Time Passages / タイム・パッセージ (Al Stewart / アル・スチュワート)1978



It was late in December,
the sky turned to snow
All round the day was goin' down slow
Night like a river beginning to flow
I felt the beat of my mind go

もう12月の遅い時期の頃
空から雪が降ってきた
一日がまるまるとゆっくり過ぎて行く
夜が川のように流れ始めると
僕は心臓の鼓動を感じて…そして…

Drifting into time passages
Years go falling in the fading light
Time passages
Buy me a ticket
on the last train home tonight

時空の旅に出ていたんだ
年月は流れ 消えゆく光のなかに落ちていく
時空の旅に出たんだ
今夜 家に帰れる最終電車のチケットを
僕に買ってくれないか?

Well I'm not the kind
to live in the past
The years run too short
and the days too fast

そうさ 僕は過去に生きるような
タイプの人間じゃない
年月はとても短すぎて
日々はとても早く過ぎて行く

The things you lean on,
are the things that don't last
Well it's just now and then,
my line gets cast into these
Time passages

信頼しているものは
はかないものばかりなんだ
そう だからときどきは
時空の旅に参加してみるのさ
自分の行先をね

There's something back here
that you left behind
Oh, time passages
Buy me a ticket
on the last train home tonight

きみが置いてきた何かが
ここにはあるんだよ
ああ
時は流れていくんだ
今夜家に帰る最終列車の
チケットを買ってくれないか

Hear the echoes
and feel yourself starting to turn
Don't know why you should feel
That there's something to learn
It's just a game that you play

こだまの呼ぶ声を聞いてごらん
変わろうとしてる自分を感じてごらん
感じなきゃいけない意味なんてない
そこには何か学ぶものがあるんだ
それは僕たちが参加してる
人生のゲームなんだ…

Well the picture is changing,
now you're part of a crowd
They're laughing at something,
and the music's loud
A girl comes towards you,
you once used to know
You reach out your hand,
but you're all alone in these
Time passages

そうさ 風景も変わっていくし
今やきみは群衆のなかの一部
人々は何かしらを笑い
音楽が大きく奏でられてる
一人の少女がきみの前にやってくる
以前知ってる女の子なんだ
きみがその子に手を伸ばすと…
きみは一人ぼっちになり…
いつのまにかまた
…時空の旅に出ているんだ

I know you're in there,
you're just out of sight
Oh, time passages
Buy me a ticket
on the last train home tonight

きみがそこにいるのはわかってるけど
姿が見えないんだ
ああ 僕は時空の旅人さ
最終列車のチケットを買ってくれないか
今夜 家に帰るために…

Writers Al Stewart, Peter White
Lyrics c EMI Music Publishing, Sony/ATV Music Publishing LLC, Warner/Chappell Music, Inc.

drift into=知らぬ間に陥る 〔into,toward〕.
get cast=役をもらう

Released in 1978
US Billboard Hot100#7
From The Album"Time Passages"

220px-Time_passages.jpg

歌詞にある通り、12月の終盤に和訳しようと決めていた曲です!

◆不思議な感じの曲です。アレンジも幻想的で、アル・スチュワートの声も独特な“おとぼけ感”があります。時空の旅に出つつも、今夜のうちに家に帰りたいんだな!ということでちょっとクスっと笑ってしまいます。

◆この曲はアルバムも含め、前前作、前作に続いてアラン・パーソンズのプロデュース。ジャケットアートワークはヒプノシスです。

◆この曲のSongfactsにアルのコメントが出てました。「えっ?」と思った内容です(-_-;)。(thanks, Jeffrey - Hilversum, Netherlands and acousticstorm.com)

