Cherry Bomb / チェリー・ボンブ (The Runaways / ランナウェイズ)1977



Can't stay at home,
can't stay at school
Old folks say, ya poor little fool
Down the street, I'm the girl next door
I'm the fox you've been waiting for

家にも居場所がないし
学校にもいられないのよ
大人たちが言う
おまえらビンボー・バカ・ガキだって
通りを歩けば
アタシも どこにでもいる女の子
ほんとはアンタが
待ってた女ギツネなのよ

Hello daddy, hello mom
I'm your ch-ch-cherry bomb
Hello world, I'm your wild girl
I'm your ch-ch-cherry bomb

ハロー パパ ママ 
改めて挨拶するわ
チュチュチュ…アタシ、さくらんぼ爆弾!
世間のみなさん
自由気ままな女の子だわ
チュチュチュ…アタシ、ちっちゃな爆弾!

Stone age love
and strange sounds too
Come on baby,
let me get to you
Bad nights causing teenage blues
Get down ladies
you've got nothing to lose

大昔のような恋をして
珍しい音楽を一緒に聴かない?
さあ来て!
あなたのことよく知りたいの
つまんない夜じゃ
アタシ達ユーウツになっちゃうわ
なくなって困るものなんか
何にもないんだしね!

Hello daddy, hello mom
I'm your ch-ch-cherry bomb
Hello world, I'm your wild girl
I'm your ch-ch-cherry bomb

ハロー パパ ママ
これが本当のアタシなのよ
チュチュチュ…純潔な爆弾よ!
世間のみなさん
アタシみたいにはっちゃけようよ
少女達だってスゴイのよ!

Hello daddy, hello mom
I'm your ch-ch-cherry bomb
Hello world, I'm your wild girl
I'm your ch-ch-cherry bomb

ハロー 紳士と淑女の皆様
チュチュチュ…アタシ、さくらんぼ爆弾!
世間のアタシのような女の子
アタシのようにやってみない?
チュチュチュ…あなたも さくらんぼ爆弾!

Hey street boy
what's your style
Your dead end dreams
don't make you smile
I'll give ya something to live for
Have ya, grab ya 'til your sore

ヘイ そこ行く ストリート・ボーイ
あんたなんてカッコしてんのよ
行き詰った夢しか持ってないんじゃ
笑顔だって出てこないわ
アタシが生き甲斐を教えてアゲル
アンタを掴んで離さないわ
アンタがヒリヒリ痛がるまでね!

Hello daddy, hello mom
I'm your ch-ch-cherry bomb
Hello world, I'm your wild girl
I'm your ch-ch-cherry bomb
Cherry bomb, cherry bomb
Cherry bomb, cherry bomb
Cherry bomb

ハロー パパ ママ
これがアタシの本当の姿よ
チュチュチュ…ちっちゃな爆弾よ!
ハロー 世間みんな
アタシがアンタ達の代表よ
チュチュチュ…少女だってスゴイのよ!

チェリー・ボム!
チェリー・ボム!
チェリー・ボム!

Songwriters FOWLEY, KIM / JETT, JOAN
Lyrics c Peermusic Publishing

cherry=処女の、未経験の,新しい
get to 人=連絡を取る
sore=痛い ひりひり

Released in 1977
All Japan Pop20 #3
From The Album"The Runaways"

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“Cherry Bomb!”…ランナウェイズは日本のテレビ、雑誌にもよく登場していて、ちょっとの間ですが、中高生に爆発的に人気が出ましたね!(ぎんざNOW!でも観たような気がします)

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◆邦題“チェリー・ボンブ”と付けられたものだから、沢山の中学生が“Bomb”という単語を「ボンブ」と発音して、英語の先生に「最後の“b”は発音しません」と指導されたことでしょう。そしてあなたは心のなかで『発音しないんだったらつけるんじゃねーよ』と毒づいたことでしょう。←えっ?僕だけ(-_-;)

