Every Breath You Take / 見つめていたい (The Police / ポリス)1983



Every breath you take
And every move you make
Every bond you break
Every step you take
I'll be watching you

お前が息づかいするたびに
お前が動くそのたびに
お前が絆を破るたび
お前が歩くその一歩ごと
俺はずっと見張ってるよ

Every single day
And every word you say
Every game you play
Every night you stay
I'll be watching you

毎日毎日だって
お前の言葉の一言ひとことを
お前の駆け引きの一つひとつを
お前が外泊をする幾夜だって
俺はずっと見張っているよ

Oh can't you see
You belong to me
How my poor heart aches
With every step you take

ああわからないのかい
お前は俺のものなんだ
俺のちっぽけなこのハートが疼く
それもお前が歩くそのたびごとなんだ

Every move you make
And every vow you break
Every smile you fake
Every claim you stake
I'll be watching you

お前がするどの仕草だって
お前が破るどの誓いだって
お前が偽りの微笑みを浮かべるたびに
お前が権利を主張するたびに
俺はずっとお前を見てるから

Since you've gone
I been lost without a trace
I dream at night
I can only see your face
I look around
but it's you I can't replace
I feel so cold
and I long for your embrace
I keep crying baby,
baby, please

お前が俺の元を出て行ってから
俺は跡形もなく消え失せたよ
夜に夢を見るのがお前の顔ばかり
周りを見回しても
お前の代わりになるものはない
ものすごく寒いんだ
お前の姿かたちが恋しいよ
俺は泣くしかないのか
ベイビー お願いだ

Oh can't you see
You belong to me
How my poor heart aches
With every step you take

ああ わからないのかい
お前は俺と運命づけられてるんだ
俺のこのくだらない心が痛むのさ
お前が歩く その一歩ごとにね

Every move you make
And every vow you break
Every smile you fake
Every claim you stake
I'll be watching you

お前がするどの仕草だって
お前が破るどの誓いだって
お前が偽りの微笑みを浮かべるたびに
お前が権利を主張するたびに
俺はずっとお前を見てるから

Every move you make
Every step you take
I'll be watching you

お前の仕草 そのたびに
お前が歩く その一歩ごとに
俺はお前をじっと見ているからな

I'll be watching you
(Every breath you take)
(Every move you make)
(Every bond you break)
(Every step you take)
I'll be watching you

俺はお前を見張ってるんだ
(お前が息をするたびに)
(お前の仕草のそのたびに)
(お前が絆を破るたびに)
(お前が一歩歩くたびに)
俺はお前を見張ってる…

I'll be watching you
I'll be watching you
I'll be watching you.

俺はお前から目を離さない
いつだってお前を見ているよ
いつだってお前を見張ってるよ

Songwriters
Sumner, Gordon Matthew / Watt, Pieter Van Der
Lyrics © EMI Music Publishing

Released in 1983
US Billboard Hot100#1(8)
From The Album“Synchronicity”

synchronormal.jpg

ソングライターのゴードン・サムナーはスティングの本名。この曲「見つめていたい」( Every Breath You Take)は“もっとも解釈を誤解されている曲”ということで言われているようです。この曲のsongfactsに次のようにありました
この曲は脅迫観念のあるストーカーを歌った歌ですがラヴソングのように聞こえます。
何人かの人々は結婚式に使用したりしています。ポリスのフロントマンであるスティングがこの曲を書いたのは最初の彼の妻=フランシスと離婚するときに書いたのです”

◆1983年のNew Musical Expressでのインタビューにスティングは次のように言っています。
“この曲はぞっとするほど不快なちっぽけな曲(nasty little song)だよ。むしろ悪い歌と言っていい。嫉妬や監視、所有権のことを歌った曲だからね”
“この曲は歌詞がサディスティックだからそう思えるのかもしれないけどあいまいな歌詞になってると思うよ。ある見方をすれば古典的で相対的にマイナーコードを使ってるのでいい歌ともいえるしね。でもその下の歌詞では監視を続ける不快な登場人物の性格が見えるだろう。そのあいまいさが楽しめるのかな。2週間くらい前にテレビでアンディ・ギブがこの曲を女の子達ととても愛くるしく歌ってたのを見たよ。もう完全に誤解していたんだ。(笑っちゃったよ)愛やそれに近い言葉はちっとも出てこないと思うんだけどね。もう思い切り笑っちゃったよ”

