【ライヴ記録】Art Gerfunkel (アート・ガーファンクル)2014 渋谷公会堂 行ってきました

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◆行ってきました。アート・ガーファンクル東京公演(渋谷公会堂)。チケット取るのが遅かったので2階席の後ろから5番めくらいかな。客席は「夫婦」と見られる男女カップルが多いな。当年73歳のアートと会えるのも最後かなと思い、パンフを購入しました。2,000円でした。サイン入りだと5,000円とのこと。あなたならどっちを買いますか?(^▽^;)

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◆立ち上がって一緒に歌うというスタイルでないコンサートも久しぶりです。またステージも非常にシンプルな作りで、演奏はアコースティックギターを弾くミュージシャン1人だけ(Tab Laven…アートのパンフによれば、"過ぎし日の想い出"のメアリ・マックレガーとコンサートを開いたりしているミュージシャンとのこと)

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◆開演予定の19:00を15分ほど回ったところでスタート。最初にギターを持ったタブが登場。続いてアート。白シャツに黒ベスト、ネクタイというのがアートの定番ファッションですね!
 オープニングは"4月になれば彼女は"かなと思っていたのですが、ビリーのカバー"And So It Goes…"でした。これはこれで嬉しい。そして"The Boxer"!アコギのスリーフィンガーから、強くかき鳴らすよう弾き方を変えたり、ギターの表現力も豊かです。"The Boxer"の歌詞は例の「失われた小節」も歌ってくれました。
 続いてアート自身の作「Perfect Moment」。終わった後で、何の脈絡もなく「イクラ、アナゴ、ウニ、マグロ」と日本に来て覚えたのでしょう。寿司ネタを日本語でつぶやいて笑いを取りました(^▽^;)。
 次が「A Heart In New York」。しっとり聴いていたのですが、「All I Know」とメドレーでした。(1曲ずつ味わいたかったというのが本音)。
 アートはS&G全盛期ほどとは言えないものの、"天使の歌声"で頑張って歌ってくれていました。ここまでアートは座って歌っていましたが、次に立ち上がって力強く歌ったのが「地下鉄の壁の詩」(A Poem on the Underground Wall)でした。そして「スカボロー・フェア」。

◆このあと「友人が通訳をしてくれます」と紹介されたのが「キョウコ」さんという日本人の女性。アートが英語で詩の朗読のように話すのを、感情をこめて日本語で訳して話してくれます。アートがどのように音楽に触れ、「天使の歌声」を贈られた(gift)のかという話でした。

◆"True Love Song…"という紹介から歌われたのが"Quiet Nights of Quiet Stars) "。ステージは先ほどまでは特に何も装飾されたものがなかったのですが、この曲のときには満点の星空のような照明が映し出されます。そしてPaul Simon Songbookに収められていた「The Side of a Hill」。懐かしい~。カバー曲が続きます。「Someone to Watch Over Me」。そして「エミリー・エミリー」。ここで15分間のインターバルが挟まれます。

◆照明が明るくなったこともあり、ここで1枚だけ写真をパチリ!アーチストがいないステージですからいいですよね(^▽^;)。こんなアングルでステージを見てました。

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◆さあ、第二部の開始。ここで"4月になれば彼女は"がキタ~!MCで「ニホンニマタコレテトッテモウレシイ」。
 アートが英語で話していたのは、彼は5人の愛するソングライターがいる。1人めは(聞き逃してしまいました。誰か聴いてたら教えてください)、続いてもちろんポールサイモン、ジミー・ウェッブ、そしてジェイムズ・テイラー。そして最後に少々風刺的な人ですが…ランディ・ニューマン!と紹介して「Real Emotional Girl」を歌います。

◆なんと次にあるアーチストを紹介したい!ということでステージ脇から現れたキャップをかぶり、似合わない(ごめんね)ヒゲを生やした男…この人はなんとアートの息子さん!
パンフレットに掲載されていたお子さんの写真を見てしまいました。この子がこうなったってことですね!

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親子でエヴァリ・ブラザースの歌を2曲デュエット。仲のいい親子です。そして息子がソロで歌ったのは・・・「水曜の朝午前3時」!じゃないですか。"天使の歌声"は受け継がれていました。チャップリンの曲「スマイル」もソロで熱唱!そしてステージを下がり、再びアートのソロ。
 「早く家に帰りたい」はちょっとリズムがついて、アレンジが変わっていましたね。歌詞で" And each town looks the same to me, the movies and the factories"と歌うところを、確か"TOKYO and the factories"と"東京"に置き換えて歌ってくれましたね。

◆ここで再び「キョウコ」さん登場。アートの通訳をします。アートがどのように歌を歌ってきたのか、途中"Old Man's River"の1小節を歌ったりもしてくれました。
アートは最初は"人間のために"歌を歌いましたが、あるとき"牛のため"にも歌を歌ったという話。最初は笑い話をしてるのかな?と思いましたが、いやいやマジメな話でした。牛は彼の歌を聴いて目をぱっちりと開けたそうです。そして"僕たちは死ぬのが怖い"ということを確認しました…と話して歌ったのが"Bright Eyes"。そうだ、この曲は生と死を歌った曲でした。
アルバート・ハモンド作「L.Aより99マイル」に続いて、終盤に怒涛のS&Gの名曲です。「サウンド・オブ・サイレンス」「キャシーの歌」「明日に架ける橋」。大満足でした!
 とここでショウは終了。ステージを下がります。当然のことながらアンコールをリクエスト。出てきてくれました!