◆“Cherry”は基本的には“cherry boy”の“cherry”でしょう(^▽^;)。ただ歌詞全体のなかでは性的なものだけでなく、同世代の若者には“爆発しようよ”って呼びかけだし、“ハロー”って挨拶されるパパ、ママ、世間には“これがアタシたち若者なのよ”っていうジェネレーション・ギャップを歌ってるのかなと思い、そんな風に意訳しちゃいました。彼女達の日本公演に来ていたのも男の子よりも女の子が多く来ていたようですね。
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◆さて、記事が長くなりますが、今日この曲を取り上げたのには理由があります。
 ランナウエィズのドラマー"サンディ・ウエスト"。彼女は女性ドラマーのパイオニアとしてファンや批評家に認められていました。
 2005年10月21日、サンディは肺癌、そして脳腫瘍の病気と闘いましたが力尽きて天に召されました(47歳とのことでした)。ちょっとサンディのことを紹介させていただきます。

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 ジョーン・ジェットは「私たちはロックンロールを演奏する女の子の夢を共有しました。サンディは活力にあふれた、力強いドラマーでした。」と語り、更に「私は友人を失った悲しみに打ちひしがれています。私たちは何時も自分たちが世界を変えるんだと語り合っていました。」と続けました。

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◆ランナウェイズが日本で大人気になったとき、クラスの男子の間でもメンバーの誰がいいか、なんて話したことがあります。もちろんブロンド&ボーカル&下着姿(!)のシェリー・カリーがダントツ。Sくんはベースのジャッキーがいいとかなりマニアック。リタ・フォードはギターは上手いんだけど一票も入りませんでした(^▽^;)。僕は…顔だけで選んだサンディ…。でも美人顔に、たくましい腕を見た時にはちょっと引いてしまい、ジョーン・ジェットに鞍替えしました!(サンディはドラマーだから仕方ないよね)

◆ランナウェイズの結成も、プロ志向のサンディとジョーンの2人から始まったようですね。サンディはプロの演奏家になりたいという野心に突き動かされ、メンバー全員が女の子のロックバンドを作るという着想を持っていたようです。1975年、音楽プロデューサーのキム・フォーリーに出会い、地区内に住むギタリストのジョーン・ジェットの電話番号を教わり、二人は出会います。フォーリーはバンドを充実させるために他の女性ミュージシャン、特にリタ・フォードとシェリー・カーリーを獲得する手助けをしたそうです。

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◆ランナウェイズは1979年に解散。サンディはプロのミュージシャンを続けるために様々な試みをしたそうです。南カリフォルニアの他のグループと演奏し、ソロアルバム『The Beat is Back』をリリースし、サンディ・ウェスト・バンドを結成。でもなかなかうまくはいかず、収入を得るためにサンディはランナウェイズ以後の年月の大部分を音楽界の外で働くことを余儀なくされてしまいました。(主に建築業界で働き、バーテンダーと獣医のアシスタントとして短期間を過ごしました) サンディ。R.I.P。

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◆文化放送 All Japan Pop20
1977年8月21日に最高位3位を記録しました!

BCRがまだまだ強い、名曲揃いのなかで3位は立派。8位デッド・エンド・キッズはスコットランドのグループ。ローラーズのフォロワーとして日本でも紹介されていました。原題“Have I The Right”。1964年に全米第5位になったハニーコムズのヒットのカバーです。

-1 あの娘はアイドル パット・マッグリン
-2 恋のゲーム ベイ・シティ・ローラーズ
-3 チェリー・ボンブ ザ・ランナウェイズ
-4 ホテル・カリフォルニア イーグルス
-5 ダンシング・クィーン アバ
-6 ふたりのラヴ・ソング カーペンターズ
-7 アイム・イン・ユー ピーター・フランプトン
-8 初恋にレッツ・ゴー! デッド・エンド・キッス
-9 ロッキーのテーマ ビル・コンティ
10 きらめく光のように オリビア・ニュートン・ジョン

◆シェリー・カーリーとギターのリタ・フォードが新作を一緒に作っているという情報が。まだ頑張ってる話を聞いて、ちょっと嬉しいです!