◆この話を知る前から、少なくともラブラブな曲ではないし、また相手を思いやりの瞳で見つめている話ではないとは思っていましたが、ここまで自分のイヤな内面を絞り出してシンプルな曲を作ったのかとむしろ感服してしまいました。男女が別れるときの心境として、別れていく相手の「幸せを祈るよ…」ってきれいごとすぎる感じがします。
 “Since you've gone I been lost without a trace…”の部分を恥も外聞も捨てて相手にぶちまけてしまえば違うのかもしれませんが、この歌詞の主人公は心のなかではこう叫んでいても、実際の行動としてはストーカーになってしまう。まだ相手に未練を感じてるような場合、その思いの持っていきどころとして…こういうこともないではない?(そういう犯罪事件は今でも多いですよね)
スティングはnasty little songと言っていますが、そんな人間の情念と憎悪のような感情を表現した名曲ではないでしょうか。あっ決してストーカーの犯人の肩を持つわけではありませんm(__)m。
 そうそう、この歌詞の“韻”は見事です。歌っていても“take、make、break”“day、say、play、stay”“trace、face、replace、embrace”などわかりますよね!

◆全英4週連続、全米ビルボードでは8週連続1位。1984年のグラミー賞では最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・デュオ/グループ(ヴォーカル入り)を獲得してます。

◆最後にアルバム「シンクロニシティ」について。意味は「意味のある偶然の一致」のことで、日本語訳では「共時性(きょうじせい)」とのこと(-_-;)。アルバムアートワークはイギリス盤と日本盤は1種類であるが、米盤ではメンバーのモノクロ写真の配列パターンと、青、赤、黄の順番が異なったもの、青、赤、黄の代わりに金、銀、銅が印刷されているもの、色が印刷されていないものなどいろいろあるようです。ゴールドマイン誌によると93種類が確認されたとのこと。ここまでとは知らなかった。
レアの白黒バージョンと、ブロンズバージョンの写真はこちら。

synchrorare.jpg

syncrobronze.jpg

こちらのWebサイトにかなりの種類の写真が出ています。

◆TOKYO DOME ”2008年のライヴから。
↓↓↓↓↓


◆“Every Breath You Take”をサンプリングしたこの曲は1997年全米チャート12週間No1になりました。“I'll Be Missing You”です。(Notorious BIGの死を偲んでPuff DaddyとNotorious BIGの妻Faith Evans、10代のR&Bグループ“112”が参加)
↓↓↓↓↓


(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Synchronicity
・Wikipedia Every Breath You Take
・Every Breath You Take Songfacts
・Wikipedia バッド・ボーイ・レコード
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
Synchronicity [from UK, Enhanced, Import]
ザ・ポリス ¥991
*やっぱりアルバムで聴いてほしいね。
synchronormal.jpg

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コメント

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No title

この曲とホール&オーツの「プライベート・アイズ」は同じような歌詞ですよね。どちらも大好きですが、たまにニコ動なんかで、「プライベート・アイズ」のPV観ながら、パパンっと手を叩いてます(^_^;)

なるほど!

トラ猫にゃ、さん、するどい!
確かに"お前を(私的警察の)目がずっと見てるからな"って、"監視"の歌ですよね。リリース時期からすると、ホール&オーツは1981年ですから、スティングはPrivate Eyesを聞いている…。失礼を承知でスティングに「どう思いますか?」って聞いてみたくなってしまいました!

No title

いまとなってはストーカー的な内容でその頃には、男女関係夫婦関係なんて分からない世代にp(^-^)qイイネーと聞いてしまっていたのは?
今ではこの気持ちが分かりますが、もし、愛するものを置いて先立てば嫉妬を残し、浮遊霊になるかも。

怖い、怖い・・・

yazoo-bf-109さん、コメントありがとうございます!
ほんと流行っている当時は歌詞の意味を深く考えることもなかったです。「もし、愛するものを置いて先立てば嫉妬を残し、浮遊霊になるかも」って怖い。最近、お盆のシーズンだけあって、テレビで「一枚の写真」とか「ほんとうにあった怖い話」を見ていたので、しばらく幽霊の話はNGにしてください。(-_-;)

綺麗で素敵な曲だと思っていたので、和訳を拝見してぞっとしました(;^_^A
嫉妬や憎悪が見え隠れするさまが、愛の行き着く果てだったなんて…!!
曲の解説やこぼれ話?が興味深かったです

驚かれましたか

森のくまさん、さん、コメントありがとうございます。やはり歌詞の内容におどろかれましたか(^_^;)。純粋な愛でも、複雑な感情があいまって、行動の際にはいろんな形になってしまうんですねー。怖いですー。またよろしくお願いします。