸入盤のCDのライナーには見当たらないのが残念)

morinheights.jpg

◆ちなみに「カナダ」(新しきカナダ)ですが、レコーディングで訪れた国=カナダが素敵だった!ということで作ったんだろうと思いましたが、それにしても「ホメすぎ」だし、また“These things I do ,I do for nobody else but me”の歌詞の意味がよくわかりませんでした。でも、こういうことかな?というこの曲の背景をライナーノーツに発見しました。

:アップビートの“カナダ”はシングルになりました。カナダで録音したからというだけでなく、ある計算を働かせたのです。ちょうどその時期はモントリオール五輪がカナダで開かれていました。オリンピックにちなんだ曲を出したら、使われるチャンスがあるんじゃないかと誰かに教えられたのです。しかしながら、カナダに実際に行ってみたら、オリンピックで使われるには、カナダ市民の曲じゃないとダメ!って伝えられました。

…そんなオチがあったんですね!
ですので、カリフォルニアもいいけれど(けなさずに)…今はカナダの時代だよ!って歌ったんですね。そして勝手な解釈ですが“These things I do ,I do for nobody else but me”は、オリンピックにちなんで、アスリートたちに、“国の威信をかけて、なんて緊張しないで、まずは自分がやってきたことを信じて、自分のために頑張って!”と歌ったのではないでしょうか(^▽^;)(めった説)。

◆文化放送All Japan POP20では最高位25位だったようです。
(1976年11月第1週)

1位は日本で流行りましたね、ジョリーン!作者はドリー・パートンですね。9位カーペンターズ「悲しき慕情(Breaking Up Is Hard To Do)」はニール・セダカのカバー。カムカム、ダンドゥビ、ドゥダンダアン♪。キャンディーズも歌ってますよ

-1 ジョリーン オリビア・ニュートン・ジョン
-2 二人だけのデート ベイ・シティ・ローラーズ
-3 ラブ・イズ・ブラインド ジャニス・イアン
-4 ラブ・ミー・ライク・アイ・ラブ・ユー ベイ・シティ・ローラーズ
-5 シェイク・ユア・ブーティ K.C.&サンシャイン・バンド
-6 幸せのノック ポール・マッカートニー&ウイングス
-7 恋のデュエット エルトン・ジョンとキキ・ディー
-8 運命'76 ウォルター・マーフィーとザ・ビッグ・アップル・バンド
-9 悲しき慕情 カーペンターズ
10 恋のムーンライト スターバック

25 - 新しきカナダ パイロット

◆Top Of The Popsに出演。
↓↓↓↓↓


◆モントリオール五輪といえば…"白い妖精"コマネチの10点満点!日本は女子バレー、男子体操、柔道、レスリングなどで9個の金メダルを獲得しました。(wikipedia モントリオール五輪) 
コマネチは今見ると、たけしさんのギャグのように、そんなにレオタード食い込んでないと思うぞ(-_-;)。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Morin Heights CD Linernotes
・LPEP.com
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
モーリン・ハイツ Original recording remastered
パイロット

morinback.jpg

*アルバム「モーリン・ハイツ」の裏ジャケは「Goodbye」の文字が。歌詞にあるようにカナダから去るときには、パイロットのメンバーは泣いちゃったかな?

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コメント

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愛情ぎっしり

情報ぎっしり、愛情ぎっしりのページですね!

No Handclaps がクイーンに関係あるとは、全然知りませんでした。
英語版ライナーノーツもちゃんと読んでなかったので
「ふむふむ、なるほどー」と大変興味深かったです。

Here comes Canada の部分は、私にとって一番困った部分ですが、
めったさんの「いま カナダがホットなんだ」には
「うわー、やられたー」と思いました。
まさに、そういう感じですよねー。

素晴らしい訳詞をありがとうございます。
すごく刺激になりました。

流行を反映して…

まさみさん、ご来訪&嬉しいお言葉、ありがとうございます!
Pilotの曲は一番好きな曲をSecond Flight(今年来てくれない?)まで取っておいて…インターバルは長いですが、取り組んでいく所存でおります。
"Here Comes Canada"=「カナダがホットなんだ」の訳は実は最初は「カナダがキタ~!」でした(笑)。ただ、曲の雰囲気と合わないので止めました(^▽^;)。
訳すときに、結構、最近の日本での流行語が頭をよぎるときがあります。
it's the time to~…いつするの?今でしょ!とか、
No no no……ダメヨ、ダメ、ダメ etc...
自分なりの曲のイメージ(あるいは作者の想いを汲み取って)日本語にもっと愛情をもって、いろんな機微のある表現とかも使えるようになるといいのですが!
また、よろしくお願いいたします。

Here Comes Canada

あ、私も「カナダがきてる」という訳は考えました。
でも、単に直訳しているみたいに思われそう、と感じたのでやめました。
全体の雰囲気にも合わないですしね。

むずかしいですよねー。

カナダでこの曲は売れたのでしょうか?

まさみさんも「キタ~」が頭に浮かんだんですか!笑ってしまいますよね。
でも、なぜPilotが「カナダ」の歌を歌ったのか?ってのは、もともと不思議な話ですよね。今回強引な解釈もしましたが、ようやく意味がわかりました!
ところで「Canada」はカナダで売れたのでしょうか?これだけ礼賛して、国の宣伝をしてくれてるのですから、オリンピックで使われなかったとしても、もう少し取り上げてくれても…(^▽^;)。
またよろしくお願いいたします!