To Be A Man / トゥ・ビー・ア・マン (Boston / ボストン)1986



What does it take to be a man?
What does it take to see
It's all heart and soul
A gentle hand?

1人前の男になるには何が必要なんだい?
熱い心と魂 そして優しい思いやり
それがわかるにはどうしたらいい?

So easy to want and so hard to give
How can you be a man
'Till you see beyond the life you live?
Oh, what does it take to be a man?

誰もが欲しがるけど与えるのは難しい
この世の中の向う側が
見えるようにならなけりゃ
一人前にはなれないのか
ああ そうした男になるには
何が必要なんだろう?

We can be blind,
but a man tries to see
It takes tenderness
For a man to be what he can be

僕らは盲目的になるけど
一人前の男は努力して見ようとする
なりたい姿になるためには
優しさが必要なんだ

And what does it means
If you're weak or strong?
A gentle feelin'
can make it right or make it wrong
What does it take to be a man?

僕は弱いヤツ?それとも強いのか?
そのことにどれだけ意味があるのだろう?
優しい感情
それがまっとうなの?間違いなの?
一人前に男になるにはどうしたら?

The will to give and not receive
The strength to say what you believe
The heart to feel what others feel inside
To see what they can see

受け取るのではなく
与えようとする強い意志

信じることを
口に出して言う勇気

他の人の心のなかを感じて
他の人の考えを理解する思いやりの心

A man is somethin' that's real
It's not what you are
It's what you can feel
It can't be too late
To look through the hate and see
I know that's what a man can be

"一人前の男"の姿は現実的なもの
きみがどんなヤツかってことじゃなく
きみが感じることが重要なんだ
まだ遅くないよ
憎しみの感情を越えて
その先を見てみるんだ
そこに見えるものが
"一人前の男"じゃないのかい

Writer(s): Tom Scholz

Released in 1986
From The Album"Third Stage"

Boston_-_Third_Stage.jpg

◆アルバム"Third Stage"は曲の構成が面白いと思います。

-1.Amanda
-2.We're Ready
-3.The Launch
-4.Cool the Engines
-5.My Destination
-6.A New World
-7.To be a Man
-8.I Think I Like It
-9.Can'tcha Say (You Believe in Me) / Still In Love
10.Hollyann

◆アルバムジャケットと、「2.We're Ready」「4.Cool The Engines」「5.My Destination」「6.A New World」の影響かと思いますが、アルバム全体を通じての主人公は「宇宙船で旅立つ男女」。
以下、「サード・ステージ物語」。

彼が彼女に想いを告げ(1.Amanda)、
2人で宇宙を目指し出発!(2.We're Ready)、
でも焦らずエンジンを冷やしてスローダウン(4.Cool The Engines)。
でもきみを失いそうになり(5.My Destination)、
新しい世界を見つける(6.A New World)。
彼は自分の内面を見つめ(7.To Be A Man)、
変わることで自分を再発見する(8.I Think I Like It)、
彼女をずっと愛してることに気づき(9.Can'tcha Say)、
昔の想い出に浸る(10.Hollyann)…。

◆ただ、この物語には矛盾が少々。
(1)「We're Ready」で旅立ったのはきみと僕の2人なんだけど、「My Destination~Can'tcha Say」あたりの歌詞になると、どうも主人公は男一人のようなんです。"きみ"は地球に置いてきたような感じ?
(2)彼女の名前は「アマンダ」?「ホーリーアン」?

⇒(解決編)宇宙船の上で彼女とケンカしてしまった。彼女は宇宙船のなかの彼女の部屋(そういう部屋がある)があってそこに閉じこもってしまった。そこで彼は彼女のドアの前でいろんな反省をするんです。それが「To Be A Man」「I Think I Like It」「Can'tcha Say / Still In Love」。そして最後にドアを開けてくて彼女と歌う「Hollyann」。彼女の名前は「アマンダ・ホーリーアン」(これがフルネーム)…。

 都合よすぎるだろ!

◆この曲を聴いて、訳していて、Bostonの別な曲"遥かなる想い(A Man I'll Never Be)"を想い出してしまいました。

・"A Man I'll Never Be"は「僕がなれそうにない一人前の男」
・"To Be A Man"は「一人前の男になるためにはどうしたらいい?」

アルバム「Don't Look Back」から「Third Stage」へ。続編が作られたと考えていいのでしょうか。
今回、この曲で"一人前"になろうとする一定の答えが見えました。

◎大切なのは3つ
1.受け取るのではなく与えようとする強い意志
2.信じることを口に出して言う勇気
3.他の人の心のなかを感じて、
他の人の考えを理解する思いやりの心


◎どんなヤツかってことじゃなく
「感じること」が重要
憎しみの感情を越えたその先に
"一人前の男"が見えるはずだ


(PS)今回のツアーのセットリストに"A Man I'll Never Be"は入っていない様子。この曲とメドレーでやってくれたら…泣いてしまうかも(*_*)

(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Third Stage
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Third Stage Import
ボストン ¥1,732

Boston_-_Third_Stage.jpg

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コメント

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No title

ボストンは本当に最高!Third Stageもいいですね~!やはりアマンダが名曲ですが一つ一つの作りが丁寧で拘りがあるんですよね!数年に1枚しかアルバムを出さない彼れらの矜持を感じます。

人生に前向きな歌詞

RWさん、コメントありがとうございます。
ボストンは他のバンドにない作り込みがあるのでサウンドは注目ですが、歌詞も結構魅力的ですよ。内省的な歌詞があってもアルバムのなかでは前向きな曲も結構入っていて、トム・ショルツの人生観も垣間見れます。来日まであと数曲、少しずつ訳していきます。