Fountain Of Sorrow / 悲しみの泉 (Jackson Browne / ジャクソン・ブラウン)1974



Looking through some photographs
I found inside a drawer
I was taken by a photograph of you

引き出しのなかに見つけた
何枚かの写真を見ていたのさ
僕はきみの写真に目を奪われた

There were one or two I know
that you would have liked a little more
But they didn't show your spirit
quite as true

1枚か2枚 きみがもう少し
気に入った写真があっただろうけど
その写真はきみの心を
その通り写し出してはいないんだ

You were turning 'round
to see who was behind you
And I took your childish laughter by surprise
And at the moment
that my camera happened to find you
There was just a trace of sorrow in your eyes

きみは振り返って
誰が後ろにいるのか確かめる
僕がいるのにビックリして
きみは無邪気な笑い声をあげたね
そのとき僕は
きみの表情を見逃さなかったよ
きみの瞳には悲しみの跡が残ってたんだ

Now the things that I remember
seem so distant and so small
Though it hasn't really been
that long a time

いま僕の覚えている想い出は
とても遠く微かになってしまったみたいさ
本当は
そんな昔のことじゃないのだけれど

What I was seeing wasn't
what was happening at all
Although for a while,
our path did seem to climb

僕が見ていたものは
実際に起こっていたものと
かなり違っていたけれど
つかの間ではあったけど
僕らの進む道は開けていたんだよ

When you see through love's illusions,
there lies the danger
And your perfect lover
just looks like a perfect fool
So you go running off
in search of a perfect stranger
While the loneliness seems
to spring from your life
Like a fountain from a pool

愛の幻想が透けて見えたら
そのときは気をつけなきゃだめさ
申し分のない恋人だった相手だって
すっかり愚か者に見えてしまうんだ
そしてきみは
出会ったことのない理想の相手を求めて
ここから走り去っていく
孤独がきみの人生から溢れ出てくるよ
それは水たまりから湧き出る泉のように

Fountain of sorrow,
fountain of light
You've known that hollow sound
of your own steps in flight
You've had to hide sometimes,
but now you're all right
And it's good to see
your smiling face tonight

湧き出てくる悲しみ
湧き出てくる光
空気中に響くきみの空しい足音を
きみも聞いたことがあるだろう
きみはしばしば
隠れなきゃいけなかったけど
今はもう大丈夫だね
今夜はきみの笑顔を見れて
僕は嬉しかったんだ

Now for you and me it may not be
that hard to reach our dreams
But that magic feeling
never seems to last

きみと僕だったら
夢を追い求めるのも
そんなに難しくないかもしれない
でも魔法のような気持ちは
決して長くは続かないんだ

And while the future's there
for anyone to change,
still you know it seems
It would be easier sometimes
to change the past

そこにある未来は
誰にだって変えることができる
っていうよね
でもときどきは過去を変える方が
簡単なときもあるようだね

I'm just one or two years
and a couple of changes behind you
In my lessons at love's pain
and heartache school

1年や2年 多少の変化があっても
僕はきみの味方でいるよ
愛する苦しみや心の痛みも
学んでいくことにするよ

Where if you feel too free
and you need something to remind you
There's this loneliness springing up
from your life
Like a fountain from a pool

自由すぎると感じたときや
本当の自分を想い出すために
必要な何かがほしいなら
きみの人生から湧き出てくる
この孤独を受け止めて欲しい
そいつはきみの心の
孤独の噴水のようなものさ

Fountain of sorrow,
fountain of light
You've known that hollow sound
of your own steps in flight

湧き出てくる悲しみ
でもそれは
湧き出てくる希望の光
空気を伝わって
きみの空しい足音が聞こえてくる

You've had to hide sometimes
but now you're all right
And it's good to see
your smiling face tonight

きみはときどき
隠れずにはいられなかったけど
もうすっかり大丈夫だね
今夜はきみの笑顔が見られて
僕はとても嬉しいんだよ

ountain of sorrow,
fountain of light
You've known that hollow sound
of your own steps in flight

湧き出てくる悲しみ
でもそれは
湧き出てくる希望の光
空気を伝わって
きみの空しい足音が聞こえてくる

You've had to struggle,
you've had to fight
To keep understanding
and compassion in sight

もがきながらも前に進み
戦い続けなくちゃならないのさ
人を理解し思いやりを見失わずに

You could be laughing at me,
you've got the right
But you go on smiling
so clear and so bright

きみは僕を笑うかもしれないけど
それでいいんだよ
きみにはずっと
透明で輝く笑顔でいてほしいんだ…

Songwriters BROWNE, JACKSON
Lyrics © Jackson Browne/Swallow Turn Music/Night Kitchen Music/Open Window Music

take one by surprise
=いきなり脅かす;不意打ちを食らわす
see through=見通す 透かして見る
hollow=虚ろな
I’m behind you=きみのそばにいる
きみを応援している
compassion=思いやり

Released in
No Chart In
From The Album"Late For The Sky"

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ジャクソン・ブラウン来日決定記念です!