・いろんな情報を発見しました。
↓↓↓↓↓
・2013年1月 スラッシュとリタ・フォードとLAにて「Cherry Bomb」演ってます!
http://www.youtube.com/watch?v=1lIFZ7750rI

・2013年暮れにリタ・フォードとクリスマスソング出してました。
http://www.youtube.com/watch?v=Ahh74kx1A8U

・2014年9月 がんと闘病中のバンドの恩人を自宅で看護
http://ro69.jp/news/detail/109475

・シェリーとマリーのfacebookページ(日本の雑誌の写真など貴重です)
http://www.facebook.com/CherieAndMarieCurrie

◆日本公演の"Cherry Bomb"。会場は新宿厚生年金かな?
↓↓↓↓↓


◆ジョーン・ジェットがサンディ・ウェストを偲んでファンと一緒に"Cherry Bomb"を歌います…。
↓↓↓↓↓


◆こちらは映画「ランナウェイズ」からの"Cherry Bomb".ランナウェイズのストーリーの青春ガールズ・ムービー。
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia ランナウェイズ
・BBC News
・The Runaways Official Webサイト
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
20th Century Masters: Millennium Collection CD, Original recording remastered, Import
ザ・ランナウェイズ

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コメント

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No title

こんにちは。いつも読ませていただいてます。

懐かしい!
この時代、いつもイライラして、怒ってばっかで、不良つっぱり全盛時代。女の子もつっぱって。
かわいいって言葉も、ほとんど聞かなかったなあ。


cherry bombは花火のかんしゃく玉って意味もありますよ。
壁や道路にぶつけて破裂させて遊んだあれ。
そのイメージで聴くと、不良少女の詩に聞こえます。
ランナウェイズのおっかない顔のイメージにも合うかなと。

かんしゃく玉の不良少女イメージだと
Old folks say, ya poor little fool
Down the street, I'm the girl next door
I'm the fox you've been waiting for
年寄りは、お前はちょっと考えが足りないというけど
街を行くあたしは、もうアンタの時代とは違うの
あたしは時代が待ち望んだ次世代のずる賢い女

a girlじゃなくて、the girlって書かれてるので、作家は特別な女の子を意識してたんではないでしょうか


Hello daddy, hello mom
I'm your ch-ch-cherry bomb
Hello world, I'm your wild girl
I'm your ch-ch-cherry bomb
父さん母さん大人達
あたしは取り扱い注意のかんしゃく玉、破裂するよ!

なんて
失礼しました

おおっ、なかなかいい訳です!

50過ぎのおっさん、さん!コメントありがとうございます。“かんしゃく玉”って意味もあったんですね!ランナウェイズは日本で性的にエッチなバンド風に取り上げられましたが、おそらくいただいた訳のように受け取るのが彼女達の本望なんだろうと思いました。そうすると、チッチッチッチ…も“爆発前の秒読み”のように思えますね。ありがとうございました。

No title

懐かしい、そして、憧れの・・!という感じの思い出があるグループです。

今みたいにガールズ・バンドはそうそう居なかった・・? (確か) 斬新でしたね。
ギンザNOWで見たような・・? (笑) トシ、バレル・・・!
(^^;

上記の方の書き込みでかんしゃく玉、という日本語が・・。
あぁ、まさにぴったりだなと思いました。
私はいつも・・頭で聴いて日本語に直さないタイプなので、いざという時に良い日本語を喪失します。
この記事を読みながら・・・
聴いていた当時、自分は何と感じていたのか忘れましたが、日本語に直せないものだという感覚でずっといるんです。
だから自分だったら Cherry bomb! のまま書いていそうです。
大人になった今(とっくに、ですが) 聴いたその当時の初々しい感覚は忘れてしまっていますが、まぁ、その・・・かわいいサクランボではなく、大人な意味として受け止めます。
(^^;
なので、ごめんなさいね、さくらんぼ爆弾、は私にはかわいすぎる気が致しました。
でも、ここは意訳ですものね、これもアリですよね!

ロックを聴いてきた今だと、Helloの下りもつい 「よぉ、オヤジ、おフクロ・・・」ぐらいに訳したくなりますが。 (笑)
あ、違った、ランナウェイズは女性だった!!・・・それぐらい、彼女たちワイルドなイメージでかっこよいですね。

それと、Cherryですぐに思い出してしまうのが私にはWarrantのCherry Pie! あれも意味深なので、まぁ、ロック界で歌詞に出てくるのはそちらの傾向なのでしょうか・・・。
(^^;

この当時、私はドップリ、BCRを聴いてハマッておりました。
男性はなかなかファンになりにくいバンドでしたでしょうが・・。
その流れでギンザNOWを観ていて、彼女たちも知ったと思います。
自分ではなれないようなルックス、かっこよさ、不良っぽさ、媚びないところが好感、友達の女子にも人気でした!!

