Summertime Blues / サマータイム・ブルース (The Who / ザ・フー) 1970



I'm gonna raise a fuss,
I'm gonna raise a holler
About a workin' all summer
just to try to earn a dollar

俺は大騒ぎしたい
俺は大声を出したいんだ
夏の間ずっと働きづくめで
それも1ドル稼いだだけなのさ

Every time I call my baby,
and try to get a date
My boss says,
"No dice son, you gotta work late"
Sometimes I wonder what I'm a gonna do
But there ain't no cure
for the summertime blues

彼女に電話して
デートの約束をするたびに
ボスが言うのさ
“そんなの認められん、残業しろ”
時々どうしていいかわからなくなる
いい薬なんてないんだよ
この夏のブルース(憂鬱)にはね!

Well my mom and pop told me,
"Son you gotta make some money,
If you want to use the car
to go ridin' next Sunday"

ああ俺の親父やお袋も言うのさ
“お前もう少し稼いでくれよ
次の日曜にドライヴに
うちの車を使いたいんならね”

Well I didn't go to work,
told the boss I was sick
"Well you can't use the car
'cause you didn't work a late"
Sometimes I wonder what I'm a gonna do
But there ain't no cure
for the summertime blues

いや 俺は仕事に行かなかったんだ
ボスには病気だって言ったのさ
“そしたらお前には車は貸せない
だってお前は仕事してないからな”
もうどうしろっていうんだよ
この夏のブルース(憂鬱)に
効く薬ってないのかい?

I'm gonna take two weeks,
gonna have a fine vacation
I'm gonna take my problem
to the United Nations

2週間休みを取りたいんだ
素敵な休暇を過ごしたいんだよ
俺はなんとかしてほしくて
国際連合に“俺の問題”を持ち込むことにした

Well I called my congressman
and he said quote:
"I'd like to help you son
but you're too young to vote"
Sometimes I wonder what I'm a gonna do
But there ain't no cure
for the summertime blues

下院議員に電話で訴えた
そいつはこう言ったよ;
“なんとかしてあげたいのはやまやまだけど
きみはまだ投票もできない子供だろ”

だったらどうしろっていうんだい?
この夏のブルース(憂鬱)に
効く薬はどこにあるんだよ

Writer(s)
Eddie Cochran, Jerry Capehart

holler=叫び 大声 わめき
no dice=お断りだ 絶対ダメ
congressman=国会議員(なかでも下院議員を指す)

Released in 1970
US Billboard Hot100#38
From The Album“Live at Leeds”

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*「夏」曲特集です。過去に掲載した記事のリバイバルです。

 “夏の曲”!というと、この“サマータイム・ブルース”もすぐ頭に浮かびます!

 僕が“サマータイム・ブルース”を初めて聴いたのは、FMでやっていたブルース・スプリングスティーンがライヴで演ったカバーでした。これはこれでカッコ良かったな。そのあとThe Whoのヴァージョン。(これは1970年に全米38位になっています) オリジナルのエディのヴァージョンを聴いたのは、RCサクセションの「カバーズ」の後だったかもしれません。
 The Whoのヴァージョンはライヴアルバム“Live At Leeds”からのシングル。ちなみに、リーズ (Leeds) は、イングランド・ウェスト・ヨークシャーのシティ・オブ・リーズの中心エリアになります。いずれにしても…夏に聴きたいロックのスタンダード曲です!
 夏のユーウツ!は色々あるわけですが、それに効くクスリはありません!(夏はずっとユーウツなんだぜ!?) で、最後にお前はコドモじゃねーか!ってオチですか!

(PS)アメリカではこの歌が歌われていた当時の選挙権は21歳だった様子です。1971年7月より選挙権年齢は連邦だけでなく州及び地方選挙も一律に18歳となりました(合衆国憲法修正第26条の成立による)。ベトナム戦争の際に、18 歳以上21 歳未満の者は徴兵されるのに選挙権がないのは不当である、と主張されたのをきっかけとされているようです。この曲の影響…!?はないか(^O^)
 ちなみに「ウィキペディア選挙権」によると、選挙権が20歳以上という国は以下のようです。
20歳 - カメルーン・台湾・チュニジア・ナウル・日本☆・バーレーン・モロッコ・リヒテンシュタイン
21歳 - オマーン・ガボン・クウェート・コートジボワール・サモア・シンガポール・トンガ・パキスタン・フィジー・マレーシア・モルディブ・レバノン
25歳 - アラブ首長国連邦

◆これがオリジナル。エディ・コクラン「Summertime Blues」 1958年全米8位になりました。
↓↓↓↓


◆ブルースの「Summertime Blues」。僕はこのロックン・ロールが一番ピタッとくるな!歌詞のなかのボスや親父の役はBig Man(クラレンス・クレモンズ)が低音でつぶやきます(Big Man亡きあとは今はギターのスティーヴが代わりを務めているようですね)
↓↓↓↓


◆RCサクセション「Summer Blues」。夏のユーウツは社会問題に!
↓↓↓↓


(この記事は以下を参考にしました)
・Wikipedia 選挙権
・Wikipedia Summertime Blues
・Wikipedia Live At Leeds
ジャケット写真もここからいただきました。

(この曲を買いたい!)
Live at Leeds [Original recording remastered, Import, Live]
ザ・フー ¥1,167

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コメント

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No title

まだフーを記事にしていなかった・・!どの時代を取り上げようかと悩むところです。このワイルドな時代がいいのか、フーズネクストか四重人格か・・。

ザ・フーの時代の話をぜひ!

RWさん、コメントありがとうございます!
The WhoはRWさんのブログでまだ登場してませんでしたか!本文にもちょっと書きましたがSummertime BluesやLeeds Liveも僕はその時代に聴いてたのではなく、遡って聴いたクチであります。その時代、The Whoがどんな勢いがあったのか、どんな想い出があるのかぜひ聞きたいです!RWさんブログでの登場をお待ちしてます!