I'm Easy / アイム・イージー (Keith Carradine / キース・キャラダイン)1976



It's not my way
to love you just when no one's looking
It's not my way
to take your hand if I'm not sure
It's not my way
to let you see what's going on inside of me
When it's a love you won't be needing,
you're not free

そいつは僕のやり方じゃない
人の目を避けて愛し合うなんて
そいつは僕のやり方じゃない
確信がないのにきみの手を握るなんて
そいつは僕のやり方じゃない
心の中で考えてることをきみに教えるなんて
その愛をきみが必要とされないのなら
きみは自由とは言えないね

Please stop pulling at my sleeve
if you're just playing
If you won't take the things
you make me want to give
I never cared too much for games
and this one's driving me insane
You're not half as free to wander as you claim

ちょっとふざけてるだけなら
僕の袖を引っ張るのはやめてくれ
きみが愛を受け入れないのなら
僕がきみに与えたくならないといけない
僕は恋のゲームはもう沢山だ
でも今度の恋は僕をおかしくさせてる
きみは自分が要求する半分も
自由に振る舞えてはいないんだよ

But I'm easy
I'm easy
Give the word and I'll play your game
So that's how it ought to be
Because I'm easy

でも僕は根っから気楽な男だからさ
そう何にも気にしないよ
何か言ってくれれば
恋のゲームにだって参加するのさ
そうすべきだってことなんだから
だって僕は気楽なヤツだから

Don't lead me on
if there's nowhere for you to take me
If loving you would have to be a sometime thing
I can't put bars on my insides
My love is something I can't hide
It still hurts
when I recall the times I've cried

僕をからかうのはやめてくれ
僕を連れていくところなんてないのなら
きみを時々愛することができるのなら
自分の内面を閉じ込めたりはしないよ
僕の愛は特別さ 隠すことなんてできないよ
泣いたあの時のことを思い出すだけでも
今でも心が痛いんだ

I'm easy
I'm easy
Take my hand and pull me down
I won't put up any fight
Because I'm easy

僕は単純なヤツだから
僕は気楽なヤツだから
手を握って落ち着かせてくれよ
僕はきみに逆らうようなことはしない
僕は単純なヤツだからさ

Don't do me favors,
let me watch you from a distance
'Cause when you're near,
I find it hard to keep my head
And when your eyes throw light at mine
It's enough to change my mind
Make me leave my cautious words and ways behind

お願いなんてしないよ
遠くからきみを見てるだけでいい
きみがすぐそばにいたら
僕は押さえがきかなくなってしまう
きみの瞳が僕の瞳を照らすだけで
僕の押さえる心は負けてしまうよ
慎重にと思ってたって忘れてしまうんだ

That's why I'm easy
Ya, I'm easy
Say you want me,
I'll come running
Without taking time to think
Because I'm easy
Ya, I'm easy
Take my hand and pull me down
I won't put up any fight

それが僕が気楽な理由なんだ
そう きみに逆らったって無理なんだ
僕が欲しいっていってごらん
きみが考える間もなく
僕は走ってやってくるよ
だって僕は単純なヤツなんだ
そう 至ってそんなヤツなのさ
手を取って 腰を落ち着かせてくれれば
きみに従うままなのさ

Because I'm easy
Ya, I'm easy
Give the word,
I'll play your game
So that's how it ought to be
Because I'm easy

僕は気楽なヤツなんだ
そう そんなヤツだからさ
きみと恋に落ちよう
運命には逆らわずにね
だって僕は気楽なヤツなのさ

(Keith Carradine)

cautious=用心深い

Released in 1976
US Billboard Hot100#17
From The Album“I'm Easy”

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この曲“I'm Easy”は、1975年公開のロバート・アルトマン監督の映画「ナッシュビル(Nashville)」の劇中歌です。女たらしのトム役で出演しているキース・キャラダインが実際にパブで弾き語りをします。

◆映画「ナッシュビル」について(allchinemaより)
;テネシー州ナッシュビルを舞台に、総勢24人の人間模様を描いたアルトマンお得意の群衆劇。カントリー・ソングのメッカとして有名なナッシュビルで、大統領候補のキャンペーン大会が行なわれることになった。イギリスの女性レポーターは、ベテラン歌手のヘブンを中心として、それぞれの歌手にインタビューを試みる……。スミマセン、僕は観てません…(^▽^;)

・1976年の第48回アカデミー賞の作品賞や監督賞はノミネートで終わってしまいましたが、歌曲賞は“I'm Easy”が受賞しました!(この時のアカデミー作品賞は“カッコーの巣の上で”)

◆キース・キャラダインのプロフィールです(Wikipediaを要約)
;カリフォルニア州サンマテオ出身の俳優。父親のジョン・キャラダイン、兄デヴィッド、弟ロバートも俳優の一家の生まれ育ち。コロラド州立大学で演劇を専攻するが、その後中退した。舞台に出演するようになり、ブロードウェイのミュージカル『ヘアー』に出演。そこで出会った女優のシェリー・プリンプトンとの間に娘マーサが生まれる。
 1971年に映画デビュー。ロバート・アルトマン作品に多く出演し、1975年の『ナッシュビル』では、自作曲「I 'm Easy」を歌い、1976年にはアカデミー歌曲賞を受賞している。

