Dancin' Shoes / 涙のダンシング・シューズ (Nigel Olsson / ナイジェル・オルスン)1979



Too many long conversations
And no one is hearin a word
Just tryin to escape the frustrations
Till a song in the night can be heard

あまりに長い会話を何度も続けたんだ
でも言葉なんて誰も聞いていやしない
欲求不満から ただ逃れたくて
そんなとき夜の歌が流れてきたのさ…

Put on your dancin shoes
Throw out those one-night blues
Heres one to love and to chance
For a spin on that wheel of romance

ダンシング・シューズを履いてごらん
一夜の憂鬱は捨ててしまおう
ここに一つの恋がある
ロマンスの車輪をまわそうよ
そこにチャンスがあるんだよ

Too slow to unriddle your problems
Too lonely for someone to care
Long, lonely silence keeps haunting
Till the song in the night finds you there

きみの問題を解決するには遅すぎる
誰かを思いやるには自分が淋しすぎる
長く淋しい沈黙がつきまとうんだ
そして夜の歌がきみを見つけてくれる…

Put on your dancin shoes
Throw out those one-night blues
Heres one to love and to chance
For a spin on that wheel
spin on that wheel
spin on that wheel of romance

ダンシング・シューズを履いてごらん
一夜の憂鬱は捨ててしまいなよ
ここに一つの恋がある
それはロマンスの車輪をまわすためのもの
チャンスがそこにあるんだ

the face like an angel she's waiting
she smiles and looks over at you
you yearned for this situation
now finally your dreams have come true

天使のような顔をして彼女は待っている
彼女は微笑んで きみを見るんだ
こんな場面をきみは憧れていたね
そうさ いま やっと
きみの夢が実現したんだよ

Put on your dancin shoes
Sweep her away with you
Cause here's one to love and to share
caught on that wheel
caught on that wheel
caught on that wheel of romance

きみのダンシング・シューズを履いてごらん
彼女を一緒に連れて行こう
ここに愛して共に生きる人がいる
巻き込まれていいのさ
巻き込まれていいのさ
ロマンスの車輪に巻き込まれて

Songwriters: Carl Storie
lyrics c Universal Music Publishing Group

for a spin
=〔自動車・バイク・自転車を〕ちょっと走らせるために
unriddle=謎を解く 解明する
yearn=憧れる 慕う
sweep away=運び去る

Released in 1979
US Billboard Hot100#18
From The Album“Nigel”

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“Dancing Shoes”は邦題「涙のダンシング・シューズ」。邦題には勝手に“涙の”とかついちゃうんですよね!でも歌詞は涙どころか、逆に“ダンシング・シューズを履いて恋をしようよ”という内容。歌詞に忠実に邦題をつけるのなら「救いのダンシング・シューズ」または「夢のダンシング・シューズ」の方が近いか…!

★ナイジェル・オルスンの名前は、この曲のヒットで聴いたか、もしくはエルトン・ジョン・バンドで聴いたか、どっちが早いか微妙なくらい同じ時期に知ったと思います。エルトンのアルバムにはバーニー・トゥピン、ギターのデイヴィー・ジョンストン、ベースのディー・マレー、と並んでドラムのナイジェル・オルスンというのは写真付きで出てましたからね。(下の写真はGoodbye Yellow Brick Road、Captain Fantastic & The Brown Dirt Cowboyのジャケットに映るバンドメンバー)
 ギターのデイヴィー・ジョンストンはエリック・カルメンとも交流が深いギタリストで、エリックの来日公演でもギターを弾いてくれていました。

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★ナイジェルのwikipediaのバイオグラフィーを見ると、彼は古くは後にスーパートランプに加入するロジャー・ホジスンとの交流や、ユーライア・ヒープ、スペンサー・デイヴィス・グループなどにも加入しているんですね。その後、上記のデイヴィー、ディー・マレーらとエルトン・ジョンのサウンドを作る影の立役者になります。エルトンを支えるこのバンド・メンバーは結構続きますね。一時期離れたりもしましたが(お金の関係でもめたとか)、1980年には復活。最終的には1988年のアルバム“Reg Strikes Back”("I Don't Wanna Go On with You Like That"が入ってるやつ)まで関わったのかな。(ディー・マレーは1992年にガンで死去。ベースのディーとドラムのナイジェルは黄金コンビでしたが、その復活はもう見られません…)

★“Dancing Shoes”の曲の作者はインディアナ州のロック・バンド“Faith Band”にいるCarl Srorieという人。“Dancing Shoes”は1978年のアルバム「Rock'n Romance」に収録 された曲でした。“Dancing Shoes”の歌詞の“Wheel Of Romance”はこのアルバムタイトルにかかっていたんですね!

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 また、この名曲を見つけたのは誰だったのでしょうか。というのは、この“Dancing Shoes”のプロデューサーはなんと“Paul Davis”!(I Go Crazyのね) これは僕は最近まで知りませんでした。当時の「全米Top40」では曲解説などでこうした重要情報は伝えていたのだろうなあ。僕は聞き逃していた。1979年のこの頃と言えば、Paul Davisはちょうど1977年「I Go Crazy」のヒット後、1980年「Do Right」の間。プロデューサーの仕事もしていたのですね。

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★実際に魔法の“ダンシング・シューズ”があるわけじゃないだろうな。また、“a song in The night”(夜の歌)とは何を指すのかな?
 昼の喧騒やら人間関係に疲れて、一日が終わろうとしている。そんななか聞こえてくる歌…“ダンシング・シューズをはいてごらんよ…”。夜の「ラジオの曲」に救われた?もしくは「眠ってしまえば」?楽しい夢を見られるよ…そんな想像ができませんか?
 “ダンシング・シューズをはいてごらん”は「想像してごらん」。「目の前に恋に気が付くかもしれないよ」という温かいメッセージかな。

★これがオリジナル。Dancing Shoes "By" The Faith Band (With Carl Storie) なかなかいいぞ。
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★ナイジェルのもう1曲のトップ40ヒット「A Little Bit Of Soap」。1979年最高位34位。The Jarmelsの1961年全米12位のヒットのカバー。
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★ Crocodile Rockを歌うエルトン。バックは最強のバンドだ!最後に勢ぞろい。
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(この記事で参考にしたページ)
・Blue Desert Nigel Olsson
・Wikipedia Paul Davis
・Wikipedia Elton John
・Wikipedia Faith Band
ジャケット写真もここからいただきました。

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Nigel Olsson ¥1,931

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