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◆実は…僕はジャクソン・ブラウンもかなり好きなのです。ですが、ジャクソンの曲は訳すのが勇気が要り、これまで避けてきました。今日はジャクソンの曲で1番か2番目に好きな「悲しみの泉(Fountain Of Sorrow)」が訳せたのでちょっと嬉しいです…(^^

でも、

I'm just one or two years
and a couple of changes behind you
In my lessons at love's pain
and heartache school

の部分の和訳は自信なし…(-_-;)

◆この曲「悲しみの泉」について、ジャクソン・ブラウンのコメント(1996年 カリフォルニア州サンタバーバラにて)です。

:出だしがいいよね。「僕はきみの写真に目を奪われた(I was taken by a photograph of you)」という一行が気に入ってるんだ。「写真を撮る(take a photograph)」と「写真に魅了される(taken by a phtograph)」を引っかけた言葉遊びであるだけでなく、「君の写真によって僕はまた写真を撮られる」、つまり僕は君との関係において、その瞬間をはっきりと定義づけられる、という意味もあるからだ。
 今もこの曲を歌うとき、当時と変わらぬ共感と強い思いがよぎるんだ。理由はほかにもいろいろあるんだけど、詳しく話すには個人的すぎるのでやめておくよ。でも好きな曲のひとつなんだ。
 今、この曲の「時々 隠れてしまうことがあった君だけど、もう大丈夫/今夜こうして、君の笑顔が見られて嬉しいよ」という部分を歌うと。オーディエンスは歓声で湧き上がるんだ。突然、僕と彼らについての曲になってしまうからさ。それまで2人の男女のストーリーだったのが、突然その真ん中で、僕とオーディエンスの関係に変わってしまう…わずか一瞬とはいえ。曲のすばらしさとは、そういうことなんだろうね。
(Songwriters On Songwriting by Paul Zollo;「INSPIRATION」(アミューズブックスより)



◆この曲の歌詞について、ダブル・ミーニングのある個所を話すなんて、ジャクソンも相当この曲が気に入ってるんでしょうね!(^^) また、ライヴにおいてもファンがこの曲を待っているってことがわかっていて大切なナンバーになっているということなのでしょう…!
 ちなみに「詳しく話すには個人的すぎる」という内容ですが、この曲のWikipediaに"この曲はジャクソン・ブラウンとジョニ・ミッチェルの短い間の関係に触発されて作られたとされています"と書かれていました。おいおい、昔の話をわざわざ蒸し返さないでやってくれよ…(-_-;)←わざわざ紹介しているのはお前さんだろ!

◆ちなみに、初期の彼の曲は…深い、やっぱり詩人。そして80年代以降これまでの彼の曲は、世界情勢を反映しているものが多いです。なので和訳も難易度が高いと思っています…。
 ライヴも2回ほど行ったことがあります。1986年『ライヴズ・イン・ザ・バランス』、1989年『ワールド・イン・モーション』のツアーですが、ちょっと複雑な想いで帰ってきました。
 "Doctor My Eyes"や"These Days"などの初期の曲、この曲や"Late For The Sky""The Pretender"、また"Running On Empty"や"The Road Out~Stay"。やはりファンが待っているのはこのあたりの曲であり、僕もそうです。でも・・・ジャクソン・ブラウンはたいがいNew Albumを出すと来日してくれていたのですが、新曲の予習が不十分なままに会場に行くので、「現在を歌う」ジャクソン・ブラウンになんとなく失礼な感じがするのです。ライヴは後半にヒット曲はやってくれますが、楽しいエンタテインメントとは何か違うんですよね。ミュージシャンのメッセージを味わうべき場所のような気がします。なのでニューアルバム、今のジャクソン・ブラウンとそのメッセージを受け止めるのに自分も勉強していかないと失礼な気がしてならない。なので、今回の来日公演への参加はどうしようか?考えています…(-_-;)

◆ライヴの"Fountain of sorrow".キーボードを弾きながら歌います。
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◆こちらはギターを弾きながら。声が若いよ~。10/15/1976 - Capitol Theatre。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・UDO 音楽事務所 Facebook
・Wikipedia Late For The Sky
・Wikipedia Fountain Of Sorrow
・INSPIRATION(アミューズブックス)
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Late for the Sky ジャクソン・ブラウン

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*浜田省吾「愛の世代の前に」のアルバムジャケットは"Late For The Sky"のオマージュ!

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