◆この曲の主人公の男。最初は「俺は気楽な男だからさ…」と気取ったヤツをイメージしていたのですが、そうではなくて根が至ってマジメ、そして照れ屋なんだな。恋のゲームに参加するのなんてもうウンザリ。でも今回、本気で好きになった人ができた。その人にのめり込んでいきそうな自分がちょっと恥ずかしいんじゃないかな。まあ僕は“もともと気楽なヤツ”だからさ…きみが好き好きっていうんじゃなくって、運命に従うまでのことよ…、ってゴマカシちゃってるんではないかな。

◆僕にとってはキース・キャラダインはこの曲のヒット以降お会いすることもなかった(笑)のですが、ある日突然再会しました。なんとマドンナの「Material Girl」の出演してるんですね!“ある日、マドンナから電話かかってきて即OKしたよ!”ってインタビューに答えてます。(英語ですが興味のある方はこちらをどうぞ

◆“I'm Easy”が最高位17位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles 7th August, 1976

おおっ!6位ビーチ・ボーイズと7位ビートルズが並んでる!スゲー!
9位「別れたくないのに」懐かしいです。16位ジョン・ディーコン作「マイ・ベスト・フレンド」は確か僕が生まれて初めて和訳をした曲!

-1 5 DON’T GO BREAKING MY HEART –•– Elton John and Kiki Dee
-2 2 LOVE IS ALIVE –•– Gary Wright
-3 3 MOONLIGHT FEELS RIGHT –•– Starbuck
-4 10 LET ‘EM IN –•– Wings
-5 11 YOU SHOULD BE DANCING –•– The Bee Gees
-6 8 ROCK AND ROLL MUSIC –•– The Beach Boys
-7 7 GOT TO GET YOU INTO MY LIFE –•– The Beatles
-8 1 KISS AND SAY GOODBYE –•– The Manhattans
-9 13 YOU’LL NEVER FIND ANOTHER LOVE LIKE MINE –•– Lou Rawls
10 4 AFTERNOON DELIGHT –•– The Starland Vocal Band

11 12 IF YOU KNOW WHAT I MEAN –•– Neil Diamond
12 14 TURN THE BEAT AROUND –•– Vicki Sue Robinson
13 6 GET CLOSER –•– Seals and Crofts
14 17 THIS MASQUERADE –•– George Benson
15 15 TEAR THE ROOF OFF THE SUCKER (Give Up the Funk) –•– Parliament
16 16 YOU’RE MY BEST FRIEND –•– Queen
17 19 I’M EASY –•– Keith Carradine
18 21 BABY, I LOVE YOUR WAY –•– Peter Frampton
19 28 I’D REALLY LOVE TO SEE YOU TONIGHT –•– England Dan and John Ford Coley
20 23 A FIFTH OF BEETHOVEN –•– Walter Murphy and the Big Apple Band

◆映画「ナッシュビル」の劇中でトム(キース)が“I'm Easy”を歌うシーン。
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◆第48回アカデミー賞受賞式のシーン~“I'm Easy”で受賞しました。オーディエンスにお父さんのジョン・キャラダインの姿も見えます!
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◆マドンナの「マテリアル・ガール」のPVです。キースは最初と最後に出てきます。“物質社会の女の子のハート”を最後に手に入れるのは純朴な…?
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(この記事で参考にしたページ)
Border Line Record(福岡の中古レコード屋さん)Website 
上柴とおるのポップス最前線
・Keith Carradine Official Website
・Wikipedia キース・キャラダイン
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
I'm Easy (US Release)
Keith Carradine ¥1,500
…今は手に入るのはMP3のみのようですね。
…I'm Easy単品であれば¥150です。

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気弱な男さ

アルトマンは大好きな監督で、もちろんこの映画も当時も見て、その後も何度も見ています。

めっ太さんの上げてくれたYoutubeにあるのが有名なシーンです。
自分が手をつけた女性たちが観客に並んでいます。
女性たちがみんな自分に対して歌っていると思っているのですが、実はその中で自分を拒んでいるおとなしい人妻(あのリリートムリンが演じているのがすごい。アカデミー賞にノミネートされたはず)だけに向けて歌っています。
映画の中では、気弱な男さとテロップがでていました。

キース・キャラダインが手をつけた女性の一人、クリスティ・レインズが自分に歌われているんじゃないんだと気がついて後ろを振り向くシーン。アルトマンらしくて好きです。

クリスティ・レインズは同時期の映画「サンシャイン」に出ています。
やはりバーの中でクリフ・デ・ヤングが「マイ・スイートレディ」を歌うシーンがあり、こちらは彼女に向かって歌われています。
見るたびに泣けるシーンです。
ジョン・デンバーのおばあちゃんも映画を見るたび泣いてしまうと「バック・ホーム・アゲイン」の中にあります。

やっぱ観ないとあかんね!

ぽむたんさん、ナッシュビルの解説ありがとうございます!映画では、気楽な、ではなく、気弱な、なんですね。その辺りのニュアンスも映画を観ないとわかりませんねー。何かしら見ることができて、やはり(気弱な)が合ってるなーと思ったら、直すかもしれません!ありがとうございました。