Brandy (You're A Fine Girl) / ブランディー (Looking Glass / ルッキング・グラス)1972



Theres a port on a western bay
And it serves a hundred ships a day
Lonely sailors pass the time a way
And talk about their homes

ウエスタン・ベイのある小さな港
でもそこは1日に100もの船が訪れる
孤独な船乗りが時を過ごす場所なんだ
故郷の話なんかをして

Theres a girl in this harbor town
And she works laying whiskey down
They say Brandy, fetch another round
She serves them whisky and wine
The sailors say...

その港町にいる一人の少女
ウイスキーを作る仕事さ
みんな"ブランディー"って呼んで
おかわりを注文するんだ
すると彼女が
ウイスキーやワインを持ってきてくれる
船乗りたちが言うんだ

Brandy, you're a fine girl
< you're a fine girl >
What a good wife you would be
Your eyes could steal
a sailor from the sea

"ブランディー おまえはいい娘さ
(とてもいい娘さ)
きっといい奥さんになるよ"
"おまえの瞳は海の男たちの
心を奪い取ってしまうよ"

Brandy wears a braided chain
Made of finest silver
from the north of spain
A locket that bears
the name of the man that Brandy loves

ブランディーは編んだネックレスをつけてた
スペイン北部の銀色のいいやつだ
その先にはロケットがついていて
ブランディーの好きだった男の名が書いてある

He came on a summers day
- bearing gifts - from far away
But he made it clear he couldnt stay
The harbor was his home

ヤツは夏の日にやってきた
手土産を持って 遠くから
でもヤツは最初からここには長居できない
ここじゃない港がやつの故郷なのさ

Brandy, you're a fine girl
< you're a fine girl >
What a good wife you would be
Your eyes could steal
a sailor from the sea

"ブランディー おまえはいい娘さ
(とてもいい娘さ)
きっといい奥さんになるよ"
"おまえの瞳は海の男たちの
心を奪い取ってしまうよ"

Brandy used to watch his eyes
As he told his sailor stories
She could feel the ocean fall and rise
She saw its raging glory

ヤツが船乗りの話をするのを
ブランディはヤツの目をじっと見て
よく聞いてたものだった
まるで自分が海の上で
波が引いたり荒れたりするような話
彼女自身も
その世界の素晴らしさを理解したんだ

But he had always told the truth
Lord he was an honest man
And Brandy does her best to understand

ヤツはいつだって本当の話をしてた
ああ ヤツは正直な男だって誓うよ
ブランディーはできるだけ
ヤツのことを理解したんだ

At night when the bars close down
Brandy walks through a slient town
And loves a man who's not around
She still can hear him say
She hears him say...

夜になりバーを閉めてから
ブランディーは静かになった町を歩く
愛した男はもういない
でも彼女の耳には聞こえるんだ
ヤツがこう言っている…

Brandy, you're a fine girl
< you're a fine girl >
What a good wife you would be
Your eyes could steal
a sailor from the sea

"ブランディー おまえはいい娘さ
(とてもいい娘さ)
きっといい奥さんになるよ"
"おまえの瞳は海の男たちの
心を奪い取ってしまうよ"

Writer(s)
Elliot Lurie

fetch=取ってくる
braid=編んだ
harbor=自然の地形によって波風を避けるに適した港
port=商船などの出入りする商港

Released in 1972
US Billboard Hot100#1
From The Album"Brandy"

brandy looking

brandy.png

 KISSの「Hard Luck Woman」と「Brandy」が繋がってくるとは思ってもいませんでした。でもこの曲の歌詞。男側かからの物語を想像してみたくなったりしますよね。僕の仮説では、この曲の主人公"Brandy"が"ついてない女"(Hard Luck Woman)。ポール・スタンレーの詩人の才能もわかります。

◆この曲"Brandy"について。
「ハイスクール時代にランディって名前の可愛いガールフレンドがいたんだ。曲を作ってたらその名前が浮かんできてね。でも歌いにくくて変えてみた。ブランディーの方がずっと歌いやすかったから…」とルッキング・グラスのリーダーであるエリオット・ローリーが話しています。
 
 「おいおい僕はブランディーで歌を作ってたのを、きみたちと混同するから"マンディ"に変えたんだぜ」とバリー・マニロウが怒りそう(-_-メ)な話ですね!

◆ルッキング・グラスは1960年代後半にニュー・ジャージーで結成されました。ハード・ロックを志していたのですが、この「ブランディー」が大ヒットし、バンドのイメージが固定されてしまい、ライヴでも観客は「ブランディー」とブランディーのような曲を求めてくるので困惑したそうです。
「僕たちのグループの最大の問題は"ブランディー"が大ヒットしてしまったことなんだ。というのもこの曲は僕らのレパートリーのなかでも異色なものだった。レコードを聴いてもらえばわかるけど、僕らはハードロックのグループなんだよ。」

◆Gilbert O'Sullivanの"Alone Again(Naturally)"との1位の奪いあいですが、途中に1週だけLooking Glassが1位になります。

1972年
7.29 Alone Again(Naturally)
8.05   〃
8.12   〃
8.19   〃
8.26 Brandy(You're Fine Girl)
9.02 Alone Again(Naturally)  
9.09   〃

これがなければ、「Alone Again」が7週連続No1になった可能性があり、この年の年間No1だった"The First Time Ever I Saw Your Face"(By Roberta Flack)に代わって年間1位になったかなあなんて思うとちょっと残念。

◆たしかに見た目、髪型などもハード・ロック・バンド風かな。スタジオでの"Brandy"
↓↓↓↓↓


◆1973年33位になる"Jimmy Loves Mary Ann"
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Looking Glass
・ビルボードナンバー1ヒット1971-1985(音楽之友社)
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Brandy Import
Looking Glass ¥1,540

albumlooking.png

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コメント

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No title

懐かしい~!この曲は40数年ぶりに聴きました!今聴くと実に音楽性の高いカッコいいグループだったんですね~

40年ぶりの発見でしょう

RWさん、Brandyが、Hard Luck Womanにつながると思ってなかったでしょう~?僕もビックリしました。でも"Brandy"の物語と"Hard Luck Woman"の歌詞を同じ物語で登場人物の心理などを想像すると、解釈が成り立つんですよね~。ポール・スタンレーはどこまで創造したのかなあ。
 あと、この曲"Brandy"は娘の本名じゃなくて「通称」って感じですね。これで"Hard Luck Woman"に出てくる"Rags"が娘の名前だったりするとさらに面白いのですが・・・(これは飛躍しすぎですね)。