映画の方も観ましたが、こちらも良かったです。 (が、字幕なしで観たので細かいところはわかっておりませんが。)

では。









ニッポン女子にとってのランナウエィズ

はるちゃん、やっぱりランナウェイズ、びびっと来ましたね(さすが、同世代…笑)
 “50すぎのおっさん”さんのコメントの“かんしゃく玉”とさっと書かれた訳については“いいな!”って思いました。それで、それって当時の女子たちがまさにランナウェイズに対して持った気持ちを言い当ててたように思いました。ランナウエィズ日本公演の翌日の朝刊を僕は見た記憶があるのですが、やっぱり“金髪の下着姿のさくらんぼ爆弾”って取り上げられ方でした。マスコミ(とくにスポーツ新聞は)“お色気”“セクシー”見出しだと購入数が上がるそうですからね。
 でも実際に日本公演には女子の方が多かったといいます。そのあたり、女の子はおとなしく、良妻賢母の教えから、時代も女性の社会進出、ロック・洋楽がBCR、クイーン、チープ・トリックなどから女子に浸透し始めた頃、自らが爆発しそうな“かんしゃく玉なのよ”って登場したランナウェイズは、女子からしてカッコよかったんじゃないでしょうかね。
 ただ僕はやっぱり年頃の男子で、ランナウェイズさんにセクシーな魅力を感じていたので“さくらんぼ爆弾”の訳はそのままにしておきますね…テへへ(^▽^;)。

サンディは可愛かったですよね

私もサンディ派です(笑)
詳しい解説をありがとうございます。
初めて知ることも多かったです。
リタやビッキーはロック仕様の化粧のせいか小学生の私には怖かったです(笑)

そういえば、この曲の思い出で同級生の男の子がチュチュチュチュ。。と歌いながら激しく唾を飛ばしていたのを思い出しました(いかにも小学生がやりがち)

ショーンはバンドでヒット、チェリーは元々、芸能一家に生まれ、脱退後は女優を目指したと聞いています。シュリーと改名?した記憶も。双子の姉妹もいるようですが、今どうしているんでしょうね。

マリーさんは・・・?

あもーれさん、シェリーの最近の様子は本文の方に追加で書いておきました。ギターのリタと一緒にアルバムも作っているそうですよ。お姉さんのマリーさんは・・わかりません!でも、シェリーとマリーのFacebookを発見したのでそちらを見ていけば、消息はわかりそうです・・・!このFacebook、当時の日本のランナウェイズ発行物の写真が出ていたりしていて面白いです。そういえば「写真集」も出ていたなあ。なんて。

ご参考まで

チェリーとランナウェイズの時に発音を間違えてフォノグラムが表記してしまいました。後にソロアルバムでシュリーという表記に変更しています。フランス読みなのでシェリーではありません。

Old folks say, Ya poor little fool
"ビンボーガキバカ"はないでしょう!
酷すぎます。piirは可哀想な、リトルフールは単におバカさんでいいです。

CHERRY BOMB
Cherryはまだvirginのように未熟で若い新参者。Bombのようにいつ爆発するかわからない危ない事。だから思春期の粋がっている爆弾を抱えたような若者のことを指すのにぴったりな言葉です。

最近の活動の中でリタとシュリーは一緒にアルバムを作っているのではなく、シュリーのアルバムにリタがバックボーカルで参加しているだけです。ただしファーストアルバムをプロデュースしたキム・フォーリーが何曲かプロデュースしています。恩人の看病は彼のことです残念ながら先日なくなりました。

マリーはモザイクアーティストとしてebayで作品を販売しています。

現地の関係者より。

ご指摘ありがとうございます

現地の関係者様、ご指摘ありがとうございますm(__)m。シュリーという読み、つたなく酷い訳、不確かな情報を流すなど、見るに見かねたコメントだったのだろうと受け止めております(^_^;)。せっかくのご指摘事項を忘れないために和訳や解説はそのままにして、のちほど「関係者の方からコメントをいただきましたので、ご参照ください」と案内させていただこうと思います。重ねてありがとうございました!