:この曲はそんなに好きじゃないんだ。僕にとっては大ヒットした曲という以上のものはない。僕の「Year Of The Cat」に似た感じの曲を作ってほしいとレコード会社に頼まれたんだので僕らは最後に同意したんだ。
 でもそんなヒドい曲だと思ってなかったんだ。ある日エレベーターの中で聴いたときに“うわーこの曲はまるでMuzakだな”ってさ。30秒ほど経って気がついたんだよ。自分に言い聞かせたんだ。“この曲はかなりヒドいな”って。そしてさらに恐ろしいことに、僕の声が聞こえてきたんだ。僕のレコードがかかってたんだね。
“ああ 神様。僕は何てことをしてしまったんだろう。こいつはヒドいよ!”
幸運なことにそれ以降の25年間、ほかのことで汚名をそそぐことはなかったけどね。まあ“Time Passages”で僕が嬉しいことなんてないんだよ。


アル本人はこの曲は“Year Of The Cat”の二番煎じ曲でレコード会社に言われて作ったけど、やらなきゃよかった…って思ってるんですね。僕のような「Year Of The Cat」から彼を好きになったファンからする「いい曲」なのですが、それは「Year Of The Cat」のイメージの曲を求めているからかもしれません(^▽^;)。

◆“Time Passages”が最高位7位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles 9th December, 1978

時は シック VS バーブラ&ニール連合の戦国時代!? この週はシックが1位になりましたが、翌週はバーブラ&ニールが奪回、そしてその次の週はまたシックが奪い返す…!3位のジノ、8位ビリーもそのとばっちりを食いました!この週7位のアルは2週間7位を続けた後、後退します…!

-1 4 LE FREAK ??? Chic
-2 2 MacARTHUR PARK ??? Donna Summer
-3 1 YOU DON’T BRING ME FLOWERS ??? Barbra and Neil
-4 5 I JUST WANNA STOP ??? Gino Vannelli
-5 3 HOW MUCH I FEEL ??? Ambrosia
-6 7 I LOVE THE NIGHT LIFE (Disco ‘Round) ??? Alicia Bridges
-7 8 TIME PASSAGES ??? Al Stewart
-8 9 MY LIFE ??? Billy Joel
-9 10 SHARING THE NIGHT TOGETHER ??? Dr. Hook
10 11 (Our Love) DON’T THROW IT ALL AWAY ??? Andy Gibb

◆アルのライヴでの“Time Passages”。上で“キライ”と言ってるけど、本人ノッて歌ってるように見えるぞ。
↓↓↓↓↓


◆人のこと言えませんが・・・うわ~、いいオジサンになったなあ!2010年のスタジオでの演奏。「あの人はいま?」的な番組かと思うけど、セットもなかなか豪華。
↓↓↓↓↓


◆アルバムからの第二弾シングル「ラジオを聴いて(Song On The Radio)」。全米29位になりました。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Time Passages
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Time Passages / Al Stewart

220px-Time_passages.jpg

関連記事

コメント

非公開コメント

この曲は

確かAM(多分ラジオ関東)で若山源三さんのDJで雑音混じりに聴いただけ
でしたので黒人の人が唄っていると
ばかり思っていました。

元々、好きなメロディラインの曲
ですが、個人的に心象風景を唄った
歌は好きなので、めったさんの訳詞で
更に好きになった気がします。

しかし本人に思い入れがないとは
残念ですねぇ〜。

来年はYear Of The Sheep

あもーれさん コメントありがとうございます。アル・スチュワートがこの曲を気に入っていないのは、「Time Passages」を彼のヒット曲「Year Of The Cat」の二番煎じ曲と思っているからなんですね。「Year Of The Cat」はまだ訳してないのですが、聴いてみてください。「猫の年からやってきた」という不思議な女性、の歌です。
http://www.youtube.com/watch?v=QM7LR46zrQU
(PS)ちなみに海外の国~ベトナムやタイ、チベットなどには「猫年」あるみたいですよ。
http://www.eto12.com/junishi03.html

No title

なぜか昨日からAl Stewartばかり聴いています。詩とメロディに歌声がマッチしていて、Year of the catといい、なんとも心地よい6分間。短い曲じゃなくて良かった。

No title

すちーむみらーさん、アルスチュワートは、この世と別世界を行ったり来たりするような話をメロディにのせ、あの独特な声で歌う、やみつき感、のあるアーティストですよね。じっくりと聴きたくなる時が僕もありますよ。