Shaving Cream / シェイビング・クリーム (Benny Bell / ベニー・ベル)1975



I have a sad story to tell you
It may hurt your feelings a bit
Last night as I walked into my bathroom
I stepped in a big pile of ...
Shaving cream,
be nice and clean
Shave every day
and you'll always look keen


悲しい話をお話します
少し気を悪くさせてしまうかもしれません
昨晩 私がバスルームに行った時のこと
足を踏み入れたのは山のような…
シェービングクリーム
身なりをきれいにしましょうね
これで毎日ヒゲを剃れば
あなたはいつだって素敵なんです


I think I'll break off with my girlfriend
Her antics are queer, I'll admit
Each time I say, "Darling, I love you"
She tells me that I'm full of ...
Shaving cream,
be nice and clean
Shave every day
and you'll always look keen


彼女と別れると思うのです
彼女の仕草は少々変わってると思いました
彼女に"愛しい人 愛してる"って言うたびに
彼女は私にこう言うのです
"私は沢山の..."
シェービングクリーム
身なりをきれいにしましょうね
これで毎日ヒゲを剃れば
あなたはいつだって素敵なんです


Our baby fell out of the window
You'd think that her head would be split
But good luck was with her that morning
She fell in a barrel of ...
Shaving cream,
be nice and clean
Shave every day
and you'll always look keen


赤ちゃんが窓から落ちてしまいました
赤ちゃんの頭は割れてしまうでしょう
でもその日の朝は幸運なことに
彼女が落ちたのは樽いっぱいの…
シェービングクリーム
身なりをきれいにしましょうね
これで毎日ヒゲを剃れば
あなたはいつだって素敵なんです


An old lady died in a bathtub
She died from a terrible fit
In order to fulfill her wishes
She was buried in six feet of ...
Shaving cream,
be nice and clean
Shave every day
and you'll always look keen


お年寄りがバスタブで死んでしまった
激しい発作に見舞われてね
彼女の希望に応えるために
彼女を埋葬するのは6フィートの…
シェービングクリーム
身なりをきれいにしましょうね
これで毎日ヒゲを剃れば
あなたはいつだって素敵なんです


When I was in France with the army
One day I looked inside my kit
I thought i would find me a sandwich
But the darn thing was loaded with ...
Shaving cream,
be nice and clean
Shave every day
and you'll always look keen


俺がフランスの軍隊にいた時に
ある日 俺の道具の中に見つけたんだ
おい、こりゃサンドイッチじゃないか?って
このどうしようもないものに
挟まってたのは…
シェービングクリーム
身なりをきれいにしましょうね
これで毎日ヒゲを剃れば
あなたはいつだって素敵なんです


And now folks my story is ended
I think it is time I should quit
And if anyone of you feel offended
Stick your head in a bucket of ...
Shaving cream,
be nice and clean
Shave every day
and you'll always look keen


さあみなさん これで私の話はおしまいです
私が退場する時間も来たのです
もし腹をたてられた方がいらっしゃるなら
あなたも頭を突っ込むといいですよ
バケツいっぱいの…
シェービングクリーム
身なりをきれいにしましょうね
これで毎日ヒゲを剃れば
あなたはいつだって素敵なんです


SONGS BENNY BELL; MADISON MUSIC, INC/BMI.

antic=おどけた仕草 おふざけ
queer=風変わりな 奇妙
a barrel of=一樽の
fit=発作
darn thing=どうしようもないもの

Released in 1975
US Billboard Hot100#30
From The Album"Shaving Cream"

1975_shaving_cream__benny_bell_01.jpg

「全米トップ40」でも『なんだろうなあ、この曲…』という曲がたまにチャート・インしてきます。
1970年代の曲がこの40年以上経っても記憶に残るための条件はいくつかあります。
 それは、
(1)チャートで最高位10~20位になる。するとかなりの確率で年間100位に入る。年間100位に入ると、チャート本やWebサイトで年間チャートを見るたびに思い出すことがある。
(2)日曜日のNHK‐FMのチャートインした曲を紹介する番組やクロスオーバーイレブンなどでFMでかかり、僕がエアチェックしてカセットテープに録音する。僕がカセットに録った曲であればいまだかなり覚えている。(C-90カセットで180本くらいまでありました)
(3)当時の大学の「全米トップ40研究会」の皆さんがOBになられて発行された曲紹介本に掲載される。僕が所持しているこれらの本に掲載されていれば、たまに目にすることがある。
 などです。

 で、このいずれも該当せず、完全に忘却の彼方に行っていた曲で思い出したのがこの曲。“ぽんたん”さんのコメントで思い出しました!あったな~この“へんな曲”(笑)。この繰り返す“Shaving Cream”のコーラス部分、頭にこびりついていたのが甦りました。(ぽんたんさん、ありがとうございます)

◆「Shaving Cream」が当時、全米トップ40でもどんな曲紹介がされていたかも思い出せません。それでも4週チャートインして最高位30位か。うん、僕も番組を毎週聴いてなかったしなあ(土曜の夜遅くなので起きていられず…zzz(-_-)zzz。