◆またもや息子さんも登場!以前日本に来たときはまだ2歳だったと言ってました。とすると年は…まあいいか。
 おっ明るいリズムで歌い始めたのが「フィーリン・グル―ヴィー」。いいな、この曲。そして"Devoted To You"。ジェイムズ・テイラーとカーリー・サイモンのバージョンで聴いたことあったぞ。
 最後の最後に短い曲 "Now I Lay Me Down to Sleep"。ホントのラスト曲でした。
おっでもみんなも諦めずにアンコールの拍手が続きます。もしかして、もしかして…おおっアートが再登場!でも挨拶だけで歌はありませんでした。"Good Night Tokyo!"と叫んでサヨナラ~。うん、明日が日本公演最終の渋谷公会堂もう1日あります。のどの調子を整えて、明日来るファンに「天使の歌声」聴かせてあげてください!

(Setlist)
-1. And So It Goes (Billy Joel cover)
-2. The Boxer
-3. Perfect Moment
-4. A Heart in New York
-5. All I Know
-6. A Poem on the Underground Wall
-7. Scarborough Fair/Canticle
-8. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
(Antônio Carlos Jobim cover)
-9. The Side of a Hill (Paul Simon cover)
10. Someone to Watch Over Me (George Gershwin cover)
11. For Emily, Whenever I May Find Her

(Interval)

12. April Come She Will
13. Real Emotional Girl (Randy Newman cover)
14. Let It Be Me
(The Everly Brothers cover) (duet with Art Jr.)
15. Take a Message to Mary
(The Everly Brothers cover) (duet with Art Jr.)
16. Wednesday Morning, 3 A.M. (sung by Art Jr.)
17. Smile (Charlie Chaplin cover) (sung by Art Jr.)
18. Homeward Bound
19. Bright Eyes
20. 99 Miles From L.A. (Albert Hammond cover)
21. The Sound of Silence
22. Kathy's Song
23. Bridge Over Troubled Water

(Encore)
24. The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
(duet with Art Jr.)
25. Devoted to You
(The Everly Brothers cover) (duet with Art Jr.)
26. Now I Lay Me Down to Sleep



8. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)


11. For Emily, Whenever I May Find Her


19. Bright Eyes


21. The Sound of Silence


22. Kathy's Song


23. Bridge Over Troubled Water


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コメント

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行きました

私も最終日に行きました。復調半ばと思われますが、それでも素晴らしかったです。YouTubeのSimon and Garfunkelのチャンネルにエヴァーリーブラザーズカバーのライブ音源があがっていました。
http://youtu.be/rtg64ZljTR8

アートの気持ちが伝わってきましたね

kk55さん、コメントありがとうございます。東京のセットリストは2日間同じだったのですね。途中の詩の朗読もアートの気持ちが伝わってくるものでしたね。元気な姿を見られて&歌声を聴けて、なかなかいいコンサートでした。まだまだ頑張って歌って欲しいですね!
youtubeの紹介もありがとうございました。

デュエット曲が一つない

最終日のセトリですが、Take a Message to Mary はやらなかったと思います。本人は15分から20分のインターミッションと言ってましたが24分かかり、マスクで登場したので心配しました。
5人の好きなソングライターは紹介した順番が違いました。Paul Simon
Steven Sondheim(Stephen Sondheim)
Jimmy Webb
James Taylor
Randy Newman
2人目は早口でしたがBroadway fameと言ってましたので多分合ってると思います。Jimmy Webbを挙げた後に客席からSkywriterをやらないのですか?声をかけられて、今回はやらないんだ、ごめんなさいと答えてました。69年ライブのCDでもキーボードの音が小さいと言う客席とコミカルな会話があったのを思い出して微笑んでしまいました。

No title

kk55さん、アートがマスクをしていたのですか?調子がそんなに良くないのに頑張ってくれていたのですね!スティーヴンゾンドハイムは「ウエストサイド物語」の作詞などをした方なのですね。(知らなかったので調べました^^;)初日の五人の順番はアートの小さい時から影響を受けた人の順、二日目は大きな影響を受けた順、だったのかもしれませんね!貴重な情報をありがとうございました。

No title

突然お邪魔いたします。
似たような記事を書きましたもので〜。
同じ日に観賞していたようで、自身のブログの参考にさせていただきました。
詳細なアップ、ありがとうございます。
やっぱりスティーブン・ソンドハイムでしたね。僕もちょっと自信なかったのですが^^;
本当に素晴らしいライヴでした^^

またお越しください!

ベンジャミンさん、ご訪問ありがとうございました。
アートのライヴはアート自身が自分のルーツを振り返り、それが現在とこれからにどうつながっているのか、感じられるものでした。(息子さんのことを愛しく、誇らしく思っている様子も伝わりました)これからも歌い続けてほしいと思います。
ベンジャミンさんも色んなアーチストや曲などもお詳しい方のようですね。ぜひ今後もご来訪願います。楽曲の背景や関連アーチストの情報など、いろいろと教えていただけると僕もまた楽しいので、どうぞご指導(!)ください(^^)。