◆“悲しい話ですが聴いてください”と始まる1番、バスルームに行っていったい何が?と思ったら、コーラスは“Shaving Cream、be nice and clean…”。2番も、彼女はいつも何でいっぱいなんだ?と思うと“Shaving Cream…”。このあたりから、もう可笑しくなってきますね。パターンはすべて同じ!
 歌の歌詞を聴いていて、小話がされ、“で、それで、どうなるの?”と思わせたら『言わせねーよ』とばかしに“Shaving Cream”! 英語的には、
in a big pile of ...
I'm full of ...
in a barrel of ...
in six feet of ...
was loaded with ...
in a bucket of ...
の「…」の後に「sh…」が冒頭につく単語が入るようですが、それをすべて強引に「shaving」にしてしまう面白さがあります!

◆「Shaving Cream」はJoel Whitburnの本でも「ノベルティ・ソング」として取り上げられていました。「シェーヴィング・クリーム」を歌った歌ってことで、別に企業協賛・タイアップ曲ってわけじゃないでしょうけどね。

◆この曲を歌っていたベニー・ベル。彼はニューヨーク市のユダヤ移民の家庭に生まれました。父親は彼をユダヤ教の指導者として育てたかったようですが、色んな職業を務めた結果、行商人を経てヴォードビルやショービジネス、ミュージシャンに行きついたようです。最初にレコーディングした曲は1929年の“The Alimony Blues"。“Alimony(慰謝料)”を払うなら刑務所に住む方がまし、という男のコミカルな歌とのことで、約600曲の歌をノートやコピー用紙の切れ端に書いていたようです。
その後もコミカルな曲やノベルティ・ソングを中心に歌っていたようで、「Shaving Cream」のレコーディングは“Bell's Cocktail Party Songs record ”として1946年に行われました。

◆その古い曲が1970年代になって人気が出てきました。それはラジオDJのDr.Dementoがラジオでこの曲を好んでかけるようになったからのようです。
 Dr.Dementoは本名は「Barret Eugene "Barry" Hansen 」でアメリカの有名なラジオブロードキャスターですがそれと同時にノベルティ・ソングやコミカルでユニークなレコードのコレクターとしても有名で、彼は自分の番組のなかではそうした曲をよくかけていたようです。そして面白い曲を作るアーチストを発掘し、多くの人に紹介してきました。「Shaving Cream」のベニー・ベルもそうですし、「Beat It」のパロディ「Eat It」を歌ったパロディソングの第一人者“アル・ヤンコビック”もその一人です。

◆ベニー・ベルは1980年代も曲を作り続け、1999年に93歳で生涯を閉じました。彼の曲“Shaving Cream”はアメリカでは「ボーイ・スカウト」や「キャンプ」で歌う曲としても歌われ続けているようですよ。こちらのサイト「Boy Scout Trail」では、正式な6番までにプラスして、あと37番も歌詞が作られているようです!さすがに面倒なので訳しません(-_-;)

◆Dr.Dementoのヴァージョン。別な歌詞が出てきますね。カフェや泳ぎに行ったりドライヴとかの場面で…“Shaving Cream”!
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◆ 2010年のDr. Demento のライヴより“Shaving Cream”。アコーディオンを弾くのはアル・ヤンコビックです。(2010 at W00tstock 2.6 in Los Angeles.)
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◆BENNY BELL - TAKE A SHIP FOR YOURSELF
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(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Benny Bell
・Wikipedia Shaving Cream(SONG)
・wikipedia Dr.Demento
・Boy Scout Trail
・ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を購入!)Amazon.co.jp
シングル・アルバムともに手に入らないようです(-_-;)
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コメント

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No title

はじめまして。もちと申します。

めったさんの作品紹介、楽しく拝見&拝聴させていただいています。

ところで、あくまで参考までに、ですが、
Benny Bellのこの作品、次のコンピCDであれば入手可能です。

25 all-time novelty hits(varese sarabande)

わ、わっ!

もちさん、コメントありがとうございます!
このCDすごい!このオムニバス知りませんでした。昨日この情報いただいて調べてみたら他の曲もなかなか、ですね!懐かしくなってしまい、こんな曲あったなーと収録曲の中から一曲訳しました。今晩8時ごろ更新予定です!またよろしくお願いします!

取り上げてくださってありがとうございます

こんにちは。お礼が遅れてしまいすみませんでした。

さっそくの曲説明とバックグラウンドまで、本当にありがとうございます。
訳詞まで重ね重ね感謝です。

ミスタージョーズの対訳にも大感激。
Top40で「コンベンション72」を聞いて以来、この手のノベルティソングは意味もわからないのに大好きです。

めったさんのサイトは自分にとって神サイトです。
ひさびさにネットにはいったので、他のページも読ませていただきますね。

こちらこそ!

ぽんたんさん!お礼なんてとんでもないです!
コメントをいただいた方の想い出などをお聞きしているとそれに僕の昔の想い出が一緒に引きずられてでてきたりします。
それは楽しい!です。
これからもいろいろよろしくお願いいたします!